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この世の不条理を全て踏み潰し進んで行く姿を見てください。

 それにしても王城とは広いな門から見えるのが王城かと思ったら新たな門、城かと思ったら騎士の宿舎兼砦みたいになっているのか、そしてここを潜った先が城か城下の塀と変わらない城壁に囲われ裏門もあるようだがそちらも立派な作りになっている。


「(王城って凄いな)」


(まぁこの世界は戦争ばかりだからかなり強固に作っている)


「(城も攻め込まれるのを想定してかなり堅牢な作りしているな)」


(まぁ全ての市民を守る事は出来ないが、貴族街に居る者ぐらいは逃げ込める作りにしてるんじゃないか)


「(王城の中で食料があれば数ヶ月は生活出来そうだな)」


(実際そういう作りにしてるからな、隣国の同盟国とかが助けにきてくれるまで城に籠るとか、そんな想定で作っている)


 そんな事を話しているとアズセルが話しかけてきた。


「レイ殿、文官にも仕事がありすぐには会える事が出来ない、その間待合室があるのでそちらで待ってもらいたい、何かあればナルニス殿に話してもらえれば、対応出来る事なら対応致しましょう」


「はい、わかりました」


「それとレイ殿は名目上侯爵扱いになります、私達に敬語は必要ありません、敬語を使うなら自分より上の爵位の者、王族や公爵になります、まだ誰が王族や公爵かは分からないと思いますが、騎士団長で子爵、文官やメイドに爵位を持った者もおりません、王族や公爵は王室のあるフロアに行かないと会うことはないと思いますが、もし合う事があってもナルニス殿が教えてくれます、なので敬語は不要です」


「はい、でも慣れないのでこのままでも大丈夫ですか?」


「うーん、よろしくはないのですが、ナルニス殿よろしくお願いします」


 ナルニスが頷く


「何かまずいですか?」


「あのですね、レイ殿の事を知らないで、レイ殿が下手に出ているのを見て、下級貴族かな?とか勘違いする貴族も居ます、そして貴族には高圧的な者も居ます、それでレイ殿にそんな態度で出たら場合によっては不敬罪が適用されます、あー言わんとしてる事は分かります、でも貴族は隙を見せてはならないのです、もし物心も付いてないような王子が下の階に黙って誰にもバレないように遊びに来たとします、そしてそこにたまたま居た男爵の貴族にちょっかいかけて、その貴族が坊主とか小僧とか言ったのを見られたら、不敬罪でその場で打ち捨てられる可能性もあります、もちろん、そんな事になったメイド達にも重責があると思います、まぁ王城に子供が居たら王族か?ぐらい考えないといけません、そしたら坊主では無く坊ちゃんどちらから?とか王族と知らなくても不敬にならない言い方なら問題ありません、まぁ王城に呼ばれるような貴族は高圧的な態度を取るような貴族は居ないとは言いませんが、少ないとは思います、レイ殿はまだ正式な叙爵はされてませんが、扱いとしては侯爵です、紋章が認められ、王様から紋章の入った剣と書状が下賜されて正式な侯爵となります」



 そんな話しをしてたら王城に着き待合室に案内される。



なるべく日を空けずに投稿出来たら良いなと思ってます。


少しでも気になり続きを読みたいと思いましたら星やブックマークしてくれたら活動の励みになります。


よろしくお願い致します。

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