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ギルド戦(デュオモード)


メーフラが2人の神と対面した少し前、陽はギルド『敵の箱舟』のギルドホームの前にきていた。

目的は偵察である。


陽はこの時、とある情報の調査という重要な任務を受けてこの場所に来ていた。


彼女の想い人であるガトから

「姉ちゃんは多分まっすぐくるから進軍ルートを少しずらせばかち合うことはない」

と言われていたのでその通りに進軍、ギルドメンバーを5人、つまりは1パーティで攻撃を仕掛けに来たのだ。



「うん、入り口に2人しか見えないね。とりあえず一発でかいのをお願い」

「おっしゃ任せとけ」


陽の指示に付けられていたINT特化魔術師が頷いて詠唱を始める。

まだ戦いは始まっていない。だからその詠唱を邪魔するものはおらず、何の問題もなく魔法は完成した。


「撃て」

「【極光の龍ルクセリオン】発射!!」


陽の指示によって魔術師は強力な聖属性を持つ龍の弾丸をその小さなギルドホームに向けて放った。

その魔法は『極光龍ルクセリオン』というレイドボスが確率でドロップするアイテムを使用してようやく習得できるものであり、その威力は通常の魔法と比べ物にならないくらい高い。

その分、消費MPと詠唱時間など考慮するべき点が多いが、この場合は関係なかった。


光でできた龍がギルドホームに向けて体当たりを仕掛けようとする。

それを見ていた陽は

(もしかしたら、この攻撃で試合終了もあり得るかな? そうしたら堅護君は褒めてくれるかな?)

と思ったりもした。

しかし、そう甘くはなかった。


魔法が放たれると同時に、まるで門番のように入り口の前に立っていた禍々しいスライムが動き出した。


そのスライムは向かいくる光の龍を発見と同時にその体でぶつかりに行った。

ボス種であるそのスライムの体積はそれなりに大きいものだった。

それを広げて包み込むように龍にぶち当たりーーーーーーー





パチュ





四方八方に飛び散った。


彼は身を呈してギルドホームを守ったのだ。

光の龍はボス種であるスライムを爆発四散させたところで力を失い溶けるように姿を消していった。


「防がれたね」

「はぁ〜たった1人吹き飛ばしただけで防がれるなんて、自信なくしちゃうぜ」

「あ、でもギルマスが向こうのギルドは少数精鋭でメンバーが8人しかいないっていってたわよ。その内の1人を今ので倒せたってことは全体の8分の1のダメージを今の一撃で与えたってことにならない?」

「いや、8人ってのは全員集まった時の人数で実際今日参加しているのは5人だけじゃなかったっけ?」

「メーフラさんにアスタリスク先生、あと骨とさっきのスライムと人形が1体、それが今日参加が決まっていたメンバーのはずだよ。でも、油断はしないでね。私たちの役割はそれ以上の戦力がないか確かめることだから」

