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この世の不条理を全て踏み潰し進んで行く姿を見てください。
早速執事の面接を始める、応募は5人か、ナルニスが時間を取らせるのも悪いと同時に面接する事にした、しかし俺の中でもう決めてしまった。
「(セバスチャンでは無いがセバスってのが居るこれで決まりだな)」
(何で?歳も行ってるし、もう少し若い方が将来的にも良いんじゃないの?それにセバスチャンって何?)
「(俺の世界では執事はセバスチャンで決まりなんだよは言い過ぎだけど執事って言ったらセバスチャンだな、能力は年の功だけあって高い)」
(確かに能力は高いわね)
「それでは1人づつ応募の動機を聞かせてくれ」
それから順番で動機を話しいきゼバスの順番が来た。
「ゼバスと申します、私は元々王城で第2王子の執事をしておりましたが、年齢もあり、引退を決めたのです、しかし商業ギルドのギルド長からお誘いがあり来たしだいです、しかしレイ様に会いきて良かったと感じてます」
「それは?」
「はい、私は長い経験から人を見る目は長けていると思います、そんな私から見てレイ様はこれからこの国に大きな変革を行うと思います、そんな時に国の要所に居た私の知識は役に立つと考えます」
「確かにな、それでな先程も自分で言っていた通り、セバスは年齢がそこそこ行っている、ならば執事をもう1人雇う、それを育てるのも含めてうちに来るか?」
「はい、喜んで務めさて頂きます」
そこから、もう1人4人の中から優秀そうなレックスを雇う事にした。
「ナルニスでは後は任せたぞ」
「はい、セバス様、レックス様、レイ様はここから面接に立ち会いません、お力添えいただけますとありがたいです」
「ナルニス様よろしくお願い致します」
「セバス様、私に敬称は不要です、私も王城で働いていたのでセバス様の噂は聞いております、こちらがご指導受ける立場になると思いますのでよろしくお願い致します」
「そうですか、それならナルニスさんよろしくお願いします」
「(切り替えが早いな、こういうのも能力の高さからなのか?)」
(そうね最初は敬語で、話を聞き、敬意忘れず、すぐに直すところは凄いと思うわよ、貴方なら、それはうーんとか実際言ってたじゃない?、普通は躊躇ったりするものだけど、相手を見てすぐに変えたんじゃないの?初めての相手ともその場ですぐにやり取りを変えられたりするのは能力よ)
「(確かにな)」
「ナルニスあとは任せる、先程言った通り、何かあれば家に来てくれ」
「はい」
「レイ様はどちらかに行かれるのですね?」
「ああ、屋敷とは別に家があってな、そちらに用事があって向かう、ここから近いからすぐに来れると思う」
「それならば私が1度ご一緒します、今後、屋敷と行き来したりする事もあると思いますので、入り方とか呼び出し方とか聞いておく方がよろしいかと」
「(確かに凄いな、すぐに対応してきたぞ)」
(そうね、貴方に仕えるのに充分な能力ね)
「わかった、よろしく頼む」
なるべく日を空けずに投稿出来たら良いなと思ってます。
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