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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
†フェアリー・ディファレント†

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『191』 ライブについて話し合い

 家の中に入って、早速リビングに皆集まってもらって、さっき貰った5枚のエンエン・モーメントのライブのチケットをテーブルの上に置いた。


 それで誰が行って誰が行かないのかを話し合ってみた。

 

 ラークさんとユーリさんが時折訳の分からないことを言い始めるので、どんな話をしていたのかを忘れそうになりながらも、結果として皆と行くことになった。

 何で、誰が行く行かないかを決めるための話をするだけなのに、こんなにも時間が掛かってしまったのかが謎である。嫌、本当に謎だと思うよ。

 おかしすぎるでしょ。ヘタしたら、1分も掛からないであろう話をダラダラと引きずりに引きずって、10分以上も話していた。どう考えてもおかしいでしょうが。


 まぁ、皆が行くって行ってくれたのは良かった。しかも、ノリノリだったしね。予想していたとおり、この5人の中に誰一人として、エンエン・モーメントのことを知っている人は居なかった。


 もしかしたら、攻略に行っていた人達は皆エンエン・モーメントのことを知らないのかもしれないね。バンドが好きで、マイナーなバンドのライブも見に行ってましたっていう人なら知ってそうだね。



「ライブやるのが来週か。それでチケットの発売日が昨日からって………でも、そのチケットのすぐに売り切れたりするんだろ?世の中、何が起こるか分からねぇもんだな」


「まだ2回目で、その2回とも即日完売って………一体どんなチートを使っているんだ?」


「でも、1回目があるってことは、街を歩いているときにポスターとかを見掛けても良かったはずだけど………そんなのどこにも無かったんだよ」


「何か、話が微妙にズレているっていうのもあるな………エンエン・モーメント………このバンドって何なんだろうな?」



 確かに、前にも完売するほどのライブをやっているなら、街の中で名前を1回くらい聞いてもおかしくはない。けど、攻略に行く前は、そんな名前は本当に1回たりとも聞いてなかった。


 ポスターも無かったし…………あっ、ポスターに関しては、1回目だからとか新人だからとかって、色々と分からない部分も多いっていうのもあって、それでそこまで大きく売り出してはいなかったのかも。


 でも、それなのにその日のうちにチケットが全部無くなるって………チケットの裏面には、1回目のライブのことが書いてあったみたいで、売られていたチケットは5000枚だという。

 

 知名度も高くなくて大々的に売られているわけでもないのに、よく5000枚というチケットを売り切れにしたもんだね。何か魔法でも使ったんじゃないのかって思っちゃうよ。



「うん、色々知っていくうちにどんどん興味が湧いてくるね。このバンド」


「あぁ、謎が多いからこそ、こういうのは行ってその目で確かめたくなるってもんよ!!」


「その通りだっ!!よしっ、皆!!気合い入れ_____」





 

 _____プニュプニュ……ポヨヨヨーン_____






「『え”………っ?何?』」


「誰の着信音?今のは………」


「ラークのだな。お前まだ、その気持ち悪い音にしてのか?」


「良いだろ。好きなんだから。好きになっちまったもん仕方ねぇだろ!!」


「それ、今のタイミングでいう?」

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― 新着の感想 ―
着信音が中々に癖強いっすね笑 というか弟に勝手に名前変えられましたな(元々はブラックナイト田村ですが…)それにしてもたまにリアルでも変な着信音設定してる人いますよね笑 あと先生のコメ欄に一人やばいのが…
2025/06/11 13:05 退会済み
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