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君の事ならなんでも知ってるぜッ!(実体験)




「さぁ!旅に出よう!」

「あの、せめてパンツくらい履きません?」

「俺に死ねと?」


服が原因で俺は今までに30回は死んでる。

死ぬのには慣れたが死なないなら死なないことに越したことはない。

あと裸の方が動きやすい。


「服を着たら死ぬ呪いでも?」

「あるにはあるけどそんなアホみたいな呪い使うくらいなら俺は呪う相手に『一生後ろから視線を感じる呪い』をかけるな」

「話が通じない···············」


目の前のドスケベボディの金髪女は聖女のアイラ。

人のこと言えんくらい布面積が少ない。

横乳とか太ももとか足とかほぼ露出しているろ、本当に最低限隠しただけの、裸より恥ずかしい格好をしている女。

ふーん、勃〇するじゃん。

早くあの谷間に顔を埋めて寝たいなぁ。

聖女ちゃんの谷間の寝心地はダントツでいいからなぁ。


「お願いですから服を着てください!」

「そんなこと言って、本当は裸でいて欲しいくせに」

「な、なっ!何を言って!?」

「だって目線がずっと下半身にいってるよ?」

「ッ!」


知ってるんだぞ、アイラ。

お前がむっつりドスケべな事をな!

毎日毎日男たちからの視線で興奮して、教会で人に見られながらエッチな事される妄想で捗っている事をなぁ!

正直この場ですぐにでも種付〇プレスで子供3人くらい孕ませて俺のお嫁さんにしてあげたいけど、ここでアイラとおせっせ(どちゃエロ)すると聖女としての力が半減してなんやかんだあって敗北からの孕袋ENDになるので我慢我慢。


「か、カムイくん、あんまり聖女様に迷惑かけると怒られるよ?」


おっと、この目隠れ爆乳魔法使いは俺の幼馴染、カリン。

恥ずかしがり屋でとても人見知りな女の子さ。

そしてローブで体を隠していてもくっきりと浮き出る爆乳と安産型のデカケツが特徴的なムッチムチの最高の俺のお嫁さん。

もう全身もちもちで抱き心地が最高。

俺の抱き心地ランキングではトップ10に入るが、真価はそこではない。

なんと言ってもバブみがえっぐいのよこの娘。

結婚した後とかひたすら甘やかしてくれて、膝枕されながら頭撫でられたり、ギュッて抱きしめてくれたり、湿度高めなお母さんて感じ。

好きぃッ!もう好き過ぎて100回以上も結婚しちゃった。

正直村にいた時点でお嫁さんにしたかったけど、今カリンをお嫁さんにすると、また変なフラグが成立して俺が晒し首ENDになるからダメ。

次の街まで我慢我慢。

次の街が終わったら即お嫁さんだかんな?まる3日はイチャイチャするからな?村でアイシャとかと一緒にいると露骨に誘惑してきやがって、こっちとら我慢の限界なんじゃ。

今まで貯めに貯めた性欲を全部ぶつけてやっから待っとけよ?


「しょうがねぇなぁ、万年むっつりドスケべ聖処女ちゃんのパンツ履くから脱いで」

「ぶん殴ってやろうか?」

「じゃぁカリンのでいいよ」

「ご、こめんね?今パンツ履いてないの···············」

「知ってる、俺が旅に出る前にカリンのパンツ全部盗んだからね」

「え?な、なんで?」

「カリンがエッチなのが悪い!」

「じゃぁ仕方ない··········のかな···············?」

「神様、見ていますか?これがあなたの選んだ世界を救う勇者ですよ?」


カリンのパンツを盗んだことはとても悪いと思っている。

だからその代わりに全て黒紐パン(ド勝負下着)に変えといたぜ。

そして知ってるんだぜ?俺がカリンのパンツであーんなことやこーんなことをしてる姿をドアの隙間で顔を赤くさせながらガン見してたの。

普通だったら絶叫もんのトラウマもんだが、そこは長年培った絆の力で解決できた。

これが俺たちの絆の力だ!