「わかってるよリーダー」


魔法の結果を少し離れたところで見ていた陽達はその結果を見てそんな会話をしていた。

陽の見立て、というよりは戦う前からそうくるだろうと思われていたことの1つとしてメーフラは自分たちのギルドホームを攻めに行っているはずだった。

つまりあの中には最大でも残り6人しか残っていないだろうと見ていた。


陽の頭の中にはギルド『敵の箱舟』の中でやばいランキングというものが存在する。


一番やばいのは言わずもがなメーフラだろうと思っている。

理由はいくら技を鍛えても何も変わっていないかのごとく負けるからだ。

そして同じくらいアスタリスクがやばいと思っていた。

たまにメーフラと試合をしているのを見ていたからだ。


そして3番目にリリンベルだ。

メーフラとアスタリスクの非常識さを感じられるようになると同時にこちらもやばいと感じるようになっていた。

実際に何かをしてるのを見たことはなかったが、だからこそ陽は得体の知れないやばさを感じていた。


その下は骨のダームスタチス。

こちらは自分でもなんとかなりそうだなと感じていた。

隣にいる少女は身体能力ステータスは高いんだろうなと思ったが、技術的には大したことがないと気付いていたから2人同時に相手にしても勝負になるだろうと感じていた。



ここまでが正確な位置付けだが、ギルド戦を申し込んだのと同時期に4人ほどメンバーが増えた。

そのうち2人はほとんど見ないからよくわからないが、陽はなんだかやばいかも?と感じていた。

そして残った2人、そいつらは大したことはなさそうだと感じていた。


つまり何が言いたいのかというと、陽はあの程度のスライムを吹き飛ばしたからといって油断するべきではない、と思ったのだった。


「どうする? もう一発でかいのぶち込んどく?」

「それでもいいかもしれないけど……うん? 誰か出てきたね」


陽はそれが最近新しく入ったエターシャだということに気づいた。

ギルド『敵の箱舟』の中で一番与し易い存在だと。


「彼女だけ? 残りの2人は?」


「あ、まだ誰かでてくるみたいよ」


ブツブツと呟いた陽の言葉を拾ったパーティメンバーがそう伝える。

その言葉通り、エターシャの後ろから1人の男ーーーーというよりかは骨が現れた。


続いて死体でできた天使も



しかし、それ以降『敵の箱舟』のギルドホームから誰かが出てくることはなかった。

それを見た陽は考える。


(あれで全部? それとも、戦力の温存? ともあれ、もう一回巣を突っついて見たほうがいいかも?)


「うん、もう一回でっかいのを叩きつけてあげて」

「よっしゃ、任せろ!」


陽の指示で魔術師は魔法の準備を始める。

威力の高い魔法特有の光り輝く魔法陣のエフェクトを散らしながら詠唱をしているためその姿はかなり目立っていた。


「あっ、向こうがこっちの場所を特定したみたい。ちっちゃい娘がこっちにくるわよ」

「あれは確かNPCだったっけ? やっぱり、AI特有の突進行動かな? とりあえず、盾役の人たちよろしく。私はまだ確認することがあるから」

「へいへーい」


陽の指示で重装兵が前に出て死体天使ーーーラストを待ち構える。

どうせ場所はバレているから隠すつもりは一切ない動きだった。


「敵はっけええええん!! ダームぅ、私の活躍、見ててねぇ!! 【三つ目:解析】ぃ! そして【七つ目:加速】ぅ!」


大声をあげながらラストは重装兵に突撃した。

その際、彼女は固有スキルである【罪の眼】を使い能力の看破と自己強化を施した。

このスキルはラストの首に数珠のようになって巻きついている目を消費することによって発動するスキル。

目の数は全部で21個、これらは使っても時間経過で回復するのだ。



ラストの速度が急に上がる。


そのことに面食らいながらも、そこはこの日のために集められた歴戦の猛者の1人、難なく突撃を受け止めてはじきかえす。


「ったく、従魔のくせにそれなりにやりやがる」

「どんどん行くよ!! 【二つ目:沼】!」


重装兵の足元が急に柔らかくなる。

重い装備の彼はそれで足を取られてかなり動きづらそうになった。

これでは加速しているラストの動きについていけない。

ラストは重装兵をそうして一瞬無力化すると今なお詠唱中の魔術師に向かって飛びかかる。


しかし、


「きゃっ!!」


そこに女盗賊が投げナイフを合わせて撃ち落とした。

額に綺麗にナイフが刺さったラストはそのことに驚き空中でバランスを崩し、そして地面に落ちてしまう。


「いたたっ……」

「もらったぁ!!」


地面に落ちたラストの頭上には巨大な剣を振りかぶった1人の男がいた。


「やばっ」


ラストは地面を転がりその一振りをなんとか回避する。

しかし、そこまでだった。


「やっぱり、身体能力は高いけどそれだけ……」

こうなることがわかっていたかのような言葉をかけながら、陽はラストの喉元に剣を突き立てた。

ラストは目を大きく開きながらそのことを認識、すぐさま引き抜こうとその剣の刃を掴む。

しかし、上から踏みつけるように剣を刺されているので自慢の怪力だけではどうにもならなかった。


そうしている間にもラストのHPがガンガン減っていく。



「くっ【八つ目:腕】!!」


その状況をどうにかするにはまずは押さえている陽をどうにかするしかないと気付いたラストは残り9の目のうち8を使って虚空から腕を出現させる。


それは陽に向かって殴りかかってきた。


しかし、陽が予備の剣を使って軽くいなすと効果が終了したのかすぐに消え去った。


「うん、終わりだね」


「きいいいいぃぃぃぃぃ!! このっ、このっ!!」


「暴れてもどうにもならないと思うよ。すぐに終わらせてあげるから、静かにしててね」


陽は予備の剣をラストの頭部につきたてようとした。

ラストの目には、降りかかる火の粉を払い終わって一安心、そんな顔の陽。


「あぁぁぁぁぁ!! ………なんてね、本当、全部ダームの言った通りだ♡」


グサッ



ラストの頭に剣が刺さり、程なくしてラストはその場から姿を消した。

HPが全損したのだ。


それを見た陽達は安堵のため息をついて、あとどのくらいで魔法が完成しそうかなと思い後ろを振り返った。


そして4人が見たのは口元を押さえられた状態で禍々しい色のスライムに囚われている魔術師と司祭の姿だった。



「グヘヘへへへへ、俺様をあの程度の魔法で倒せたと思うたかぁ!! はっはっはっは!!」


そのスライムは先程爆発四散したはずのものだった。


「いつの間に!!?」


「はっはっは! 前ばっかりに気を取られているから草の下を蠢く俺様に気づかないのだ!! ふははははは!! それにしても、こいつには感謝しないとなぁ? 俺をあそこまで盛大に吹き飛ばしてくれたんだからな!」


