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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
†フェアリー・ディファレント†

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『140』 ショートカット

 一応、ブツブツ1人で文句を言いながらも、運良く2階に上がれる階段を見つけることが出来た。


 予想はしていたけど、2階も勿論ダンジョンみたいになっている。しかも、1階の時よりも分かれ道が増えているような気がした。この調子で一番上まで行けってことなのかな?

 ビルの高さからして、30階以上はあると思う。つまり、さっきみたいにダンジョンをウロウロするっていうことを30回以上も続けなくちゃいけないっていうことになる。

 しかも、進むたびに面倒臭くなっていくと考えると………何も言葉が出ないや。1階の階段の周りには、トラップが仕掛けてあって、真っ先に突っ込んでいった私がトラップの犠牲になった。


 出てきたトラップは、上から大きなギロチンみたいなのが3つくらい振ってきた。まさか、上からギロチンが振ってくるなんて思わなかった。

 何とかかわすことが出来たけど、いきなり過ぎてギリギリ間に合わなかったのか、右手の甲辺りに擦り傷が出来ている。あんなのが出てきて、よく擦り傷で済んだと思うよ。ヘタしたら腕持っていかれてもおかしくはなかった。



「どうしよう………このままだと恐ろしいくらいの時間が掛かっちゃいそうだ。ショートカット………なんていうのは無理があるかな?」


(それは流石に無茶苦茶かもね。それに、ショートカットするって言っても、どこからショートカットするための道を探せっていう話になるわけだよ)


「へぇ~一応窓があるんだな。ちょっと外の景色見てみるか。………んっ!!んっ!!窓が開かん!!なんでや!!開かねぇ窓は窓じゃねぇぞ!!コルァ!!」






 ______ドンドンドンドンッ!!______






「ラークさん?何しているんですか………?」


「クソッ!!この窓ガラス………めちゃくちゃ耐久値が高ぇぞ!!どうなってやがる!!」


「剣でやればいけるんじゃない?…………ん?あっ………!!これだ!!これならショートカット出来る!!」


「しょ~…………ショートカット?」


「窓くらいなら……私の灰色のスキルで何とかなるかも………!!」



 良いことを思い付いた。


 あの窓を割って、外から上に登っていけば楽なんじゃないのかって思った。壁を登ることになるけど、それは前みたいに灰色のスキルを使って飛べば良いと思う。


 なら、建物自体を壊せば良いんじゃ無いか?って思われる方も居ると思いますが、壊せるくらいの強度なら、そもそもこんな風な作りで迷わせるようなことをしないと思う。


 とりあえず、『ぺいん・ばるきゅりあ』に灰色のスキルを纏って壁ごと窓ガラスを強めに攻撃してみた。

 予想していた通り、壁には傷一つ付かなかった。窓ガラスは、ヒビは入ったけど、割れるまでにはいかなかった。一撃で割れなかったことにはビックリした。ちょっと窓の強さを甘く見ていたね。


 もう一度、窓に向かって剣を本気で振りかざした。思わず「ふんぬっ!!」って声が出るくらいに力を込めた。





  

 _____ズドォォォン!!パキンッ!!______






「よしっ!!割れた!!」


「本当、やることなすこと豪快だな………思春期手前の女の子がやることじゃねぇよ」

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