14 突入
6章のクライマックスです!
自然と執筆にも熱が入ります!
アンナの戦いは凄まじいものであった。
彼女は、屈強なオーガ族の戦士2人を相手に圧倒的な強さを見せつけた。彼らの持つ大盾はボロボロになり、全身に数十もの斬り傷を負い、2人とも立っているのがやっとの状態にまで追い詰められた。それでもオーガ族の戦士は一歩も引くことなく、城門の前で身構えていた。
戦士対戦士。
その光景はロフィすら黙って見守るほど。
そして決着が訪れた。一人が意識を失い前のめりに倒れる。もう一人もアンナの槍の一撃で盾ごと体を貫かれ、その場に倒れた。
アンナは槍を掲げ勝利の口上を高々に叫んだ。
「オーガ族の戦士よ!貴公らの戦い…みごとであった。我らの中で永遠と語り継がれるであろう!」
ロフィが彼らを称え、獣人族の戦士としての礼をする。続いてアンナも戦乙女族の礼をした。俺もヒト族の騎士としての礼をオーガ族におこなった。
周りにいた部下たちも次々に礼をした。
「行く手を阻む“壁”は取り払われた!後は本体到着まで街中を攪乱せよ!ただし、領民には決して危害を加えるなかれ!」
俺の声と共に次々と城門を越えて街中に入って行くベルド領兵。俺はそれを見届けてからまだこの場に留まる奴隷達を見やる。
「サラ!カミラ!アンナ!お前たちはここに留まりヘリヤ様の到着を待て!」
3人が俺の前に走り寄り跪く。サラを真ん中に吸血鬼の羽を掲げるカミラと戦乙女の翼を掲げるアンナが左右を固める。何とも言えぬ光景だ。
だが、いつまでもこの光景を眺めてるわけにはいかない。
「ウルチ。お前は街の上空からマイラクト領主を探してくれ。」
ウルチがもう一度≪竜戦士化≫して闇夜に羽ばたいて上空へと消えた。
「エフィとフォンはエイミーと合流して攪乱の手伝いを…」
「嫌じゃ!」
ここへ来てエフィが≪3拍子のそろった姫≫を発動させていた。フォンが赤い目で睨みつけるがお構いなしに文句を言った。
「妾もサラ姉とここに残る!疲れた!」
フォンが目を真っ赤にしてエフィに飛び掛かろうとしたが、すかさずサラが間に割って入りフォンを止めた。後ろからアンナがフォンを羽交い絞めするが、フォンはアンナを引きずってエフィに寄ろうとする。エフィは鼻をフンフン鳴らしてその場に座り込んだ。
こうなると梃子でも動かない。
…仕方がない。
(ウルチ、悪いが戻って来てくれ。)
俺は≪遠隔念話≫でウルチを呼び戻して6人全員そろわせた。
「全員でヘリヤ様を待ってなさい。喧嘩もしないように。…ヨーコ、悪いが俺と二人で行くぞ。」
ヨーコは少し呆れた表情で肯き、壊された城門へと向かった。俺もサラ達にいろんなことを何度も念押ししてヨーコの後を追った。
…さて。城内にある『黄色い点』を目指して進むとするか。
既に街中のあちこちで、自暴自棄になったマイラクト領兵が暴れ回っており、俺の部隊もマグナールの部隊もその鎮圧に回っていた。これならわざわざこちらから騒ぎを起して守備隊を攪乱する必要もない。後はバナーシ殿の本隊が到着するタイミングに合わせて城内で騒ぎを起こすだけでよい。
俺はヨーコを抱え上げ、≪超隠密行動≫で姿を隠し、≪気脈使い≫を使って空中を駆け上がって黄色い点のある、塔のの一角に向かった。
カイトの野郎の様にフレンドリーな相手だとありがたいんだが…。こういうところに連れて来られる日本人って大抵コミュ症の男の子と言うのが定番らしいからな。
俺は、塔の窓に張り付き、ヨーコを降ろして中に入る。ここから階段を少し上ると黄色い点と赤い点が2つある部屋に辿り着く。
