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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
†フェアリー・ディファレント†

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『93』 ゲームの大技!!

「はぁぁ………うん、やろう!!」


『何かする気だな。そう思い通りにさせてたまるか!!』





 _____ドォンッ!!ガサガサガサガサ!!_____






「よじ登ってきた………てことは、ここまで一気に瞬間移動をするっていう力は無いみたいだね。まぁ、這っているだけでこのスピードは異常だけど」


『がぁぁぁぁぁ!!!!』






 _____ガチンッ!!_____





『チッ……………飛んだか。ちょこまかと鬱陶しい小娘だ』


「そっちこそ、ガサガサ動いて五月蝿くて、すこぶる気持ち悪いムカデだよ」


『ハハハッ!!それは褒め言葉として受け取らせてもらおう!!』



 私の居るマツタケの上まで、何とも言えない猛スピードで這い上がってきたムカデの噛みつき攻撃を瞬間移動でかわした。

 その後に何か言ってきたから言い返したら、笑われて開き直られた。

  地面に着地した私は早速、技を出す準備に入った。ちゃんと技を出すところから再現する。

 要らないかなって最初は思ったけど、変に省いてみてミスったら嫌だから一から十までちゃんとやっていきます。


 全然言うことを聞いてくれない暴れ馬のような灰色のスキルを何とか剣に纏わせようとした。ゲームでは全身に属性を纏ってから、その属性を剣に纏うという最初の動作がある。

 スキル自体は元から体に嫌と言うほど纏わり付いているから、剣に纏うだけなんだけど、それが結構難しい。ビックリするくらいに言うことを聞いてくれない。



「はぁぁぁ………!!言うこと………聞けぇぇぇえええ!!!!」






 ____キィィィン!!ドシュゥゥゥ!!____






「うおっと……!!ふぅ………一気に吸い込んじゃった………今のはちょっと色々と危なかったかも」


『させるかぁぁぁぁ!!!!』


「来るなぁぁぁぁ!!!!」





 

 ____キィィィン!!ズドォォォン!!メキメキメキッ!!____






『オボボボボ……!!ごぁっ………!!かぁっ………!!』


「叫んだら、スキルが勝手に守ってくれた………今のは有り難かったよ」



 剣にスキルを纏った瞬間にムカデが突っ込んできたけど、剣に纏ったスキルが勝手にムカデを吹っ飛ばしてくれたので、私がダメージを受けることはなかった。自動で守ってくれるって便利なシステムだね。


 最初の動作を終えて次の動作に移った。

 今度は、動作というか頭の中で動きのイメージをしている。32回の連続斬り………なかなか体力を削られそうなものだね。

 無駄な動きを少なくしないと、高速で32回の連続攻撃をペースを乱すことなく決めることが出来なくなる。


 ゲームの動きをそっくりそのまま真似するのも良いんだけど、もう少し無駄な動きを少なくできないかと探っていた。元々から無駄な動きが無いから、殆ど少なくするところなんて無い。

 無理に動きを無くすというのなら、最後の決めポーズみたいなところぐらいしか無いし。最後無くしたところで何も変わらないし。


 うーん、やっぱり完コピしか無いようだね。あまり悩んでいると、せっかくスキルが勝手に吹っ飛ばしてくれたムカデが起き上がっちゃうからね。

 

 もう、完コピでいこう!!



「………………………ふぅぅ…………はぁぁ……………!!」


『クソッ………!!何なんだ………!!スキルが勝手に小娘を守ったように思えたが………』


「はぁぁぁぁ…………!!」






 ____キィィィン!!ヒュォォォン!!_____






『スキルが小娘を包み始めた……!?しかも、剣のスキルの密度まで上がっているようにも見える………!!これは本気で止めにいかないとマズいな!!』






 ____ガサガサガサガサ!!ブォン!!_____






「……………………………ジ…………エンド」


『終わりなのは貴様________』






 ____ガキィィンッ!!____






『なっ………!!弾かれ_______』


「”終末神星連煌撃ラグナロク・エクプリス”!!」





 ___ズバンッ!!キィンキィンキィンキィンキィンキィンキィンキィンキィン………!!____






『あががががががが!!!!』


「うおぉぉぉあぁぁぉぁぁ!!!!!!!!」

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