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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
†フェアリー・ディファレント†

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『198』 洞窟の外

 洞窟を出て、その洞窟の周りを少しウロウロすることになった。人が本当に住んでいたような場所なら、ここら辺に建物があった後くらいは見つかりそうなものだけど。

 

 洞窟の外を一周回るように見ていったら、予想通り建物らしき後みたいなのも見つけた。簡単に見つけたように思えるけど、割と5分くらい洞窟の外の壁を触りながら歩いていたからね。

 同じ景色を見ながら5分歩くって結構キツいんだよね。本当に5分しか経ってないの!?って思っちゃったくらい。体感の時間でいうと15分くらいは経っていたんじゃないのかなって思っていたのに。


 もう、この洞窟を本当に一周するってなったら本当に大変だったよ。それだけで今日の残りの時間が潰れるかと思ったよ。本当に5分歩いただけで見つかってくれてよかったよ。

 仮に一周回って何も無かったっていうことになったら……私もう、気まずくて何も喋れなくなりそうだったもん。



「これまた随分と、木とか蔓系の植物が建物に絡まって生えているね。人が居なくなってから誰も来ていないっていうことだね」


「うん?あれの大きな建物って何なんだろ?ほらっ、あそこに白いピラミッドみたいなのが建っているよ?」


「おぉ?いかにも色々と怪しそうなヤツだな?こりゃ見に行って写真を撮るしかねぇだろ!!それでグルチャ送り決定だな。そしたら、ベテランさん辺りが反応するだろ」



 何かの建物の跡がいくつもある中に、一際大きな建物があった。それはちゃんと崩れたりすることなく建っていた。まぁ、蔓とか絡まっていたり苔とかがモッサリ生えているけどね。


 近付いてみて早速、ラークさんがスマホで写真を何枚か撮る。近くで見ると、その大きさが伝わってくる。学校の校舎くらいの高さはあるんじゃないのかな?

 階段みたいなのもあったから、試しにそこから上に登ってみる。周りに木がいっぱい生えているから、枝の部分がフードの部分にちょいちょい引っ掛かるけど。


 後、段差の一段一段が普通の階段よりも大きいんだよ。私の腰くらいまであるんだよ。登るっていうか、必死によじ登っているって感じだね。なんでこんなにも登りづらい階段なんかにしたんだろ?


 あっ、そもそも登るために作ったわけじゃない説じゃない?階段には階段なんだろうけど、人が上り下りするための階段じゃないっていう可能性があるね。



「おーい、あまり無茶して怪我だけはすんじゃねぇぞ~?」


「大丈夫だよ。一応足元とかは気を付けて登っているから」


「頂上まで行ったら、何枚か写真撮ってきてね~!!もしかしたら、何かが映るかもしれないから~!!」


「何かって………ちょっとホラーみたいな言い方しないでほしいなぁ………」



 はぁ~、本当に登りづらいなぁ………上に行くたびに苔が酷くなってきて、足元が結構滑るんだよね。気を付けないと落ちたら大変な事になっちゃうかもしれないからね。


 ………ん?待ってよ?うわぁ………何で気付かなかったんだろ。そうだよ。わざわざ一段一段上る必要なんて無いじゃん。

 私、飛べるじゃん。瞬間移動も出来るじゃん。何で自分の使える能力のことを忘れていたんだろう。


 途中で気付いて、そこから灰色のスキルを使って頂上まで飛んでいった。豪快に飛んだせいで、周りの木が随分と吹き飛んじゃったけど。


 でも、皆に怪我とかは無いみたいだから良いっか。口を開けっ放しにはしているけれども。

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