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この世の不条理を全て踏み潰し進んで行く姿を見てください。
それにしても待たされるな、3時間程経ったか?するとノックされ文官らしき人が入ってきた。
「おまたせして申し訳ありません」
「いえ、構いませんよ、風呂に入りゆっくり出来ましたので」
「初めに、敬語は不要です、慣れないと思いますがお願い致します、それと爵位を頂く時には礼服が必要です、紋章の確認が終わりましたら採寸致しましょう、それと給金は決まった日に王城に取りに来て頂きます、本人でなくても構いません、紋章の入った印章をされた代理人と書かれた書を持たせれば受け渡しできます、あー封緘した物を渡された方が良いですね、道中で無くされたりしても受け渡しはできませんから、ご自分で取りに来られるなら問題ありません、それと領地を求められるなら寄贈できます、もしくは王都に屋敷の寄贈、いらないとは言わないでください、使わなくても問題ありませんが寄贈いたします、屋敷の場合それに伴い執事、メイド、庭師等あてがわれます、面接できますので選んでください、領地の場合騎士があてがわれます、給金はご自分で払う事になりますが、必要なければ辞めさせても構いませんが屋敷は人の手入れが入らないとすぐに廃れますし、領地も騎士が居ない統治は難しいと思います」
それから貴族のあり方等色々言われたが、普通の人がこれ覚えられるのかと言う量で不思議に思い聞いてみると、普通は執事やメイドが一緒に来るのでそちらに任せたりするが、俺の場合平民から突然の貴族、それも上位貴族になるのた、なので執事やメイドは至急揃えた方が良いと言われた、そうすれば色々頼む事が出来るし、王城から呼ばれても本人じゃなくても良い事案もあるとの事だ、それと領地は言い方変えれば縛る為の物、なので断らない、断れば不敬に当たるらしい。
「(それでも断ったらどうなる事か)」
(そうね不敬罪に問えなくてもするしかない、王とて貴方と敵対したいとは思ってなくてもせざる得ない、騎士やら出てきて殺し合いになるわね、貴方の存在は異例だからね、王はその国の絶対者下賜すると決めた物を断れば不敬、言わないと思うけど、踊れと言われて踊らないと不敬、王とはそういう者よ、貴方の国の戦国時代の大名行列、皆頭を下げる、玉座が高い位置にあるのは防御の面もあるけど、見下ろす為よ、王とはそういう存在)
「(まぁ屋敷はあっても困らないしもらうか、後は執事やメイドか選ぶの面倒だな)」
(さっきのメイド良いんじゃない、美人だし器量良いわよ)
「(なんか先程からやたら進めて来るな)」
(それはねあの子の心を読んだら不純な動機がないのよ、親に言われたでもないし、今回はあの子だけ蹴落としたりした訳ではないの、他の2人は違うけど、純粋にあの子の力量で貴方のメイドになったの、まぁ他の2人も蹴落としたりしてるけど能力は高いわよ、仲も悪くないし3人とも雇い入れるのはありね)
「(いや、でもそれだと王城の方が困るだろ?)」
(それは分からないけど聞く分には良いんじゃないの?)
「(まぁそうか一応聞いてみるか)」
なるべく日を空けずに投稿出来たら良いなと思ってます。
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