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この世の不条理を全て踏み潰し進んで行く姿を見てください。

「そんなにか?」


「はい、一瞬で死体の山が築かれました、うちの国の冒険者で無くて良かったと言うべきなのか?」


「奴らはAランクとCランクだったよな?それなりの冒険者だったのに一瞬か」


「切り刻むだけなら出来る者もいるかもしれませんが、相手はAランクも含まれる冒険者、そして結界を構築した上で切り刻んでいます、それにここで見た火魔法ではありません、風の魔法です、その気になれば死体すら残さず殺せたはずです」


「やはり周りに周知するしかないな、絶対に敵対するなと」


「冒険者は何とかなると思いますが、貴族ですね、我が国には少ないですがやはり選民思想の貴族は居ますからね」


「そいつらが勝手に潰れるの良いが、それによりこの国が危機に晒される可能性もあるからな、俺の方からも王に働きかけてみるが押さえるのは難しいだろうな、目に止まらないように願うしかないな」




 レンはある宿屋の1室でギルマスのやり取りを覗いて見ている。


(貴方が言った嫌な貴族が手を出してくるかもだって)


「まぁそれは想定通りだから良いさ、それよりもこれだよポーション」


(貴方に必要ないでしょ?)


「違う、このポーションはあのAランク冒険者が持ってた物だが1時的に体力と魔力を上げる、傷を治すとか毒消しは見た事あったがバフ効果のポーションは初めて見たぞ」


(ダンジョン産のポーションね、光の精霊の加護が付いてるのよ、大精霊じゃ無いわよ、ダンジョンに居た名も無き精霊の加護ね、私達の加護があったら、1時的では無いし、もっと高性能なポーションになるわよ)


「精霊はなんでもありだな」


(精霊はこの世の理って話したでしょ、魔法しかり、物理しかり全て精霊の力が宿ってる、世界や人間の体内の魔素だって精霊が根源よ)


「なぁ例えばエクスカリバーを作りたいと思えば作れるのか?」


(貴方の言うエクスカリバーが感覚でしか分からないけど、硬度はこの世で1番固く出来るし、火の魔力や水の魔力を付ける事も出来る、相手の魔力を奪う事も出来るし石化や毒も付けられるわよ、それをエクスカリバーと呼ぶならそうなんじゃない?)


「銃も作れるか?」


(構造を理解していれば作れるんじゃないの?風や闇の精霊の力を使えば貴方達の世界より早く重い弾でも撃てるし、前に言った水爆とやらも作れるのだからそんなの簡単でしょ?ちなみに素材を作る事もできるけど、なるべくあるもの使って欲しいかな?)


「何故だ?」


(貴方達の世界で言う質量保存の法則、無から色々作ると変わるのよね、剣の1本とかで問題にならないけど、なるべくあるもので作った方が問題が起きない、大量に作るとなると私達が色々力を使わないとならないからね)


「深く聞いても理解出来ないがなるべくある物で作る、要するに土を使って作ったりすれば良いのだろう?」


(そ、無で無ければ大丈夫、土を固めて炭素だろうがダイヤだろうが作れるし、ダイヤに魔力を乗せれオリハルコンも作れるしね、ちなみにミスリルは金と銀を融合して魔力を乗せるのよ)


「オリハルコンは何となくイメージ出来るが金と銀?柔らかそうな金属になりそうなんだけど」


(柔らかいわよ、そこで魔力よ、金は魔力をいくらでも吸うの、でも金のみだとミスリルにはならない、銀を混ぜて初めてミスリルになるの、比率は3:2で金が多めね、鋼より固く、どんな魔法を乗せる事が出来る、オリハルコンはさらに固く、魔法の増幅もしてくれる、そして軽い羽と言っていいくらいね、貴方の言うエクスカリバーはオリハルコンで作った剣じゃないかしら?



なるべく日を空けずに投稿出来たら良いなと思ってます。


少しでも気になり続きを読みたいと思いましたら星やブックマークしてくれたら活動の励みになります。


よろしくお願い致します。

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