「茶番はそこまでにしてもらおうか?」

「「ッ!?」」


カリンとアイラが同時に反応する。

突然目の前に現れた男を警戒してだ。

ここは村から出て数時間の場所、近くには弱い魔獣くらいしかいない。

そんな場所に突然膨大な魔力を持った男が現れれば当然だ。


「いい香りに誘われて来てみれば、こんな辺鄙な田舎で聖女を見つけて警戒していたがまさか勇者が誕生していたとは···············勇者?」

「あ、勇者は俺ね」

「···············」


「マジでコイツが勇者?」みたいな顔で聖女を見る男に、聖女はこの世の終わりみたいな顔で「これが勇者です」て言わんばかりの顔で頷く。


目の前の男、白い巫女の様な服を着た九本の狐の尾を持つ美しい顔立ちの男。

魔王軍四天王の一人、【妖艶】の稲荷。

魅了の魔眼を持ち、異性に対して強い色欲と性欲を誘発させる。

サその魔眼でサキュバスすらも魅了する。

事実カリンとアイラは稲荷の魔眼で動けなくなっている。


稲荷は目の前の2人をまるで品定めするように見つめ、気に入ったのか、ニヤリと笑い舌を舐めずる。


「いいメスが手に入ったな」(CV:勇者)

「え?」


おっと、つい本音が。

稲荷も驚いた顔をしている。

何せ俺もニチャァと笑いながら舌を舐めずりしているからだ。

稲荷は思わず頭に?マークが浮かんでいる。


「いやぁ、ついつい··········いつ見ても稲荷は可愛くてさ、稲荷は必ずオレの嫁にするって決めてたんだ」

「は?」


跪いて魅了されている2人も俺を見て「何言ってんだこいつ?」みたいな顔で見てくる。

俺がゆっくりと歩み寄ると、警戒したのか、稲荷は素早く距離を取ろうとするが、素早く俺は魔法を唱えた。


「魔女直伝ッ!TS魔法ッ!」

「ぐッ!?貴様何を··········ッ!?」


次の瞬間稲荷の体が変化していく。

この魔法は魔女によって編み出された魔法。

生命の因果を逆転させ、その魂を反転させる。

これの魔法を食らった者はその存在自体を反転させられ、男性なら女性に、女性なら男性に反転する。


「ぼ、僕の体が··········!?」

「これで抵抗できないなぁ?」

「は、はっ!女になった程度でもう勝った気で居るのかい!?」

「そうですよ勇者様!そいつは魔王軍四天王の一人!【妖艶】の稲荷!ここは一旦逃げましょう!」


稲荷が勝た気でいる俺を鼻で笑いながら胸元から札を取り出す。

聖女も魔眼の効果が無くなり動けるようになったのか、杖を構えて逃げるよう促すが、俺はそれを無視して稲荷の方へ近づく。


「勇者様!?」

「お、おい!これ以上近づいたら消し炭に··········」

「やっていいぞ?やれるならな」

「な、何を··········」

「お前、今陰が無くなってるから術が使えねぇだろ?」

「····················ぇ?」


稲荷の大きな狐の両耳がペタンと倒れ、顔がみるみる青白くなっていく。


「お前はその大きすぎる妖気は陰陽の力とその札の力を持って初めて使える」

「な、何故それを··········」

「他にも知ってるぜ。稲荷、本名を天狐。今から200年前に魔王に敗北して魔王軍の軍門に降り、今は四天王最強として多くの魔族から信頼されている。だが天狐の部下はたったの4人。猿鬼、鬼麿、サフィロス、ナーガ。その内サフィロスとナーガはこの先の町である【テラステル】、通称星の街の居酒屋【故郷】にはナーガが受付娘として、サフィロスは武器屋の【ドーラ】にバイトをしながら宿屋【密の森】に潜伏中、猿鬼と鬼麿は魔王城で門番をしている。天狐の生まれ故郷は極東の名も無き村、母は九尾であり、かつてその村で母親が大勢の男どもに慰みものにされ天狐が生まれてすぐ目の前で殺される。その後に極東の魔王である神野悪五郎に拾われ100と12年と3ヶ月と2日世話になる。そこで陰陽の力と札の力を手に入れ、その後は極東の人間を殺しに殺し、母を慰み者にした人間を殺し続け、殺し方は主に女は犯した後に男どもの目の前で殺し男は自身の女や娘を犯して殺した後に殺した。それを約200と95年と2ヶ月と20日繰り返した後に、極東の鬼兜と呼ばれる侍に殺されかけ、逃げるようにこちらの大陸に渡り、こちらの大陸でも同じことを繰り返しているうちに魔王に出会い敗北し魔王軍の軍門に下る。サフィロスとナーガとの出会いは冒険者である【大斧】のガルと【槍使い】のクロロに慰みものになっている所を助け、2人からの願いで部下にする。猿鬼と鬼麿は神野悪五郎に教わった召喚術、口寄せによって口寄せされた式神であり、天狐の魔力を分け与え、人間を触媒に受肉させた者。天狐の好きな食べ物は稲荷寿司とかっぱ巻き。嫌いな食べ物はキノコ類全て。だが椎茸は好き。女の好みは胸が大きく可愛い女であり、普段時間のある時は魔王城で札を作るのが趣味。好きな体位は特にないが女の姿の場合は対面で抱きしめられながらされるのが好き。名前を変えた理由は元々天狐という名前が女っぽいのが嫌だったからではあるが、母親から唯一貰った物だからずっと忘れられない。だから嫌いではあるが好きでもある」

