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この世の不条理を全て踏み潰し進んで行く姿を見てください。
「なるほど、1つお聞きしたいのですが、さらに闇に潜る様な事があったとしても?」
「それは物理的にか?それとも、もっと大きな組織や結託してとかか?」
「どちらもですが、いや組織や結託しても無理そうですね、そうなるも地下道や下水道に潜ったりですね」
「構わんよ、そうだな、お前らの組織の人間が現在、157人、ここに68人居るのか、そして領都の商会、トーマス商会に1人潜ってるな、死んだ騎士の中にも居たのか、それは悪い事をしたな、それと・・・・・・」
そうやってこの組織の人間が今何処に居るか、何をしてるか、事細かく話していく。
「わかりました、何処に居ようが関係ないのですね」
「ああ、お前らが何処に居ようが把握できる、そして排除も出来る」
「本当に規格外ですね」
「それでどうする?」
「わかりました、貴方の元で働きましょう」
「そうか、それは良かったよ」
「詳細は後日纏めよう、まずは身内にも知らせないと行けないだろ?」
「そうですね、もしかしたら去る者も居るかもしれませんし」
「それとお前らの所に来たのはお前らがここで1番大きな組織と言うのもあるが、他の組織を纏めてもらいたいと言うのもあるからだ」
「そうですか、しかし敵対組織とは少し時間が必要かもしれません、それとギルイと言う頭が居る組織は無理だと思います、数は少ないですが奴らは仁義とかありませんから」
「ああ、それは気にしなくて良い、これから会ってくる」
「そうですか、お気を付けて」
「では行ってくる」
その場を後にしギルイの元に向かう。
「ボス宜しかったのですか?」
「ああ、敵対したら全て消されるだろう、お前らには分からないかも知れないが、あれは化け物と言うのは悪いが人間のそれとは違う、神とかそんな類の者だ」
「ボスのスキルですか?」
「ああ、未来視、こっちに進むとどうなるかとかが大まかに見える、俺はそれでこの組織を大きくした、彼と敵対したら俺だけでなく、お前らも全て真っ黒な闇に引きずり込まれる、しかし、逆に手を組めば皆が幸せになると出ていた、そしてギルイ達はその闇に飲まれると出ているな」
「そうですか、良かったですね、俺もあんな騎士達を見た後に敵対したいとは思いませんでした」
「そうだな、ギルイ達の行く末は気になるが良いだろう、とりあえず、他の組織の代表と話をする、言付けを頼む、それと遠目で良い、ギルイに向かった俺らの新たなボスだな、何かあったら助けられるように見張ってくれ、まぁ何も無いと思うがな」
「はい、わかりました」
手下が走って去っていくと1人呟く。
「俺の所に最初に来てくれたのは僥倖だったな、敵対するつもりは元々無かったが、この街から去る未来も見えたからな」
なるべく日を空けずに投稿出来たら良いなと思ってます。
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