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この世の不条理を全て踏み潰し進んで行く姿を見てください。

「(ダンジョンか面白そうだな)」


(そうか?地下40層まであるダンジョンだ、最奥のボスは龍種、普通の人間では倒すの難しいだろう)


「(そう言うのは言わないでくれよ)」


(そうか、すまないな、だが貴方ならすぐに攻略出来るだろうし、楽しいのか疑問なんだが)


「(まぁ確かにそうなんだが)」


(前にも言ったが、ダンジョンの魔物だろうと生きている、貴方の楽しみ方をするならば蹂躙だ、最下層まで行き見に行くならば分かるが攻略となるなら話は別だ)


「(確かにそうだが、そんな事を言ったら楽しめないだろう)」


(ああ、すまない、そんなつもりで言った訳では無いのだが、楽しむつもりならそうなると言っただけだ)


「(確かにな、でもどんな風になっているのかとか楽しんでも良いだろ)」


(もちろんだ、私も咎める為に言った訳ではない、また、弱いとかそんな風になるのが分かるのでな)


「(そうだよな、言われて見ればそうなんだが、戦わないにしても、道中何があるかとか楽しみ方はあるだろう)」


(そうだな、ならば私からは余計な情報は入れないようにしよう)


「(知りたいと思った時に教えてくれるとありがたいな)」


(わかった、それで次は商業ギルドに行くのか?)


「(いや、そっちは大丈夫だ、これから王城を見に行く)」


 王城を見に行くと、結構な参列者が居る。


「(結構人が居るな)」


(この国は王城見学も出来るし、商人等の出入りも多いわ)


「(王城見学は何処まで出来るんだろう)」


(1階層だけよ)


「(そうか、俺はとりあえず、文官達が居る辺りを見に行くか、色々分かるだろうし)」


 体を透明化し中に入っていく。


「(やはりあったかエレベーター)」


(魔石使ってエレベーターにしてるのね、これなら攻め入るのにここからしか行けないから上は安全ね)


「(場外からハシゴとか使えば別だが中からは難しいだろうな)」


(後は竜騎士とかね、まぁ竜騎士なんて数が少ないからどうにもならないと思うけど)


「(竜騎士か少し憧れるな)」


(自分が竜、いや龍にさえなれるのに?)


「(それとは別だよ、それよりこの世界の龍と竜の違いは?)」


(竜はどちらかと言うと羽はあるけど大蛇に近いかしら?知能も低い、龍は人間の言語も理解してる、人化する事もできる者もいるわ、神格を持っている者もいるわね)


「(なるほど、大きさも違うんだろ?)」


(そうよ、竜は4、5mってところかしら?龍は2、30mはあるかしら?)


「(そんなのでよく人乗せられるな?)」


(それは魔法も使ってるし、それに普通に牛とか足で持ち上げるから人間ぐらい余裕よ)


「(なるほどね、だいたいわかった、よし上に向かおう)」


「(作りはクヌート国の王城と大して違わないな、おっ!あれが文官の部屋か)」


「壁についてもっと分かる事はないのか」


「突然川沿いに壁ができたので、川を渡っていたものと連絡が取れなくなったと言う事しか」


「まずいな、あの天から降ってきた球から逃げ、止んでまた入った所で壁が出来た、捕まらなければ良いのだが」


「(斥候かなんか送り込んだのか?)」


(みたいね)


「(それはお気の毒にとしか言いようがないな)」


(排除しないの?)


「(俺が殺したりすればそれは国際問題になる、勝手に野垂れ死んだのなら、不法入国だから問題ないと死体の1部でも持ってきて、死んでましたよって言った方が、言い訳も出来ないだろう)」


(そんなもの?)


「(例えば国民には本日あそこに塀を作ると通達してあった、自分の領土だし、問題ない、しかし勝手に入って塀に挟まれたとしても文句は言えないどころか、下手したらこちらから賠償問題として請求出来るだろう、王都を落としたのはクヌートだ、横から掠め取ったと言うことになるからな)」


(なるほどね)


風邪を引いてから体調が悪く、少しづつですが更新出来たらと思います。


なるべく日を空けずに投稿出来たら良いなと思ってます。


少しでも気になり続きを読みたいと思いましたら星やブックマークしてくれたら活動の励みになります。


よろしくお願い致します。

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