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この世の不条理を全て踏み潰し進んで行く姿を見てください。
そんな事で謁見の日がき来た。
「やはり膝付いたりしないといけないのか?」
(前にも言ったけどこの国と敵対したいな付かなくて良いんじゃないの)
「まぁそうだよな、とりあえず王城に向かうか」
今居るのは森に作った屋敷、転移で王都の屋敷に行き、王城へ向かう、ここからなら王城まで30分ぐらいで行ける。
「レイ侯爵お待ちしてました、まずは作った礼服に着替えて頂き、謁見の作法はこの前話しましたがおさらいです」
「わかった」
着替えも済まし、王室の前の豪華な扉の前で最後の確認を行う。
「扉が開きましたら、中に入って頂き、半分程進んだ辺りで止まってください、正確な位置はありませんから、進みすぎず中程手前ぐらいがよろしいかと、そこで宰相よりレイ侯爵の紹介をされます、王様より合図がありましたら、左右に並んでい先頭の貴族の1歩前ぐらいで止まって頂き膝を付き王に挨拶、挨拶はこの前話した通り覚えて頂けましたか?」
「ああ」
「後は宰相と王で進めて行きますので膝を付いて待っていれば、顔を上げてとか言われるのでその通りにして頂ければ問題ありません、前も話しましたが、言われた事に断る等は止めてください不敬になります」
「(これだよな、敬ってないのに膝を付いたりが意味わからない、俺に国を出て欲しくないなら無いだろう?)」
(貴方の考えなら、そこは仕方がないんじゃないの?貴方が我を通すのは私達は反対しないけど、全て踏み潰して行くのが私達の望みだから)
「(ハァーー面倒だ)」
すると扉が開く、中に入り真ん中辺りで止まる、宰相より紹介が入る。
「この度侯爵に叙爵されるレイ殿です、彼は齢11でSランクに上り詰め・・・・・」
5分程功績がどうだら伯爵にフェンリルの素材を渡した等話して手前に来るように言われた。
王の手前で膝を付こうとした時に王が膝を付くのは良いと、王が立ち上がり、壇上をおりてくる、周りの貴族は何が起こっているのか分からなくザワついてる。
「レイ殿、いや改めてレイ侯爵、この度は叙爵を受けてもらいありがとう」
王が頭を下げているのを見て余計にザワついてる。
「知らぬ者も居るだろうが、彼はこの国を救ってくれ救世主だ、セイラン国に攻められた時、私は負ける事を悟っていた、それを1人で相手を蹂躙したのが彼だ、今回侯爵に叙爵したが、レイ殿がその気になれば王位すら譲るつもりだ」
さらに周りがザワつく、すると1人の貴族が発言をする。
「陛下、いくらなんでもそれは」
「ラーニ公爵発言を許していな、だが仕方がないか、ラーニ公爵、貴殿は開戦し数十万の敵を1人で屠れるか?敵国の王城に行き、1人で王の首を取って来れるか?、彼はそんな事が1人で出来る、その気になればこの国を奪う事も出来る、生まれがこの国だったから助けてもらえただけだ、理解しているか?」
「・・・・」
「そんな彼を侯爵として我が国に縛る事など出来ないが彼は受けてくれた、お礼を言えないなど有るまじき行為だ」
「陛下発言をお許しください、そこまで言われるのでしら、見ていない私達に納得出来る武を見せて頂きたい」
「・・・・レイ殿お許しください、浅慮な考えを持つ者もいるのです」
「あー構いませんよ」聞こえるか分からない小声で。
「面白い展開だ」
「なら見せましょう」
なるべく日を空けずに投稿出来たら良いなと思ってます。
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