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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
†フェアリー・ディファレント†

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『120』 攻略 ~4日目~

 コーラを満足するまで飲んで、少しリラックスした後にお城の入り口に向かった。ちょっと飲み過ぎちゃったせいで歩くたびにゲップが出てくる。シエルさんも同じみたいで、時折口をおさえながら歩いていた。


 他の人達もゾロゾロとお城の中の方へと向かっていった。

 ついに4日目となるお城の攻略。今日も頑張って、何個もの階層をクリアしていこうと思う。どれくらいの階層があるのかは分からないけど、終わりがないっていうわけでも無さそうだから、気合いを入れて進んでいこう。


 入り口に入って、全員が集まるのを待っている。その集団の中に、ラークさんとユーリさんが眠そうに頭を掻きながらやって来た。夜更かしでもしていたのかな?また、2人でコーラを飲みながら騒いでいたのかな?


 その集団の最後にベテランさんが来た。そして、ちゃんと全員が居ることを確認すると、ユーリさんに合図を送って転移をするように伝えた。

 でも、その時にたまたまユーリさんがボーッとしていたため、ベテランさんの合図に全然気づいていなかった。近くに居た人がユーリさんにベテランさんが合図を送っていることを伝えて、ようやく転移の準備を始めた。



「ユーリ君、ボーッとしていると敵の不意打ちに対応できなくなるよ?気を抜かないでしっかりやってね?」


「うぃーっす。じゃあ、飛びますね~」



 やる気の無さそうなユーリさんの声と共に、私達は昨日見つけた石の台へと向かった。






 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆






「さてさて、ここは一体どんな場所なのでしょうか?」


「街………みたいだね。何でお城の中に街が………?」


「本当に不思議な場所だね。普通に人も歩いている………」



 今度は、異世界ならではの西の方の国のような街並みが広がっている場所だった。人も歩いていて賑やかそうなところで、昨日までのような、ピリピリとした感じは無かった。

 近くを通った人に街のことを聞いてみると、まるでゲームのCPUみたいな感じの説明で街の説明を簡単にされた。まとめると………というか、とりあえず名物とかを教えてもらって、攻略に関係することは無かった。


 他に情報が無いかと思って、立ち去ろうとするその人をもう一度引き止めて他に情報が無いかと聞こうとしたら、笑顔でさっきと全く同じ内容のことを話し始めたのだ。


 ちょっとビックリした。

 何でって思いつつも、またさっきの人を引き止めて適当な言葉で話し掛けてみる。「こんにちは」と言ってみたら、また笑顔で全く同じことを繰り返していた。多分、一言一句変えることなく話しているんだと思う。


 3回も話し掛けて、嫌がることなく同じ人にたいして同じことを話す…………これは絶対に何かがあるって考えて間違いない。まるで、ゲームのCPUみたいな感じだった。


 もしかして、この街に居る人達は全員こんな感じなのかな?そう考えると、ちょっと不気味な感じもするけどね。既に私と同じことを何人もの人が試していて、その度に首を傾げていた。やっぱり、不思議な事だって思うんだよ。



「何かがおかしいのは間違いないと見てなさそうだね。こうなってくると、昨日までとは違う攻略のやり方になってくるかもしれないね」


「うーん、どういう風に変わってくるんだろうね?変なモンスターみたいなのも居ないみたいだし、ボスキャラ倒して先に進めるってわけでも無さそう………」



 本当に、攻略が面倒臭いことになってくるような気がしてきた。

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