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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
†フェアリー・ディファレント†

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『195』 また何か降ってきた

 今、街の中が少しザワザワとしている。さっきの金属が降ってきたせいで、「何事か!?」って皆があの場所に集まっているんだよ。

 行っても、ちょっと深めの怪しい穴が空いているだけだけどね。そこまで大きくないし。日本だったら大騒ぎだろうけど、ここは異世界。そこまで大事にならないはず、多分。


 その穴を作った原因の品は、私が振り回しているからね。武器として見ると、何かと使い勝手が良いんだよね。本当に金属なのかなってくらいの軽さなんだよ。

 同じ長さと太さの木の枝よりも軽いんじゃないかって思うほどだ。しかも、それでいて切れ味も鋭い。試しに近くに落ちていた石を切ってみたら、スッパリ切れた。


 後、振り回していて金属が近くにあると、微妙に手が引っ張られているような感じになる。

 でも、ガッツリ手を持っていかれるっていうほどじゃないから、磁力の強さみたいなのは、百円ショップで売っているようなマグネットとさほど変わらないと思う。



「よっ、ほっ、とぉ、えいっ」


「うん、彩陽ちゃんの動きってやっぱり様になっているよね。キレがあるというか、無駄が無いっていうか」


「えっ?そうかな。適当に動いてみただけなんだけどね。これ、予備の剣としてとっておこうかな。筒みたいな方に布見たいの巻いて滑らなくしてから、入れ物とか後で買うなりなんなりすれば良いよね、これ」


「おいおい、これでまたアヤヒが強くなっ______」







 _____ギュゥゥゥゥン………ズドンッ!!______







「んぱぁ!?………ぱぁ?」


「今度は何?何が起こったの?」


「うわぁ、また何か降ってきたよ。凄いデジャヴったんだけど………しかも、またラークさんの体スレスレっていうのがなんとも………」


「でも、降ってきた物は全然違うみたいだな。今度は黒っぽくて所々がちょいちょい紅く光ってんな。それと、今度は両方尖ってんぞ。アヤテト、お前ならどうする?」


「どうするって………どうするの?これも持ってけってことなの?………マジ?うーん、よいしょっと。うわぁ………見た目が嫌だなぁ……でも、いい感じだね。使い方だけ気を付ければ全然使えるね」



 また、槍みたいのがラークさんの目の前に降ってきて、それも回収して予備の剣にした。こうなるんだったら、自分の剣をわざわざ持ってくる必要が無かったね。拾ったヤツで両手塞がっちゃったし。

 まぁ、また何かあったら他の誰かに持ってってもらえばいいか。うん、そうしよう。


 でも、これって一体何なんだろう?世界を滅ぼす人達の何かと関係しているのかな?

 絶対に関係していそうな感じなんだよね、明らかに。いかにも関係してますよって感じがプンプンしまくっている。逆にこれで何も関係ないって方が驚きですよ。


 さて、街の中を歩いているだけど、何だか訳の分からないことが起きてしまったんですが、もう少し情報を手に入れたいので、今度はとある洞窟まで足を運びたいと思います。


 ラークさんとユーリさんが言うには、私が来る前に見つけた何かと怪しい洞窟らしいので、もしかしたら何かが分かるかもっていうことで向かいます。

 だいぶザックリとした理由だけど、色々な可能性がある場所なら、どんどん潜っていかないとね。ちゃんと生きて帰ってくれば何の問題も無い。



「なぁ……流石にもう降ってこねぇよな?マジで怖ぇんだけど」


「まぁまぁ、そんなにビビらなくても大丈夫だよ。ラークさんだから死にはしないって」


「おい、アヤヒ。それはどういう意味だ?」

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