そのスライムーーードゲザメシは一部で魔王スライムと呼ばれている。

それは種族がそういう種族というわけではなく、その見た目と魔王風のロールプレイを全力で楽しむことからきている。


今日のドゲザはノリノリだった。


ダームにより予測されていた『征華団』によりギルドホームへの魔法攻撃を受けて四方八方に散らばることで死んだように見せかけ、こっそりバラバラになった体をそれぞれ操作して後ろに回り2人を拘束したのだ。


ずっとスライムでプレイしているからこそできる異形プレイだと言えるだろう。


加えて、今のドゲザはエターシャの数々の薬品や魔法によるバフを受けており、それらが切れるまでは文字通り魔王としてその場に君臨していた。



口を塞がれた魔術師と司祭は助けを求めることもできなかった。


そして、ドゲザは毒スライムを突き詰めた姿をしている。


触れているだけでかなりのダメージになるのだ。


「チッ、さっきのは囮だったってことか」


「ぐわっはっはっは、あいつも勝利に貢献できて死ねるなら本望だろうさ。さて、次は貴様らの番だ。順番に俺様の養分にしてやるから震えて待っているがいい!!」


ちなみに、ラストは死んだわけではなく肉体が壊されたからダームの【闇の帳】に帰っただけだ。

だが、そんな事情を知らない陽たちには普通に仲間を犠牲にして勝ちに来たと思うだろう。


「なるほど、一応、メーフラさん達のギルドのメンバーだけあってそれなりにやるみたいですね………」


ドゲザが魔王ならこの場合の勇者はパーティリーダーの陽になるだろう。

この状況で勇者が取る行動はどれだろうか?