赤い点は恐らく幽閉者を監視する兵士だろう。
階段を昇ると鉄の扉があり、その前に2人の兵士が立っていた。2人とも不安そうな表情で外の様子をチラチラと伺いながら立っている。
俺はヨーコに確認する。ヨーコは親指を立てて返事した。息を合わせて同時に襲い掛かり、兵士を音もなく気絶させる。そして中の様子を伺った。
中にはベッドの上で小さくなって震えている少年がいた。
少年か……。
俺は一抹の不安を覚えながらも、≪鑑定≫をした。
…スキルは発動しなかった。
何度もやってみたが、≪鑑定≫が発動しない。
俺はヨーコにもやらせた。ヨーコの≪能力測定≫は“この世ならざる者”であっても測定結果が見えないだけで測定は出来る。
だが、ヨーコの≪能力測定≫も発動しなかった。
俺は他に手はないか≪メニュー≫を開き……開かなかった。
そう言えば、さっきから頭ン中の複数の俺が全く感じられない。
『スキルを無効にするスキル』
…多分、そんな感じのものが周辺を覆っている。
スキルが使えない。
いつもなら、無意識にスキルを駆使してサイレント侵入してあっという間に確保できる状況なんだが、俺もヨーコもこの状況で咄嗟にどうやって中に入るか考えることができなかった。
それどころか、俺もヨーコもパニクッてまともな思考すらできていない。
そうだ、鍵!この床に倒れてる兵士なら扉の鍵を持ってるはず!
俺は気を失っている兵士の身体中を調べまくり、腕輪に取り付けられた鍵を見つけた。
短剣で腕輪と鍵を繋ぐ金具を壊し、鍵を手に入れる。
あ、そうか。先に中の少年に声を変えた方がいいか!…でもどうやって俺達を信用させる?いつもなら≪真実の言葉≫を使って信用してもらえるのに、それもできない。
俺は鍵を手にしたまま、考え込んだ。
部屋の中の少年はコミュ症の可能性大。
ヨーコが話しかける。…だめだ、コミュ症が女の子相手にまともに会話できるとは思えない。
俺が話しかける。…だめだ、俺の外見は日本人じゃねぇ。
仕方がない。より可能性のあるヨーコから話しかけてもらうか。
コンコン。
ヨーコが扉を叩き、その存在を中の少年に知らせる。
少年が音に気づきこちらを向いた。
「ヤッホー!…大丈夫?生きてる?」
ヨーコの陽気な声に少年は唖然とした表情でこちらを見ていた。
「元気そう…じゃないわね。アタシ、アナタと同じ…日本人なんだけど、わかる?」
少年の表情が変わる。
「に・・・ほんじん…?」
「そう。アナタを助けに来たの。」
「助け…る?」
「うん。アタシたちは各地に転生した日本人を探し出して、助け出して回っているのよ。」
「…転…生?」
「ああ…そこから説明しないといけないわね…。まずは、部屋に入っていい?あと、もう一人いるんだけど?」
紹介をうけて俺が扉の小窓から顔を出した。やはり日本人らしからぬ顔を見て青ざめている。
「待ってくれ、俺も日本人なんだ。外見はこの世界の人間なんだが、中身は地球人だから。」
俺は落ち着いて丁寧に喋る。少年を刺激しないように淡々とした口調で自己紹介と経緯を説明し、中に入る許可を貰う。
鍵を回しゆっくりと扉を開いてヨーコが先に、続いて俺が後から部屋に入った。少年のいるベッドから少し離れた位置で座り、少年に警戒心を与えないようにする。
「まず、名前を教えてちょうだい。」
ヨーコは陽気な声で名前を始めいくつかの質問をした。
少年の名前は歩。
3か月ほど前にこの世界にやってきた。
