69
この世の不条理を全て踏み潰し進んで行く姿を見てください。
今飯を食べながらダンスを見ているがずっと敵意の支線を感じる。
「王女様ちょっと失礼しますね」
「どうしたのですか?」
「王女様も化粧直しはいかがですか?」
「あらやだ私ったら、そうですねそれなら私も少し席を外しますね」
こういう席だど女性はほとんど水分を取らないらしい、ドレスを脱いだりするのも相当時間がかかるからだ、中にはすぐに脱げる物を着ている者もいるのだが、基本ドレスは1人では着れないなので水分を取らず、トイレに行かなようにしているようだ、それはさておき。
「先程からこちらを伺ってますが如何致しましたか?」
「ラーニ公爵と言う」
「ラーニ公爵?これは失礼しました公爵様ですかいやいやこちらから挨拶に行かないといけませんでしたね」
(正確悪いわよ)
「(仕方ないだろう、自分の立場とか理解出来てないんだから、親が親なら子供はこんなもんか)」
(いや、あの親もそこもで悪い訳では無いぞ、初めて見る、聞く貴方の功績、信じられない方が普通だろう、元ラーニ公爵の1番の失敗はこの子供を貴族として育てる前に引退した事だろう)
「(あーそれは仕方がないだろう、それで街が消えたらあの公爵は、少し不憫だな、街ごと消す案は無しだな)」
「今我が領は商人や冒険者が来なくなってしまった、確か貴殿は冒険者であったよな?街の近くに盗賊の根城があってな潰す事はできるか?」
「もちろんできますが、仮にも私はSランク冒険者、盗賊討伐ぐらいで出す依頼料はとんでもない金額になりますがよろしいのですか?盗賊討伐なら規模によりますがCランク相当、魔法使いが1人いるだけで討伐など簡単にできますからね」
「すまぬが所詮冒険者の依頼料なんてたかがしれていると思うのだが、依頼料はいくらぐらいなのだ?」
「私も詳しく分かりませんが白金貨数枚は行くんじゃないですかね?」
「白金貨!?それは取りすぎではないか?」
「なんなら直接ギルドに依頼してみたらどうですか?」
「いや、これも何かの縁、せっかくレイ侯爵に会えたなのだ依頼お願いしたい」
「わかりました、早速明日伺います」
「えっ?すまぬが流石に私も明日には領地に帰れない、3日後ぐらいでどうだ?」
「いいですよ、わかりましたそれなら3日後の朝伺います」
この場で嫌味でも言われるのかと思ったが依頼か。
「(盗賊討伐依頼、討伐に混じって俺を殺すつもりか?)」
(流石にそんな簡単に行くとは思ってないでしょ?)
「(いやわからんぞ、所詮冒険者って言葉から下に見ていると思うな)」
(やはり元公爵の教育がなってないとしか言えないな)
「(まぁそれは仕方がない、公爵は貴族の最高位王家以外に頭を下げる事もない、あの公爵もこんなに早く自分が引退するとは思っていなかったはずだ、色々予定が狂ってしまったんだろう)」
なるべく日を空けずに投稿出来たら良いなと思ってます。
少しでも気になり続きを読みたいと思いましたら星やブックマークしてくれたら活動の励みになります。
よろしくお願い致します。