ドゲザは相手がどう出てくるか油断なく見ながらも敵の拘束は解かない。


というのも、彼は物理耐久にはかなり自信があるが魔法耐久はその分低いのだ。

普段はドゲザが物理を、筋肉妖精が魔法を、そしてエターシャが回復を担当することで最強の盾を形成しているのだが、今日はその魔法担当がいないので大変だ。


実は彼はエターシャ特製の『魔防の聖水』と【聖堂の守護】が切れたと同時に魔法に対する耐性を失い脆くなるのだ。

その前になんとしてでも魔術師だけでも持っていかないといけないと考えていた。



ドゲザは睨むように陽を見た。


陽は考えるようにドゲザを見る。


そして話しかける。

「時に聞きますが、あなた達3人しかいないみたいですが、他の方々はどうしたのですか?」


「ふん、貴様らごとき、この俺様1人で十分よ。出すまでもなく一方的な勝利でこの戦いを終わらせてやろう!」


陽はこのセリフの前半部分を嘘と断定。

根拠は正面から戦わずに絡め手で戦っていること、それと声に微妙な揺らぎがあったことだ。


そこで一つの結論を導き出した陽はこの状況を動かす一手をうつ。



「みんな、帰るよ。確認は終わった。最悪の一歩手前、いや、前提条件を変えないなら最悪の状況かも」

「はいはいみんな撤収よー!」

「ちぇ、俺の仕事はここで終わりかい」

「まぁまぁ、ヒーローは遅れてやってくるっていうじゃん? 俺たちが最後にいいところをかっさらうくらいのつもりでな」


指示があった後の陽達の行動は早かった。

彼らはその指示を聞いて脇目も振らずに自分たちの拠点に向けて走り出したのだ。


それも、仲間2人を置いて。


「おいおい、貴様それでも勇者か? 仲間を置いて逃げるなんて」

そうはいうが、陽は一度も勇者と名乗っていない。

それはドゲザの頭の中だけでの設定だ。


だから陽は気にせず走り去る。

スライムは足が遅い。だからそうやって全力逃亡をされるとどうしても追いつけないのだ。


だから彼は逃げ行く陽達の背中を見るだけにとどめた。


「勇者様あああああああ!! 置いていかないでくださいいい!!」

「勇者様……どうして………うぐっ」


魔法職の2人は最後の最後にノリよく死んでいった。






そうして戦場から離脱した陽はガトと連絡を取る。

このギルド戦中はフレンドメッセージなどのお手軽に連絡できる機能は制限されている。

しかし、それ用のアイテムを使えば問題なく情報のやり取りはできるのだ。


陽はアイテム『式神電話』を使いガトに伝えた。


『陽さん、どうだった?』

「ガト君! 聞いて!! 敵拠点にいたのは骨とスライムと弱い人形だけ!! つまりーーーー」











槍神と斧神を同時に相手取るのは今の私でも厳しい。

なりふり構わず全力で戦えば一時は圧倒できるだろう。だけど、向こうには何度か死亡を肩代わりするアイテムがある。


最低でも10回くらいは致命傷を与えないといけない筈だ。

幸いなことにステータスはこちらが圧倒しているし、アスタリスクさんがいないからトレジャーハントイベントで戦った時ほどの絶望感はない。

相手が何度も倒さないと倒れない、相打ち覚悟の攻撃が通常攻撃になり得る、という点を考慮してもまだ戦えるだろう。



「ふっ、アスっちには悪いけどこの獲物は早い者勝ちだからね」


斧神であるピエロがその珍妙な顔で大きな笑みを浮かべながら斧を手に向かってきた。

私は少し引き気味に戦う。

斧は剣に比べてどうしても遅い武器だ。だから捌くのは苦労しない。


厄介な点があるとするならばその威力だろう。

弱点部位に一撃でも貰えばどうなるか予想がつかない。

それに、正面から受け止めるのも一苦労だ。


はぁ、おかしいなぁ。

絶対に私の方がSTRは高い筈なんだけど。


斧神の攻撃は相性の関係上なんとかなるんだけど、面倒なのは槍神の方だね。

彼は斧神の動きに合わせるように動いて私の反撃を許さない。

隙は彼が全部カバーするように動いているから私は防戦一方を迫られるのだ。


そしてその中でも、私を仕留められるような機会を伺っている。

本当に厄介だよ。ただ、私とてただ黙ってやられるわけにはいかない。


どこかで切り返していかないとな。


「どうしたよ剣の最高神さんよ。以前の鬼神のような技は見せてくれねえのかい?」


やっていいならやっている。今回は彼らを倒して勝ちではないし、何個命を持っているかがわからないから戦いが長引くだろうと予測される。

あれは諸刃の剣だ。長時間の使用は控えた方がいい。


「前回のは相手が3人で勝ち目がなかったから仕方なく使っただけです。今回は使わないでいいから使わないんですよ」


精一杯の虚勢をはるが使っていいなら使いたいんだよね。

何か、何か一つでもいいから状況を変えることをしないと面倒なことになりそう。

実は、時間をかけていいならいくらでも倒す手段はあるんだけど、時間をかけていたら向こうに好き勝手準備されそうだからなぁ。



「メーっち、嘘は良くないっちよ。俺っちにはわかる。使わないんじゃなくて、使えないんでしょ?」


確信したように笑うピエロ。私は言い返せない。


だが、












私の代わりに言い返してくれる声があった。



「………使えないのではなく、使わないで合っている。なにせ、使う必要がないからな」






『ーーーーーーーおそらく、いや、ほぼ確実に、アスタリスク先生がそっちに行っています!!』


陽からの報告に、塔の窓からその戦いを見ていたガトは表情を険しくした。




戦場のど真ん中で2人の神と戦う少女のもとに、銀色の騎士が現れた。


その騎士は容易く戦場のど真ん中に侵入し、少女に迫る道化師の命を一つ、登場のついでとばかりに持っていった。


「………メーフラ、ここは俺に任せて先に行け」


銀色の騎士は愛すべき少女のために神の前に立ちはだかった。

最終選考で落ちたOTL………ショックだったので更新です


Q、なるほど…確かに神を倒すには神が要りますねぇ(勝てるかは不明)

A、目には目を理論ですね。今回は身代わりアイテムもあるからかなり苦戦したらしいですよ


Q、凄く面白いです。弟君も好きです。1から10まで全部無双だとワンパターンになりがちなので弟君などの話を挟むのは良いと思います。今回の戦い実は弟君を応援してたりします。


A、参考になります。やっぱり作品にはある程度ストレスを与えた方が総合的にいいものになるんですかね?

ちなみに、どう終わるかは決まっているので楽しみにしていただけると幸いです。

体には気をつけます。



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お姉ちゃんの頑張りが書籍化しました。
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