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弟が作った世界でハーレム人生   作者: 永遠の28さい
◆第二章◆ 失声の銀狼少女
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7 真の強者

 海上を右翼隊が進軍する。船上の漕ぎ手は息の合った動作でオールを漕ぎ、舟の速度はぐんぐん上がっていった。

 それを見送った俺は、マグナールと共に小舟に乗りこむ。俺たちは俺たちで役割があるのだ。

 舟に乗りこんだメンバーは5人。その中にはエイミーもいる。自分たちでオールを漕ぎ、島の東側目指して出発した。


 敵地に到着するまでは俺たちは役割を確認する。。だが盾役になるような人物がいなかった。


 マグナール 勝手に先行攻撃

 斥候員1  情報収集担当

 斥候員2  攪乱担当

 エイミー  連絡役

 エルバード …。盾役します


 と、いうことになった。


 この為、俺は盾を用意する。≪異空間倉庫≫から大きな盾を取り出し、≪鑑定≫した。


 【アダマンタイトの大盾】業物

 希少金属であるアダマンチウム金属を基盤に

 鍛えられた大盾



 …しまった。この盾、かなりレアものだ。



 俺は周りの様子を見る。案の定、マグナールは盾を凝視していた。他の人も仰天顔になっている。


 「…エ、エルバード、その盾ひょっとしてアダマン…」


 「いやあ!模造品(レプリカ)では防げないですかねぇ?やっぱりしまっておきましょうか!」


 マグナールの言葉を遮って≪異空間倉庫≫に仕舞い込む。視線を合わせないように海の方を向いたのだが、マグナールが俺の顎を掴み無理やり自分のほうに顔を向けた。


 「…説明しろ。なんでお前がそんな高価なシロモノを持ってる?」


 …マグナールさん、顔…怖い。


 「あ、後でで…いいっすか?」


 俺の顎を掴んでる指に力がこもる。


 「…うやむやにすんなよ!」


 吐き捨てるようなセリフを言ってマグナールは俺の顎を放す。…馬鹿力なんだよ、マグナールは。


 「ご主人様、間もなく上陸地点に到着します。ご指示を。」


 抑揚のないエイミーの声が全員に緊張を与える。ここからは命のやり取りが発生するのだ。マグナールの合図で、互いに装備を確認して舟から海に飛び込む。舟の底に穴を開け、舟を沈ませる。エイミーが全員に≪迷彩≫をかける。これは、周りから見えにくくするスキルらしい。この状態で海を泳いで小島に上陸する予定だ。


 小島への接近は順調に進み誰にも見つからずに岸に到着した。と言うより、正面からバナーシの右翼隊が目立つように進軍している為、みんなそっちに気を取られているんだけど。


 上陸した俺たちは、草むらの中、見えにくい場所に拠点を設定し、そこに俺が荷物を一式降ろしていく。≪異空間倉庫≫に仕舞い込んでいた荷物は、主に予備の武具と治療用器具、簡易食料のみで、拠点に設営する道具一式としては必要最低限ギリギリの量だそうだ。

 ここに斥候員1の人が≪区画の監視≫を展開した。このスキルは、自分の周囲に任意の大きさで『区画』を生成し、1区画ずつ詳細な調査をここから動かずにできるというかなり便利でレアなスキルなのだ。範囲は島全体を覆うことができるらしく、このスキルを使って情報収集を行う。

 ここで得た情報はエイミーを通じて≪念話≫でフェンダーとナヴィスに送られる。≪念話≫は対象者に触れて行う≪直接念話≫と予め決められた対象者との送受信を行う≪遠隔念話≫の2種類あり、エイミーはどちらも使える優れものだった。

 俺とマグナールと斥候員2はこの場所が敵に見つからぬよう、別の場所で大騒ぎする攪乱を行う。結局盾役はなしとした。3人はそれぞれ別方向に進んで行った。


 俺は島の中央の丘担当で、草木があまりないところを進んでいた。隠れるところがないので、堂々と歩いて島の中央を目指す。予想通り、島の裏手にある砦に詰めていた海賊に見つかった。わらわらと海賊たちがこっちにやってきた。俺は【アルキュオネーの長槍】を取り出し、最長の状態にして構えた。


 さあ、槍使いのエルバード様の初陣だ!



 俺は向かって来た海賊たちの先頭の男に向かって槍を力いっぱい突き出した。先頭の海賊は思った以上に射程距離の長い槍に脇腹を突かれ、悲鳴を上げる。俺は素早く槍を引き、次の攻撃に備える。2人目が襲いかかってきたので顔を突く。海賊はかろうじて穂先を避けたが俺が力いっぱい横に振ったことで、撓った穂先が勢いをつけて海賊の首を通り過ぎた。

 海賊の首が音もなく飛び上がり、後ろにいた仲間の海賊が悲鳴を上げる。首を飛ばした槍は勢い余ってかなり左手の方に流れていたが、俺は力技で上に振り上げ、そのまま一気に振り下ろした。脇腹を突かれてうずくまっていた男と、その後ろで介抱をしていた男が槍に叩き潰される。俺は素早く槍を引き、次の敵に備えて構え直した。





