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この世の不条理を全て踏み潰し進んで行く姿を見てください。
「生き残った騎士団にも言ったんだが、変わりたいなら変わっても良いぞ、ここに居る冒険者も、もし自分が変わって救いたいなら変わっても良いぞ、自分で言うのもあれだが優しくないか?」
少し大きめの声で冒険者達に聞こえるように言う。
「えっ!は、はい、そうですね」
(性格悪く見えるわよ)
「(まぁ仕方がないだろう、牽制は必要だし、これでも俺に逆恨みして仕返しするならきっちり潰す)」
(最初から街ごと消して新たに作った方が良さそうだけど)
「(公爵や騎士団に関わり無い者はたまったもんじゃ無いだろう、それこそこの領都10万人程居るんだろ?そのうち騎士団や領主の身内なんて1万も居ないだろう?多く見積もっても5千居るか?それらが奴らのせいで被害にあったら、目も当てられないだろう?)」
(そうね正確には3743いえ、3741人ね)
「(ん?なんで減ったんだ?)」
(公爵と騎士団長の嫁にはお腹に赤ちゃんがいる?いたんだけど、拷問のせいで流れたわね)
「(そうか、それは仕方がないな)」
(貴方も少し神らしくなってきたわね)
「それで、騎士団を雇うつもりなんだが、いるかな?」
「そうですね・・・」
冷や汗を書きながら説明していく、まず俺の元で働く冒険者は拷問を見ているので、この街だと少ない、騎士団の身内や知り合いもいたので余計にとの事、居たとして復讐を考えて依頼を受ける可能性があると、ギルドで調べはするが全てわかる訳ではないと。
「うーん面倒だな、やはり消すか?」
「ま、まっ、待ってくだ、ください」
「いや大丈夫だ、街には被害を出さない、公爵や騎士団全ての身内、3741人全て殺せば問題無いだろう?」
冒険者の数人がガタッと椅子から立ち上がり、驚愕の顔をしている、騎士団に身内や知り合いが居るのだろう。
「な、何故?身内の数がわかるんですか?」
ギルマスが聞いてくる。
「また説明するの面倒だが、俺はこの世の全て魔法が使えるし作る事も出来る、探知系だろうと、心を読むだろうが、できる、調べたんだよ、そして全ての例えば頭を壊すとか心臓を壊すとかもできる、全員、どこかの上空にでも打ち上げて、そのまま落とすとかもできるぞ、そうそう、悪意とかも感じ取れるから害意があればその都度潰す、しかし面倒になれば全て潰す、今回の出来事の事の発端はラーニだ、前ラーニ公爵は何故代替わりしたかギルマスなら知ってるよな?それで今回の出来事、騎士団長や奥さんでもいい、諌める者はいなかったのか?同罪だろ?先程言ったがラーニが個人で俺に決闘を申し込むとかなら個人で済ませたさ、だが奴は軍を使った、陛下は民の命まではと懇願していた、王が俺に頭を下げる、それがどんな事か理解しているか?」
「・・・申し訳ありません、余計な事を言いました、どうか穏便に済ませて下さい」
ギルマスは深々と頭を下げて言ってくる。
「まぁいいさ、できると言う事が分かってくれればそれで良い」
「はい、精査の上、騎士団に入る者を集います」
なるべく日を空けずに投稿出来たら良いなと思ってます。
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