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この世の不条理を全て踏み潰し進んで行く姿を見てください。
それから今度は街の改良をする事にした、今は1階、2階程の平屋作りしかなく、住んでる住民の数から勿体ない作りをしているので、街の中心の商業区はショッピングモールを作りそこに移ってもらう事にした、作るのは簡単だが、店の場所とかが重要なので店主が集まり、店の場所を決めてもらう方針にする、ミニチュアを作り、図面も書き起こし、決めてもらう、後は散開してる店とかどうするか?この領地はとにかく広い外壁部だったり、端から端まで10キロ以上ある、商業区は街の中心だがそこだけに店がある訳ではない。
(それは気にしないで作ったら?)
「(いや、住民もマンション的なものに住んでもらう、そうするとそこにあった商店とか客が入って来なくなる、それはそれで問題なんだよ、俺がやろうとしている事は人を集めて空いた土地に闘技場とかスポーツ競技場を作りたいんだよ、スポーツとか広まればこの世界も少しは落ち着くと思うんだよな、ボールさえあれば誰でも出来るサッカーとか広まれば良いと思っている)」
(ふーん貴方の世界だとスポーツで戦争とか減るようね)
「(ああ、熱中出来る物があれば人は変わるからな、この世界娯楽が少なすぎるんだよ、それが戦争に拍車をかけてる一因だとは思う)」
(まぁそれでもそれをしたいなら1日でどうにかなる話では無いわね、優秀な代官とか居ると良いんだけどね)
「(セバスじゃダメか?)」
(セバスはあくまでも執事、行政とか多少は分かるけど専門に勉強してた訳でないでしょ)
「(そうか)」
(それにセバスに頼りすぎ、倒れるわよ)
「(執事とか何でも出来るイメージだから)」
(貴方の執事のイメージってどうなってるのよ)
「(・・・・)」
仕方がない、まずは代官を見つけるかとセバスの元に行くことにする。
「セバス代官を探したいんだが、何か良い方法はあるか?」
「陛下にお願いするのが良いかと、代官は爵位を持っている者がなるのが多いです、貴族教育や行政についても学園で学んでますからね」
「なるほど、なら王城に行くか」
そのまま王城に行き王に会えるようにお願いする、今回は急ぎでは無い事も伝えたのだがすぐに謁見出来る事になった。
「(急がなくて良いと言ったんだがな)」
(それだけ貴方との関係を大切に思ってるんでしょ)
「(まぁ急いでくれるのはありがたいから良いか)」
それから執務室に向かい、王に会う事になった。
なるべく日を空けずに投稿出来たら良いなと思ってます。
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