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この世の不条理を全て踏み潰し進んで行く姿を見てください。
そして街中に突然鳴り響く轟音と地響き。
「「ぎゃゃゃゃゃゃゃゃあ」」
「「うぁぁぁぁ」」
「「助けてー」」
王都中に悲鳴が鳴り響く、そして玉座の天井が弾け飛び空が見える、そこに居た者が球に当たり肉塊とかし通り過ぎた球が地面に付き爆裂しクレーターが出来る。
「ああー」
王が膝をつき叫んでいる。
「どうだ?感想はこれが神の力だよ」
俺は拳大の鋼鉄を成層圏から数十万個降らして、王都中に小さい隕石が降り注ぐ、クレーターの大きさは10m程だが数がちがう、そしてこれを地方の領都や街にも行っている。
「さて王都でどれくらい生き残れるか、王と王子は最後まで見させてやるから安心しろ」
王と王子と上空に飛ぶ。
「ここならよく見えるだろう」
王都の建物が壊れいくつものクレーターが出来ている。
「ほらここからなら見れるだろう、隣の領都、煙が上がっているな、あちらも同じ状況だ、この国の領都、街、全てに同じ事を行っている」
「な、何故ここまで」
「ん?なぁ王ならばクヌート国がどうやってセイラン国に勝ったか知ってるよな、そんな国に手を出す事がどうなるか想像つかなかったか?ああ、王子がとか言うなよ、俺はお前らの心も読める、王子が報告に来て、お前も了承しただろ、ほら退任した先王と王妃の領地、お前の父だな直撃して2人とも跡形もなく死んだぞ」
上空に映像を映し出す。
「あれは妹だろ」
爆風に巻き込まれて騎士に守ってもらったが、その騎士は吹き飛び、王女は片手が無くなっている。
「さすが王家の血筋、運を持っているな、まだ生きているぞ」
「メ、メイリーン」
「ああ」
「ほらよく見とけ、お前らの行動でこの国がどうなるのか、本当に浅はかだよな、セイラン国の王も貴族も皆殺しにした存在、もちろん聞いてたよな、それに喧嘩を売った末路」
「許してください」
「私の命で許してください」
「お前らの命にそんな価値があるのか?王の命もスラムの子供も命の価値は同じだ、何を勘違いしている、お前らの行動で俺の怒りを買った、何故セイラン国が滅びたか分かっているか?セイラン国はクヌート国の国土が欲しく、民を奴隷化しようとしていた、そんな事が許されると思うか?セイラン国も神の怒りに触れた、それの報復だろ、あの魔道士が殺した商人、冒険者は俺の領都の人間だ、知らなかったとは言え俺の物を傷つけた、それに他の街や村も魔物に襲わせた、お前らのやっている事を俺がやっている、自分らがこの立場になるとは考えなかったのか?」
話している間にも街の姿が変わっていく、王城は崩れ去り、助かってた王女も巻き込まれ死んでいる、街もほぼ崩れ去り、無傷の建物はほぼない。
「最後だ」
王と王子を上空から投げ捨てる、悲鳴を上げながら落ちていく、もちろん地面に当たり2人とも死んだ。
「(思ったより生き残ったな)」
(そうねと言っても1000人も居ないわよ)
「(まぁしかしこの後も増えるだろう、物資もないここから隣の街に行ったて壊滅している、助かるには隣国に行くしかない)」
(ここはこのままにしておくの?)
「(ああ、そうだな戻して住める環境にするか)」
(まぁそれなら大丈夫かしら)
街や村はそのままにし、森や山などを元に戻す。
「(これで大丈夫だろ?)」
(そうね)
なるべく日を空けずに投稿出来たら良いなと思ってます。
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