表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
38/117

38

この世の不条理を全て踏み潰し進んで行く姿を見てください。

 そろそろ王都に戻っても良いかな?と考えている。


(王都に戻るの?)


「そうだな、龍やフェンリルの素材も集まったし」


(次は何をするの?)


「王都で魔道具見て、ここで集めた魔道具と合わせて足りない魔道具を作って、王都に土地を買って屋敷を建てるのもありだな、この世界に無いような屋敷を作る」


(面白そうね)


「強固な軍事要塞的な建家にするのはありかもしれん」


(でもそれなら王都には拠点を買って、施設は人が入らない森とか別の場所に作った方が良いんじゃないの?)


「それはありだな、そこに転移陣を置いて行き来出来れば良いんだからな」


(そうそう)




 早速王都に戻り商店が並ぶ場所近くに拠点を買おうと商業ギルドに行く。


「家を買いたいんですが、商店が並ぶ大通り付近で良い物件はないですか?」


「あの付近は人気もあり、お高くなっていますが資金は大丈夫でしょうか?」


「どれくらいですか?」


「ちょうど大通り中央辺りから1本入った路地に空きがありますが月金貨3枚になります、買取ですと白金貨10枚になります」


「物件を見る事は出来ますか」


「はい、可能です」


 それから案内された家は結構大きい、部屋は8部屋、応接室、リビング、この世界では珍しい風呂もある。


「もう少し小さい家はないんですか?」


「大通り付近は豪商やそれこそ貴族の別邸とかなのでこの様な家が多いのですよ」


 転移陣を置くだけだから、こんな大きい家は必要ないんだけどな、でも商店に近い方が良いし、まぁ仕方がないか、目の前の通りを出ればすぐに商店街だし利便性も良いしな。


「ここを買います」


「えっ!借りるではなく買取ですか?」


「はい」


 その場で白金貨10枚を出す。


「こ、ここで出されても困ります、ギルドに戻りましょう」


 ギルドに戻り契約を結ぶ。


「はい、これであの家はレイ様の家になりました、それとレイ様は商人でしょうか?商業ギルドに登録もされてませんし、あの場所に家を持って商売でも始めるのでしょうか?」


「いや、私はただの冒険者ですよ、商店に近い方が買い物とか便利じゃないですか?」


「冒険者?冒険者ですと高ランクの冒険者でも冒険者ギルドに近かったり、門の近くに家を買うのはおりますが、王都の真ん中付近で家を買っても外に出るのに時間がかかりますよ?よろしいのですか?」


「ああ、全然構いません、買い物するのが目的なので」


「そうですか?それなら構いませんが」


「良い物件を買わせてもらった」


 ギルドを後にする。





「さてとりあえず、ここも普通に生活出来るぐらいには整えるか」


(住まないのに整えるの?)


「ああ、住まないにしてもある程度整えて置けば何かあった時便利だろ、それこそ誰かと打ち合わせや招く場合もあるかもしれないからな」


 家の中にベッドや応接室にテーブルやらを作り並べていく、住まないにしてもすぐに誰かが住めるぐらいにはしとくかと色々作って置いておく。


「こちらはこれぐらいで大丈夫かな?」


(問題ないでしょ冷蔵庫まであるんだから、でも住んでる形跡がないと泥棒とか入るかもしれないわね)


「こんな富裕層の区画でも心配する必要あるのか?」


(警邏もいるけどやはり高級地区だからね、それなりに泥棒とかいるわよ)


「それならば、掃除もしてくれる、警備ロボ的な物を作って置いとくか」



なるべく日を空けずに投稿出来たら良いなと思ってます。


少しでも気になり続きを読みたいと思いましたら星やブックマークしてくれたら活動の励みになります。


よろしくお願い致します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