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法術装甲隊ダグフェロン 永遠に続く世紀末の国で 低殺傷兵器  作者: 橋本 直
第三章 奇妙な効果の法術

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第16話 打ち合わせ

「さてと……いいですか?」 


 始業前だというのにそこには司法局実働部隊付き看護師兼法術研究担当の神前ひよこ軍曹の姿があった。


「来てたんだ、ひよこ。いつもは低血圧と弟の弁当作りで遅刻してるのに。こりゃあ雪でも降りそうだ」


 どちらかと言えば高血圧に見えるかなめがそう言って遅刻常習犯のかなめを笑った。


「来てたんだじゃ無いですよ!それに私はそんなに遅刻はしていません!それより西園寺さんが遅刻しないのはベルガー大尉の車に乗ってくるからじゃないですか!ベルガー大尉は几帳面だからいつも始業時間よりかなり早く来ますからそのおかげでしょ!自分の手柄にしないでください!」


 ひよこは怒りながらそう言うとボードを前に誠達にレクチャーを始めようとしていた。


 かつて地球人に征服された惑星遼州の政治経済共同機構である『遼州同盟』。その司法実力部隊『同盟司法局』には『法術』と切っても切れない関係にあると言われ続けてきた。


 司法局の存在が世に最大のインパクトを残した『近藤事件』と呼ばれる事件があった。同盟加盟国『甲武国』のクーデター阻止がその出動の内容だったが、そこで誠が使用した法術『光の(つるぎ)』が一般に知られる法術の使用の最初の事例だったのは事実だった。


 それから人々はこの遼州に住む人々の持つ法術に関心を持ち、それを以前から軍や研究者が知っていたという事実を知ることになった。


 そんな軍の法術研究の部署もかつては存在しない力を扱う奇妙な集団として扱われるか、トップシークレットとして機密の中に閉じ込められるのが宿命だった。


 それでは今は花形の技術である法術を扱う最先端の技術者集団と言う評価を受けるようになっていた。誠はその状況に人の評価などちょっとしたことで変わるものなのだと恐怖を感じていた。


 そしてその自分の使った法術『干渉空間』と『光の(つるぎ)』の威力を思い出し、その力で奪った数百の命について考えると憂鬱な気持ちになった。



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