この世界でどうしていいかわからない状態でアルテイト盗賊団に捕まり、マイラクト領主の下に連れて行かれ、全身を隈なく調べられ、いろんな手伝いをさせられ、ここに幽閉されたそうだ。
彼がやっていたのは、高価な品物に触れる事。
そうか、これで≪所有者記録≫が解除されるのか。そうして不正に手に入れた貴重品を悉く自分のものにして財を手に入れていたのか。
だが、この能力だけでは、王国と戦争できる秘密兵器にはならない。
俺は歩に自分の能力と、神との交信について聞いてみた。
やはり、彼も創造神と対面していた。
俺たちは、彼にこの世界について説明しようとした。
そこで、≪異空間倉庫≫から小剣が移動したことを感知する。これはサラからの合図で、ヘリヤ様が到着されたことを示す。
俺の中に≪異空間倉庫≫がある。
他のスキルは使えないのに、≪異空間倉庫≫は健在していて、サラからの要求に応答した。
俺はもう一度≪メニュー≫を念じた。
ウィンドウは開かない。
次に≪異空間倉庫≫を念じる。
倉庫内のリストウィンドウが開いた。
この状況下で使えるスキルがある。
俺は考え込んでいた。そこに急におとなしくなった俺を見て不審に感じたヨーコが声を掛けてきた。
俺はこの件は後に回し、少年をどうするかについて気持ちを切り替えた。このままでは、そのうちここにマイラクトの兵が来るかもしれない。
俺は歩に土下座してここから脱出するためにおんぶする許可を願った。
彼は恐怖に引きつった顔をしていたが、ヨーコも一緒になって頼み込み、何とか了承を得て彼を背負った。
少年は俺の背中で震えていた。
ここまでのコミュ症では、この世界は辛いだろう…。
俺は背中の少年を励ましながら、塔の階段を降りて行った。
マイラクトの城は混乱していた。こそこそしている俺達には目もくれず、多くの人間が右往左往していた。お蔭で俺達も何とか危ない目には合わずに城を脱出し、小さな馬小屋に隠れることができた。
「よし、ヨーコ!お前はここで歩くんと隠れてるんだ。」
「わかった。」
「ま、ま、待ってよ!どこ行くの!」
歩が慌てふためいて俺の腕を握る。
「大丈夫だ。すぐ戻って来る。お前を辛い目に会わせたマイラクト領主を懲らしめてくる。」
少年は涙目になりながらも俺の手を放した。俺は少年に飛び切りの笑顔を見せて城に向かって行進するベルド領兵軍本隊に向かった。
馬小屋から少し離れたところで、サラに≪遠隔念話≫を使った。
(心配しました!連絡も頂けないので、何かあったのかと思いました!)
(すまない。事情があってスキルが使えない状況だった。詳しくは後で説明する。俺は城内を先行して進むから。)
(了解です。)
≪遠隔念話≫を切って城へと向かう。
既にバナーシ率いる数十名が城の入り口で切り合いを始めている。そこにロフィもいて楽しそうに相手を殴り倒していた。
門番役だったあのオーガ族が倒されたことで、城内のマイラクト領兵の戦意は喪失しており、戦闘はもう一方的の状態だ。ここに俺が加勢する必要はない。
俺はスキルを駆使して城内に潜むであろう領主の行方を捜した。
≪気配察知≫での赤い点を頼りに場内を探し回るが、俺は気になるものを発見した。
紫色の点か…。
城の最上部で弱々しく光る紫の点が見える。
「魔獣ガイルナ。」
タイミングを合わせたかのように黒竜が顔だけ顕現させて呟く。
「見覚エノアル魔力デアルナ…。」
雷獣が同じく顔だけ顕現で答えた。
「…知り合いか?誰だ?」
俺はさすがにうんざりした表情をして雷獣に聞き返した。
「…イヤソウダナ。」
「だって、あの弱々しい紫の点…どう見ても幽閉されてます感が出てるんだぜ。」
