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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
†フェアリー・ディファレント†

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『57』 夕飯の買い出し【Ⅲ】

「ふぅ~、何か今日は結構買い物に時間使ってるな。いつもなら、もう終わって夕飯の支度しているところだな」


「まだ肉とちょっとした野菜しか買ってねぇもんな。せっかくだし、良い感じのデザートになりそうなフルーツでも買いてぇし」


「アヤヒはどうする?フルーツとかいるか?」


「うん、この世界の果物………ちょっと食べてみたいかも」



 かれこれ、結構な時間を買い物に使っている。日がどんどん沈んでいっている。買い物に関係ない寄り道とか、さっきまでのように遊んでいたりしたから、その分の時間っていうのもあるかもしれない。

 

 本当に肉とちょっとした野菜みたいのしか買っていない。野菜みたいって言ったのは、これが本当に野菜なのかっていうのが心配になるような物だったから。

 買っている様子を見ていたんだけどね?ラークさんが選んでいた野菜は、全体的に棘みたいのが生えているキャベツ的な何かとか、白菜のような形をしているんだけど、色が真っ赤な色に染まった何かとか………そんな感じのばっかりだった。


 そんな中でも驚いたのが、ただの雑草にしか見えない何かだった。明らかに雑草でしょみたいな細い草みたいなのを一生懸命、専用の袋に詰めていたラークさん。

 この世界じゃ普通のことなんだろうけど、この世界から見て、異世界から来た私からすると、もう雑草を袋詰めにしているようにしか見えないんだよね。


 嫌、これはもう……日本から誰か連れてきて見せてあげたいよ。日本に住む私達にとって、この世界の食べ物がどれだけ驚くような物が揃いに揃っているのかを知ってもらいたい。

 

 雑草もそうだけど………この真っ赤な白菜も気になるんだけどなぁ………ラークさんに聞いても、「これは野菜嫌いな奴でも満足して食える野菜だ!!」とかドヤ顔を決めながら話していたし。


 うん、分かるよ。見た目は不思議な物ばかりだけど、味はちゃんと美味しいんだもん。見た目から口に入れるのを渋るけど………でも、1回食べちゃえばパクパク食べられちゃうんだよ。

 使っている物さえ知らなければ、そのまま普通に美味しく食べられるしね。後々知ったら、精神的にアウトっていうのも結構あるから、知らない方がいいこともあるってことだよ。



「べぇっくし!!野菜は後回しにして、何かフルーツでも買うか。うんうん、そうだ。そうしよう」


(ユーリさん、クシャミが物凄くオッサン臭かったんだけど………地味に五月蠅かったせいで、通りすがりの人達が皆してビックリして見てきたよ。後、あんなネタになりそうなクシャミをしておきながら普通に話してるなんて)


「アヤテト、果物買うから荷物持ち手伝って。野菜そこまで買ってないけど、1個1個が大きいからキツいんだよな。ラークも肉で手が塞がっているみてぇだしな」


「そうすると、何か起こったときに守ってあげることが出来なくちゃいますけど?」


「1人じゃ重くて持てませんのん、ってな訳だから。分かるだろ?」



 えっとですね。その前に、どことなく聞き覚えの台詞を使うのは控えましょうよ?そろそろ見えない圧力から消される気がするんですけど。

 そもそもだよ?「そこに痺れるぅ憧れるぅ」を使いまくっている時点で、そろそろ何かしらの注意を受けそうなものだよ?使いたくなるのは分からなくもないよ?

 印象に残りやすいし、会話の中でいきなりぶち込んでも、そこまで変な感じになるっていう訳でもない。


 でも、でもですね?流石に使いすぎですよ。そんなにいっぱい使うような台詞じゃないでしょ?



(この2人の頭には、″ちょさくけん″という言葉は存在しないのかな?)

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