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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
†フェアリー・ディファレント†

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『10』 ユーリ・シア・クランドデータ

「その友達って今何処に居るの?」


「何かここら辺をウロウロしているみたいだぜ?多分、そろそろ来ると思うけど」


「どれだけ変な人なのかっていうのも気になるなぁ~」



 待ち合わせの場所で私とラークさんは地面に座って待っている。固い地面に座っているため、割とお尻が痛かったりする。

 なら、ちゃんと座れるところに座ればいいんじゃないのかって思う方もいると思われますけど…………あったら既に座ってます。


 待ち合わせ場所の近くで座れそうなところは、既に先に座っている人が居るために、地面に座るということをしている。好きでこんな固い地面にお尻を当てるわけないじゃないですか。


 ラークさんは、普通にあぐらをかいてスマホでゲームをしていた。指の動き的にパズルゲームだろうね。良いよねぇ~、スマホゲーム。私はフリック操作する系のヤツが好きだね。


 でも、楽しんでいるのは良いんだけどね?負けた何だか知らないけど、いちいち発狂するのは止めてよね。被害食らうの私なんだから。



「ぐわっ!!やべぇ………!!死ぬ死ぬ……!!回復が無いんだよなぁ………!!つあっっん……!?」


(えぇ………変な声出さないでよ………何?今の声………)


「おぉう………死んだぜコルァ………」


「よっ、まぁたゲームで騒いでんのか?相変わらず街中でよく発狂できるな。そういうところ、尊敬するぜ!!」


「うひゃあ!?だ、だだだ誰ですか!?」



 何か来ました。またまた五月蠅いのが増えたよ。

 来た人は、黒髪のストレートで、前髪が右と左で長さが違う髪型をしている上に、両端に触覚がついている。

 耳には大きめのピアスを付けていて、いかにもチャラそうな雰囲気の人。でも、顔が女の子っぽいし、ほっそりとしているから、チャラさが和らいでいる。


 後は………ラークさんと同じくらいの歳だと思う。

 

 何処から出てきたのかは知らないけど、とにかく変わっている人っていうのは分かる。そういう雰囲気がジワジワと伝わってくる。

 ”るいはともをよぶ”って、こういうことを言うんだね。


 似ている者同士、本当に仲が良いみたいで。出会って間もなく、お互いに訳の分からないこと(ギリギリ言葉)でコミュニケーションを楽しく取っている。

 2人で楽しいのは良いんだけどね。私が居ることを忘れないでね。私は同じじゃないからね?


 もぉ~、男同士がイチャコラしている光景なんて私は得しないから止めて。私のスキルのことについて、そろそろ触れてほしいんだけどね。



「あのぉ………私のスキルのことは、いつになったら触れてくれるんでしょうか?」


「おぉ、そうだったな。でも、こんな幼い女の子がチート級のスキルを使えるなんて、どうしても信じられない部分があるんだけど?」


「クソみてぇにやべぇぞ?見たらビックリするぜ?」


「おう、それだよ。さてさて、早速向かおうとしますかね?あっ、自己紹介が遅れたな。俺は、ユーリ。ユーリ・シア・クランドデータ。よろしくな?」


「沢城彩陽です。よろしくお願いします」


「アヤテト。今から場所変えるけど、問題ないか?」


(アヤテト?は、初めて呼ばれたんですけど………テトって何?変なあだ名付けないでほしいんだけど)


「ま、まぁ………大丈夫ですけど………」


「へへっ、行くぞ!!転移!!」



 ユーリさんがそう言って、光らせた手を地面に当てた。すると、地面に魔方陣のようなものが出現して、その光が私達の体を包み始めた。

 おぉ~、何か凄いことになっているみたいだね。何か、こういうところは格好いいなぁって思える。あくまで、こういうところは、ね。他は残念だから。


 そして、私達はその場所から瞬間移動をした。……みたいです。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 主人公が小学生なのが印象に残りました。異世界と現実世界を行ったり来たり出来るのですか? だとしたらとても斬新で面白いと思います! とても長く書き続けているのもすごいと思いました。 [一言]…
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