「ジャア、放ッテオクノカ?」
「……保留だ。先に領主を探……ひょっとして、この紫の点の横にいる点だったりする?」
魔獣たちは目を合わせて、ため息をついたり、関わりたくなさそうな表情を見せて引っ込んで行った。
雷獣くん。せめてお名前だけでも言ってもらえるかな。
俺は意を決して紫の点がある城の最上階へと向かった。
≪超隠密行動≫で部屋に入ったのだが、真っ先の部屋の中央で拘束されている魔獣に気づかれた。
何故気づかれたのかも然ることながら、そこに拘束されている魔獣、そしてそのそばに突き立てられている杖に目を奪われた。
“プレイアデスの7姉妹”
その7本目の武具。
そして、美しい女性の姿をした魔獣…。
俺はその魔獣?と目が合っていた。
周りには数名の騎士と、高そうな礼服を着て周りに向かって吠えている男がいた。
この吠えている男がマイラクト子爵だろう。
「爆薬の準備はまだなのか!何の為にあれだけの量の爆薬を用意したのかわからんではないか!!」
「し、しかし港に設置した爆薬を回収するだけでも時間が掛かります!それに…着火役の黒髪のガキが…!」
領主は一人の騎士をキッと睨み付けた。
「なんだと!」
「だって…!」
なんか、領主と腹心でもめ始めた。
思いもかけず正面から侵攻されて錯乱しているのだろうか。もうまともな対策検討とか反撃態勢とかできなくなってるのだろう。ただ、あたふたしているようにしか見えない。
これなら、この魔獣?さえ押さえれば大丈夫かな?
会話の内容からすると、王国に宣戦布告した根拠は、“この世ならざる者”“港に仕掛けた爆薬”“魔獣”と見ていいだろう。
さっさと片付けて、ヘリヤ様のところにもどろう。
「デフラ閣下!無理です!逃げましょう!!」
突然≪魂の真贋≫が発動した。
デフラ閣下と呼ばれたマイラクト領主の胸に黒い魂が浮かんでいた。それどころか、対面する騎士の胸にも黒い魂が浮かんでいた。
…俺はため息をついた。
黒い魂の持ち主の処分は俺の仕事。
これだけは面倒くさがらずにやらなければならない。
≪異空間倉庫≫より、美しい羽飾りのついた足鎧を取り出した。
武具名は【天馬足鎧】。
天馬が宿った魔装具で製作者は俺。その足鎧を装備し、≪超隠密行動≫を解除して立ち上がった。
そしてゆっくりとした歩調で2人に向かって歩き出す。2人の黒き魂の持ち主は部屋の中で突然現れた俺に驚き、周りにいた騎士達も含めて混乱が更に悪化した感じだ。
「だだだだだ、誰じゃ!!」
俺に怯え、後ずさりしながら俺を詰問するマイラクト領主。
俺は興味なさげな表情で答えた。
「…死神だ。貴様らの魂を循環させるためにここへ来た。」
俺は両手をゆっくりとあげ、下に降ろした。部屋に居た全員の頭上で垂直に掛かる圧力が発生し、次々と騎士たちが床にベタンベタンと貼り付けられた。
「他の者は大人しくしていろ。」
≪重力弾≫
任意の方向から対象物に対して圧力をかける。対象物に指定されたものは発動者が解除するまで、その圧力から逃れることができない。
当然、ホシガミノクソギンチャクから与えられた≪破邪顕正≫のリスト内にある超絶スキルだ。俺は文字通りに跪かせるスキルだと内心苦笑した。
ギチギチと軋む音をさせて這いつくばる騎士たちを一瞥し、恐怖でガタガタと震える2人に近づいた。
俺は無言のまま、2人の首を掴んで無理やり立たせ、お互いが持つ剣を抜いて手に持たせて向い合せに立たせた。≪精神魔法.4≫を手に入れている俺の≪超威圧≫は2人の動きを完全に封じているようで、俺はマネキン人形を操るかのように彼らの身体を動かして互いの剣が胸に当たるようにした。
