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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
†フェアリー・ディファレント†

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『149』 ナルシスト、逃亡

「逃げるんですか?逃げないんですか?早くどっちか選んでくださいよ。私達は、貴方とは違ってゆっくりしている暇は無いんですよ。私は早く愛生の手助けをしてあげたいんですから」


「敵前逃亡は………戦士にとって………一生の恥!!命がある限り!!お前を倒すために全力であいてしてや_____」


「もー!!何でそんなにも分からず屋なんですか!!ここまで言っているんだから、早く逃げろって言っているみたいなもんじゃないですか!!いつまでダダをこねるつもりなんですか!?分からないんだったら、ストレートに言わせていただきます!!」


「…………何だと………!!ふざけ______」


「早く私達の目の前から居なくなってください!!そろそろマジでキレそうですから!!貴方みたいなキモいに磨きをかけた人が目の前に居ると、それを見ているだけでイライライライラしてきますから!!分かりましたかっ!?」


「ひぃっ、は、はい………!!す、すみませんでした………!!」



 はぁ………はぁ…………やっと居なくなった。何て面倒臭い人なんだ。ようやく目の前から居なくなってくれたけど、あれだけタダをこねていたんだから、後々また絡みに来そうな感じもするんだよね。

 もう、あそこまで追い詰められて勝てるわけが無いじゃん。私みたいに一気に自分のステータスを上げて、2度目に戦ってボロ負けにされた相手を逆にボロ負けにするっていうのは、自分でもあまりないことだと思う。


 また、絡んできたらどうしようかな。いちいち相手にするのが面倒臭いんだけど。攻撃の流れとかも全部分かっているとしても、ボッカンボッカン暴れまくられるのは勘弁していただきたいんだけど。


 シルエルさんとは、もう二度と会いたくないよ。ここまで人を嫌うっていうのは久し振りな気がする。基本的に嫌いな人が居ないからね。

 「あっ………ちょっと性格とかにクセあるな~」とは思うけど、そこまで気にするような感じじゃないし、距離は置いたとしても、嫌うってことはしないから。


 あれはもう、本気で関わりたくないって心の底から思っちゃっている。普通に”あれ”って言っちゃってるしね。人として見ていくのも、限界があるのかもしれないね。それだけやっぱり、シルエルさんは気持ち悪いってことなんだよ。



「あ、アヤテト………?大丈夫か………?怪我とかしてねぇか?」


「まぁ、それは大丈夫だと思いますけど……こんな場所にいる限り、多少の怪我は仕方が無いと思います。吹っ飛ばされたり壁に当たったりしているから、怪我は結構しているかも、ですね………」


「それだけ元気そうなら大丈夫そうだな。お前、あのクソナルシストに病院送りされていたから、本当にどうなっちゃうのか心配だったんだからな?」


「すみません、何か心配させちゃったようですね」


「良いんだよ。ほらっ、アヤテトはアキちゃんのことを手助けするんだろ?多分、もう要らないかもしれねぇけど」


「……………うーん、うん。でも、やっぱりちょっとは協力してあげたいです。なので、行ってまいります!!」


「あれだけの強さを持っても、それを鼻にかけることなく、あんなに綺麗な心で優しさを持っている。普通なら、あのクソナルシストみたいに性格が歪んでいくことが多いのにな」



 ユーリさんが微笑みながら何かを言っていたみたいだけど、それはあまり気にしないで愛生の手助けをしている。まだ、私の体には模様がまだ残っている状態だ。


 早く片付けて次の階層に進まないとね。時間が本当に無くなってきているから。あのメール、あれが時間が無いっていうことを知らせているから。

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