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この世の不条理を全て踏み潰し進んで行く姿を見てください。

 冒険者登録は出来たが何をするか?いきなりAランクになった!Aランクともなれば貴族の護衛依頼や高ランクの魔物の討伐、護衛依頼は面倒だな、お金にも困っていないが魔物の討伐かなとギルドに向かう事にする。


 お金に困ってない理由は戦争の時に相手の持ち物をほぼ回収してきて闇の大精霊で作ったストレージに入れてるからだ、騎士の中には貴族の嫡男や高ランクの冒険者の持ち物もあった、金貨は数千枚、大金貨もあり、数枚白金貨も入ってる、一生遊んで暮らせるぐらいはあるかもしれないと思うがそうでも無い、この世界貨幣価値がおかしい、食料品とかは安く手に入るが武器は少し切れ味の良い鉄の剣が金貨1枚とかする。ミスリルの剣は大金貨数枚する。


 この世界武器の値段が高すぎるんだよな、銃とか作ったらいくらで売れるんだろう?


(それは仕方がないのよ、戦争が多いから次々壊れる、資材も足りない、生産も追いつかない、色々複合して高くなってるの、貴方の銃を売ったら白金貨数枚はするんじゃないのかしら?)


「そしたら俺はそれを作って売れば遊んで暮らせるな」


(まぁ出来るけどそんな事望んでるの?)


「確かにな、やはり冒険者になって冒険しないとな」



 ギルドに着き依頼を見て回る、周りの冒険者は遠巻きに俺を見ている。


「(ギルマスから俺に絡むなと言われて絡む奴もいないから依頼も色々見て回れるな、問題は受付嬢達も目をそらすところだが)」


(それは仕方がないだろう、あれだけしたら関わりたく無いと思うさ)


「(別に普通に接してくれれば問題は無いんだがな?そんな事を言ったら教会のシスターや子供達は皆粛清対象になってしまう)」


(まぁそのうち慣れて普通に話しかけてくる者もいるんじゃないか?)


「(そうだな、おっ!これ良さそうだな)」


 1枚の依頼書を持って受付へ向かう。


「ど、どのような、ご、ご要件でしょう?」


「これを受けたい」


「こ、これは1人では」


 ハッ!


「か、かしこまりました、それでは、メルヒ領都奥のメルヒの樹海探索依頼、依頼人メルヒ伯爵様、依頼完了条件、樹海の奥の魔物、鉱石、遺物の持ち帰り、詳しい内容はメルヒ伯爵様にお伺いください、こちらは伯爵様への面会書でございます、こちらをお持ちになられました、伯爵様の御屋敷への入れると思いますが、伯爵本人では無く、従者や騎士団との面会になると思います」


「伯爵本人とは面会出来ないのか?」


「き、基本貴族が直接出てくる事はあまりありません、従者や騎士が対応します、な、何か?気に触りましたか?」


「いや、1度貴族ってどんな者か見てみたいと思っただけだから構わない」


「えーっと気を悪くしないでくださいね、戦争で出てきた騎士団は騎士爵だったり、騎士団長辺りなら男爵位ぐらいは持っていたと思います、あ、あの戦争で倒した騎士団は爵位を持っていたはずです、それとSランクの冒険者は伯爵位と同等、下賜されて伯爵位、実績によっては侯爵位を持っている者もいます」


「そうなのか?」


「Sランク冒険者が出奔なんてしたら無能な王と言われてもおかしくありません、Sランク冒険者なら魔物の氾濫や戦争でも充分な戦力になりますから」


「そうか、でも冒険者の醍醐味は自由だろう?縛り付けるのか?」


「し、縛り付けるとは違いますね、もちろん出ていく事はありますよ、で、でも国から貴族としての給金や土地や屋敷も貰える、そんな国から出たいと思わない、思わせないのが目的ですね」


「なるほど」


 色々情報も聞けたなとギルドを後にする。




なるべく日を空けずに投稿出来たら良いなと思ってます。


少しでも気になり続きを読みたいと思いましたら星やブックマークしてくれたら活動の励みになります。


よろしくお願い致します。

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