既に領主の顔は涙と鼻水と涎でぐしゃぐしゃになっており、必死に何かを言っているが俺は無視し続ける。
「…これも黒き魂の定めだ。お前達の罪は俺が来世で償ってやる。」
俺は両手を左右に広げ、魔力を込めて自分の顔の前で勢いよく手を合わせた。
2人の背中から圧力がかかり、勢いよく前に押し出され手にした剣が相手の胸を貫いた。
「…本来ならばヘリヤ様が打ち取らねばならない相手なんだがな。…お前が黒い魂を持ってるせいで俺が手を下すことになった。…これも定めと思ってくれ。」
俺はそのまま手を合わせて合掌する。
2つの黒い魂が浮かび上がり、俺の胸に飛び込んだ。
直後に胸を弾けるような痛みが襲う。俺はあまりの激痛に悲鳴を上げた。続いて強烈な頭痛と吐き気を催した。そのまま前のめりになり胃液を逆流させた。
ダメだ!ここで吐いたら、俺が居た痕跡ができる。
俺は両手で口を押え、逆流してきたものを強引に飲み込んだ。鼻の奥を独特のツーンとした香りが抜けていく。俺は膝を震わせながらも必死で耐え、なんとか抑えた。割れるような頭の痛みがまだ続き、俺は床に膝をつく。
ふ、二人同時の循環は危険だ。…これほどの苦しみを味わうとは…!!
俺は頭痛が引くまでその場にうずくまっていた。
幾分か痛みも吐き気も引いたので、俺は立ち上がり、紫の鎖に繋がれた女性に近づいた。女性は最初に俺を見つけてから一切の表情を変えず、じっと俺を見つめていた。
俺は彼女の視線を気にしつつも、彼女に巻きつけられた鎖と鎖を束ねる白い杖を観察した。
「そなた…。これが何であるか知っておるのか?」
不意に美しい声が流れた。俺は顔を上げ女性を見た。
細い釣り目に赤い瞳。申し分なく美人だが、どこか狐を連想させる顔。
「ん?ああ。これで7本目だ。」
「何?」
俺の答えに狐顔の美人さんは少し声を荒げた。
まあ、かつて八岐大蛇様も似たような反応だったからな。…て待てよ。黒竜たちはこの武具については反応薄かったな。と言うことはこの武具を知っている魔獣は限られているということか?…となるとこの狐目の美人さんも大蛇様並みの高位の魔獣?
「…我を『美人さん』と比喩するとは物怖じをしておらぬな。まあ、そう言われて悪い気はせぬぞ。それに八岐大蛇を見知っているとは…そなたは何者ぞ?」
「“この世ならざる者”…だけではダメか?」
「うむ。それだけでは納得できぬ。だだもれの神力やら、異常なまでのスキル数に何じゃその固有スキルの数は?」
「うーん…説明し出すと長くなるから後でもいいかな?まずは、この封印の鎖を外してアンタを連れてこの部屋から脱出したいのだが。」
「封印を解くのはそなたの自由じゃが、その後そなたについてゆくとは限らぬぞ?」
「そん時は、アンタとは縁がなかったと言うことで。」
そう答えながら俺は杖に手を掛けた。そしてゆっくりと床から引き抜く。
紫の鎖が生き物のように暴れ出し、一か所に集まって盾の形に形成されたが、すぐに朽ち果てていった。雷獣のときと同じだな。
俺は抜いた杖の様子を確認して、≪異空間倉庫≫に仕舞う。狐目の美人さんはパタパタと服を払って誇りを落として…。
美人さん、その服…着物だよね。
魔獣?の美人さんは誰でしょうか。
主人公は雰囲気からしてあまり上位ではないように思っています。
そして4人目の“この世ならざる者”も登場です。少年です。
はたして彼の能力はいったい何なのでしょうか。
次話では、また主人公が創造神様に呼ばれます。




