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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
†フェアリー・ディファレント†

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『80』 正面突破!!

『さて、どう動いてくるか………?』


「アヤヒ、俺達は今度はどうすればいい?1回、様子を見て相手の行動パターンを読むか?」


「…………………………………………」


「お、おい?どうしたんだ?ラグってんのか?」


「……………………ふぅ……………………」






 _____シュン!!_____






「お、おい………!!まさか、アイツ………1人でやる気か!?」


『おぉ~、何て勇敢な。嫌、無謀と言った方が相応しいかな?人間1人で私に挑むとは………愚かな!!』


「らぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」



 



 _____キィィィィン!!ズガァァン!!_____






 ドラゴンに1人で突っ込んでいった。瞬間移動をしながら、両手の剣に灰色のスキルを纏ってドラゴンに向かって連続で斬り付けた。

 その連続斬りは、簡単に見切られて全部弾かれてしまった。2人が何やら叫んでいるみたいだけど、何を言ってるのかは殆ど聞き取ることが出来なかった。

 多分、また3人で上手いことやって隙を作ろうって話をするつもりなんだろう。でもね………3人でやろうとしても、どうせ見抜かれて終わりだよ。


 そもそも、こういう戦いで協力するっていうことが、誰か1人が不意打ちを出来るようにするために仲間と一緒に無理矢理隙を作るってことだからね。

 

 どんな方法でも、それが基本だと思うから、最初の作戦が簡単に破られた時点で、協力して倒すっていうのは無理がある。そうなったらもう、1人で突っ込んでいくしかないでしょ。

 それしか勝つ方法が無いんだよ。1人で突っ込んで、ドラゴンに見切れないような攻撃をするしか無い!!


 連続斬りの後は、すぐに体勢を立て直し、そこからドラゴンの足元に瞬間移動をして、膝の辺りを狙って十字の形に斬り付けた。それは少し掠っただけで、ダメージというダメージにはならなかった。



『本気を出し始めたか。ならば、こちらも全力で相手させてもらおう!!』


「そもそもよぉ………何でこんなことになってんだよ。俺達はここから先に行きたいだけなのによぉ………」


「ほんと、それな。てか、あのベテラン気取りの野郎が招いたんだから、アイツが責任を取るべきだろ」







 ___シュン!!シュン!!ブォン!!ズドォォォン!!メキメキメキッ!!____






「うらぁぁぁぁ!!!!さっさとやられろぉぉぉ!!!!」


「アイツ、事あるごとに女の子とは思えない叫び声出すよな。そろそろ喉いかれるんじゃね?」


「まず、動きが女の子じゃねぇよ。女の子どころが人間の動きをしてねぇよ………化け物過ぎる」


「だが………!!そんなことを平然とやってるのけるアヤテトに痺れるぅ憧れ_____」






 _____ブォン!!ズガガガガッ!!____






「『ぎゃぁぁぁ!!??何か飛んできた!?』」


『ガハッ………!!まさか………片足を持っていかれるとは………』


「まだ、終わりにするつもりは無い」


「えっ?えっ?今のって足なの?」


「えっ…………足って飛んだら、あんなズガガッ!!って音するの…………?」



 ようやく、足1本を切り落とすことが出来た。瞬間移動の基本が私と一緒なら、足さえ動かないようにすれば、瞬間移動を出来ないはず。足に何かの力を纏って瞬間移動をするんだから、力を纏うものが無ければ使えないっていう考えです。


 切ったのが片足だけだから、気合いで何とかやっちゃいそうな気がするんだよ。でも、バランスが取りづらくなっているから、ある程度の隙が出来やすくなっていると思う。


 この隙に………一気に攻める!!



「行動不能まで持ち込む、殺しはしないから」


『殺しはしない、か…………戦いには、そんな甘いことが許される訳がないだろうが!!!!』





 ____ミチミチミチッ!!____





「うへっあ!?切った足が………生えてきた!?」


「トカゲかよ!?………うん?ドラゴンって空飛ぶトカゲみてぇなもんだから普通なのか?」


「無駄なこと考えているなら手伝ってよ!!そろそろ厳しい!!」


「『嫌、無理無理』」


「何でよ!?」

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