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この世の不条理を全て踏み潰し進んで行く姿を見てください。
洞窟から出ると開けた場所に人が集まって来ている。
「お前がレイか?」
「ん?そうだが、お前らが盗賊か?」
「盗賊、この姿を見て盗賊の訳が無いだろう」
「綺麗に揃った鎧を盗んだのか」
「ラーニ騎士団副団長ワイズだ、洞窟から出てきたな?中にはロンド団長達がいたはずだが、数が多くて恐れをなして逃げてきたか?」
「はぁーーまた同じやり取りか」
軽く呟き聞こえるように。
「ラーニ公爵に山に盗賊がいるから討伐依頼を受けて来たんだよ、盗んだ物は公爵の鎧か」
「1000もの盗賊がいる訳なかろう、洞窟から逃げて来たが逃がすわけが無い」
「逃げてきたんじゃないですよ、皆殺しにしたので次は貴方達の番です」
「何を言ってる、まだ洞窟に入って数分、あまりにも数が多く恐れをなして逃げてきたとしか考えられん」
「はいはい、ご都合主義結構」
剣を横に振るう、副団長やらそこにいた騎士が真っ二つになり。
自分が逃がさないようにとかなり後ろに建てた石垣も切り裂いた。
「しまったオリハルコンの剣だった」
副団長の周りの騎士は真っ二つになり、そのその周辺に居た騎士も怪我をおったりし阿鼻叫喚となっている。
「ぎゃゃゃゃゃゃゃゃあ」「う、腕がぁ!」「ハルンしっかりしろ」「首が、首が無い」
拡声した声で
「はいはい、黙らないともう一撃行くよ」
すぐに辺りは静かになったが、運が悪く腕や足が落ちた物は呻き声を上げ、致命傷の者は崩れ落ちていく。
「今ので2、300死んだか?」
また拡声を使い。
「外にいる者はすぐに出てこないと全員殺すよ」
ぞろぞろと茂みやらから人が現れる。
「これで全部か?なら他は獣か何かか?邪魔だから殺しておこう」
数十名隠れて居た者がその場で火だるまになる。
「獣じゃなかったか、まぁ良いかこれで全部か」
五体満足で残っているのは200名程。
「多いか?」
その場で100名程風魔法で首を狩る。
「「ヒッ」」
「はい、君たちは運良く生かされました、もう少し少なくても良いかなと思っているので聞きます、仲間が殺され自分も死にたいと思うものは手を上げて」
シーンとしている。
「なんだいないのか?残念2、30人も居れば充分なんだけど、まぁ多少多くても良いか、私はレイ、侯爵を賜ってる、知ってるよな?」
何人か首肯をする。
「ラーニ公爵、いやもうラーニで良いか、あいつは殺す事を決定している、それもただでは殺さない、火炙りにし治したり、何度も水に顔を入れ窒息させたり、地獄、地獄じゃわからんか、まぁ拷問する事を決定している、それも領民が見ている前でな、さて君達は今ラーニと一緒に拷問を受けるかの瀬戸際に居ます」
そんな事を言われ声を出さずに怯えている。
「それで助かりたい者は鎧を脱ぎ手を頭に付け膝をつけ」
ガシャガシャと鎧を脱いでいく。
「全員か?騎士らしくないなぁ」
(外のそれも広場より遠くに居た者はほとんど新兵みたいね、洞窟の中が精鋭だったみたい)
「(それでか)」
なるべく日を空けずに投稿出来たら良いなと思ってます。
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