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この世の不条理を全て踏み潰し進んで行く姿を見てください。

「レイ侯爵、本日はどのような要件で?」


「はい、実は領地経営するのに代官が必要だと思い、陛下に紹介いただければと思いまして」


「なに!いやすまない、まさかレイ侯爵からそんな提案が来るとは思いもしなかったのでな」


「不思議ですか?」


「悪い意味ではなく、レイ侯爵なら自分で全てやってしまうと思っていたのでな」


「そうですね、できなくはないのですが、私は貴族教育とか受けてませんので、街を作る過程で王国の法律とかに抵触する可能性とかもありますので」


「いやいやそんな事気にしなくても良いのだがな、領地は王国にあるが法律とかは基本その領主が決める物だ、人道的とかに問題なければどのようにもしても構わないのだよ、その1つとかだと王国は獣人とかとも有効的にしている、なのでそれの排斥とかしなければ問題ない」


「そう、そう言う事です、排斥するつもりはありませんが、そんな事も知りませんので」


「うむ、ならば優秀な代官を派遣しよう、私もレイ侯爵に頼られるのは嬉しいのでな」


「ありがとうございます」


「うむ、任せてくれ」


 それから王城を後にした、しかしその時、王から1つ提案もあった。


(良いの?あんな事お願いされて)


「(構わないさ、別に悪い提案では無いだろう?)」


(そうかしら?明らかにこちらを監視する為の派遣じゃないのかしら?)


「(そんなの全く問題ない、監視した所でどうする事も出来ないだろう?)」


(まぁそうだけど)


 王から提案されたのは、無くなった騎士団の補充を王からも出すとの提案と騎士団長や副団長も殺してしまったので、取りまとめる者が居ないので、それらの優秀な騎士を派遣するという事。


「(探す手間が省けて良かったよ)」


(まぁそうね)


 1度王都の屋敷に戻りセバスに報告する。


「陛下からそのような提案ですか」


「やはり監視とかが目的なのか?」


「多少はあると思いますが、それよりもレイ様に恩を売る方が大きいかと、例えばこれから1000人程の兵をご自分で雇うとします、レイ様なら分かると思いますが、その中に間者がいる可能性と言うか必ずいると思います、1000人の兵を雇う、同国の他貴族なら単純に情報を得るためですが、他国の間者なら、兵の練度や街の情報とか集める為に間者を放ちます、それを陛下からの兵ならそんな心配はありませんから」


「なるほど、確かにそうだな、やはりここは甘えておいた方が良いみたいだな」


「そうですね、王に情報は入りますが、敵意があるためではありませんから」


「そうだな、後、メイドとか集まりそうか?」


「はい、それは問題ありません、レイ様の元で働きたいと考えてる使用人はいくらでもいますから、それこそ先程言った間者も居ますので、最後の確認はレイ様でお願い致します」


「ああ、それは分かっているから大丈夫だ」


 それから人員や作った屋敷の事をセバスやナルニスに話す。




なるべく日を空けずに投稿出来たら良いなと思ってます。


少しでも気になり続きを読みたいと思いましたら星やブックマークしてくれたら活動の励みになります。


よろしくお願い致します。

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