「は?··········は?···············」


その場にいたカムイを覗いた全員が唖然としていた。


俺は天狐の目の前まで来ると、ポンっと天狐の頭に手を置く。

女になった影響で背はだいぶ縮んでしまい、今は140cm程しかないが、胸と尻は立派にm近くあるくせに、腰はキュッとしまっていて実にエロい。

俺はゆっくりと天狐の頭を撫でながら安心させるように優しくほほ笑みかける。


「俺は天狐のことなら()()()()()()()()


───俺は天狐の理解者だ


「ひっ」


小さな情けない悲鳴とともにその場で尻もちを着いてしまう。


「大丈夫か?」


俺がそっと手を差し伸べるとガタガタと震えだし、目から涙をポロポロとこぼし始める。

フルフルと首を左右に振りながらジリジリと後ずさる。


「ご··········ごめんなさい··········ゆるして··········ッ」

「何を謝ってるんだ?天狐のしてきたことは間違いじゃないよ。俺も同じ立場なら世界滅ぼすし、まぁでもその内鬱になるからやめたけど」

「やめて··········こないでぇ··········ッ」

「やだ、言っただろ?俺は天狐を嫁にする。俺は天狐のことを愛してるし、()()()()()()()()()

「ぼ、ボクがいつお前を··········ッ!」

「大丈夫、俺と天狐は何度も愛し合ったんだ。俺は天狐の好きな言葉も、どうしたら心を開いてくれるかも、何をしたら俺を信用してくれるかも()()()()

「だ、誰か助け···············」

「この近くに小屋があるんだ、そこで俺のお嫁さんになろうね。なに───すぐ良くなる」


そう言って俺は天狐をお姫様抱っこで運ぶ。

この先には今は使われていない小屋があるんだ。

俺は暴れる天狐に構わずその小屋に向かう。

女になり、術の使えない天狐に俺を振りほどく力などある訳もなく、必死に誰かに助けを求めていたが、天狐は慢心でここへは一人で来ている。

陰と陽の力を持たない天狐はただの膨大な揚力を持つだけの無力な少女だ。


さて、これから天狐が求めるようになるまでたくさんイチャラブしようね♥


と、そんなことを考えてると小屋に着いた。


「それじゃぁ俺と天狐はたくさん愛し合うけど、見たくなったらいつでも入ってきて良いから」

「「あ、はい」」

「やだ!ヤダヤダヤダッ!助けて!お願いします!助けて!ごめんなさいごめんなさいごめんなさいッ!もうしないから!許してください!お願いします!助け───「バタン」


必死に聖女と幼馴染に手を伸ばしていたが、小屋の扉は簡単に閉まり、ベットがあるだけの小屋で二人っきりとなる。


「ひっ!やだ!やだやだやだッ!何でもするからッ!お願いしますッ!許し───お゛ッ♥♥♥♥」


───それからはまるで獣のような喘ぎ声が森中に響き渡り、その声が止んだのはそれから3日後であった。




一方的な愛ほど怖いもんはないと思う。

あ、でも天狐ちゃんもリスタートする前は主人公のこと愛してたしこれは純愛なのでは?

それと初めて愛し合った時の天狐の性別は男。

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