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この世の不条理を全て踏み潰し進んで行く姿を見てください。
また1つ精霊の事がわかったが精霊はこの星の管理者的な立場なんだろう、俺の世界の考えた精霊とは違う存在なんだと納得する事にした。
「それにしても最初に戻るがバトル的な展開は望めないか」
(そうねだから素手で戦えばそれなりにね、でもそれだって身体強化したら一撃でしょうけど、そもそも時間を遅くして強化した拳を繰り出したらどうなるの?時間を止めたら加速度はないけど遅くすれば0.1秒がどれだけ加速されるか分かる?止めると遅くするは違うのよ、言い換えれば貴方の時間が加速度的に上がっているの、普通でも体に穴を空ける事ができる、当てた瞬間爆散するかもしれないわね)
「何それ、なんか俺の考えてた事と違うんだけど?それって俺の肉体も加速度的に早くなるって事?」
(はい、そこが間違い、さっきの元に戻すって事、あれって草木の成長を進めているのよ、まぁ戻す事も出来るけど、それは置いといて、そしたらその時、土とかも一緒に腐って行ったりしちゃうじゃない、私達はそれを固定したりしてるの、だから貴方の体をその時間に留めたりしてるよの、これは光の大精霊の力ね、光の大精霊は時間も操ってるから、この世界に貴方の体に干渉なしに、1000年とかを体幹1分で進める事だってできるわよ、アイテムBOXの中を進めたりする事はその1例ね)
「なるほどって訳にはいかないがわかった気がする」
(細かい事を言ったら色々あるんだけど、貴方の体をそのまま止める事も出来るし、して欲しくないけど、進めて寿命で死ぬ事もできる、貴方の力はこの世界の現地神みたいな物なのよ)
「生きようと思えば悠久な時を生きる事もできると」
(そういう事ね)
「そうか、それはわかった、とりあえずライバル的なことは無理なんだな」
(そうね)
「なら時間も限られてるから拠点の周りの魔物だけ狩るか」
(まぁそこも間違いなんだけど、この辺言い出したらキリが無いから良いわ)
「あーそうだな時間を止めたり進みを遅くしたりすればいくらでも狩れると」
(そういう事)
「やはりわかってもなかなか受け入れらる物ではないな、時間の概念なんて学者でも無いと考えないからな、俺が光の速度で動いたら周りの進みが遅くなるとか、相対性理論だったか?そんな事も簡単に出来ると」
(相対性理論ってのが私達には分からないけど、そうね)
「まぁ時間はこのまま狩れるだけ狩るか、時間を進めて1日過ぎる事も出来たんだからこんな事も必要なかったんだろからな」
(そうね、私達があえて言わなかったのは貴方の好きなように生きて欲しいと思ったからだけど、貴方の感覚で進むと難しい問題もある事は説明したのよ、さっき言った進む事は出来るけど、面倒と言いながら楽しんだりしてるでしょ?)
「確かにそれは否定出来ない」
(そ、で、今はまた1つ知ってしまって楽しむ事が出来なくなっている、それは私達の望む事では無いのよ)
「あーそうか、わかったよ、確かに楽しめる事が少しづつ減っていく気がする」
(先程言った現地神ってのもそう、普通の生活が難しくなるでしょ?)
「そうだな」
(そんな事も出来れば自分で体感して学んで行って欲しかったのよ、貴方には悠久の時があるから)
なるべく日を空けずに投稿出来たら良いなと思ってます。
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