 ……と想像していたが、現実はそんな甘くない。




 最初の一撃は簡単に剣で払われ、払われた勢いで俺の体があらぬ方向を向いてしまい、左半身が無防備状態となったところに、刀の一閃が来る始末。かろうじてそれを避けたが、槍を構え直している間に5~6人が俺を囲むように集まってしまい、絶体絶命の状態になってしまった。



 使ったことのない得物をいきなり実践で使いこなせるほど甘いもんじゃない。ヤーボの村でも何度も練習してたじゃないか。あの時の真剣さが足りなかったわ。

 俺は槍の長さを縮めて短槍に切り替えた。海賊たちが一斉に襲い掛かってくる。目の前の男に体をぶつけて全員からの攻撃を避けた後、振り向きざまに槍を払う。近くにいた海賊がその槍に体を斬られのけぞった。俺はその男を思いっきり蹴り倒し、後ろからやってくる敵の障害物に使う。そしてそれでも剣を繰り出す敵に短槍を突き出して威嚇した。




 ……ええい!短槍モードでも使いこなせん!ヤリってむつかしすぎるわ!もういい!後で練習する!今はムリ!



 俺は群がる敵に≪ブレス≫した。



 今回は“人外モード”でいく!武器使っても誰一人倒せない!



 俺は次々と海賊を焼き払い、丘の上に到着した。海賊どもは俺のありえない攻撃に完全に恐れを成し、近寄っても来なかった。

 俺は竜王のせいで、ほぼ無敵だってことを改めて理解した。


 俺の行動は全く攪乱にならなかった為、敵の本拠に行ってみることにした。

 昨日、フォンに場所は聞いてるので、≪超隠密行動≫で建物に向かっていく。入り口には見張りはいなかった。≪気配察知≫で建物の中に一人いることはわかっているので、ゆっくりと中に入って行く。中には裸で横たわる女性がいた。





 …人質の生き残りか!





 俺は≪超隠密行動≫を解き、女性に近づく。

 女性は俺の存在に気づき、驚きの表情を見せる。


「助けに来た!君ひとりか?」


 女性は何も言わない。首輪をしていることから奴隷であることはわかるが、悲壮な顔をまま何もしゃべろうとしない。

 不意に女性の視線が俺の後ろにいった。≪気配察知≫には何も映っていない。

 だが、俺の首筋に冷たいモノが当たった。


 「誰だてめぇ?」


 男の声がした。俺の首筋にナイフを当てている。女性は今にも悲鳴を上げそうな顔をしている。


 「俺の奴隷に用か?ぶっ殺されたいらしいな。」


 ナイフに力が入る。赤い筋が首に出来上がる。これはやばい。≪竜鱗皮≫が発動しないため、このナイフを防ぐ手段がない。


 「…あんたが頭目か?」


 俺は時間稼ぎの会話に挑戦してみた。


 「は?これから死ぬ奴に必要か?」


 ちっ…。仕方ねぇ、≪鑑定≫するか。


 【ユルスティン】

 『属スキル』

  ≪看破≫

  ≪刃投げ≫

 『固有スキル』

  ≪窃盗の左手≫

  ≪逃走の左足≫

 『呪い』

  ≪第一級犯罪者≫


 ≪魂の真贋≫が発動した。真っ黒い玉が目の前に浮かぶ。


 「おい、貴様、今≪鑑定≫したな?」


 バカな!何故わかっ……。≪看破≫の能力か。しかしなんだ、このヤバそうなスキルは?


 ここは時間稼ぎで何か聞き出そう。


 「…ああ。冥土の土産に視させて貰った。知らないスキルばかりだったがな。」


 男の手が緩む。男は俺の前髪をわしづかみにして無理やり自分の方に顔を向けさせた。


 「俺のスキルは最高だぜぇ!このチカラで俺は何でも手に入る様になったんだ!」


 ナイフを俺の喉元に突き付けてくる。裸の女性が悲鳴を上げる。


 「うるせぇ!雌豚ァ!てめぇも死にてぇのか!?」

 む!こいつ隙を見せやがった。意外とバカかもしれん。

 俺はメニューを開いた。超スローモーションになる。何か聞き出しておきたいのだが…倒すことを優先すべきか。


 まず俺の喉元に突き付けているナイフは、左手で振り払おう。

 ゆっくりと俺の左手を動かしていく。奴は動き出した俺の左手にまだ気づいていない、これなら振り払えるな。


 次にどう倒すかだが、ヤバそうなので、左腕と左足は先に斬りおとそう。

 俺はスキルリストを確認する。


 ≪鎌鼬≫


 左手を振り払ったらすぐにこのスキルでスパッと斬りおとそう。


 最後は……やっぱり≪ブレス≫か…。これ嫌なんだよなぁ、人外すぎて。


 俺の左手は、ゆっくりと動いて男の手を振り払い始めた。そこで俺はメニューを閉じる。一気に通常動作に戻り、振り払われた手からナイフが飛んで行った。


 「しまっ…!」


 次の瞬間、振り下ろした俺の腕から≪鎌鼬≫が発生し、男の左腕を捻り千切った。続いて振り上げた腕からの≪鎌鼬≫で左足が吹き飛ぶ。



 鎌鼬ってスパッと斬れると思ってたんだが、実際は引きちぎるんだ。



 あっという間に左腕と左足を吹き飛ばされた男は、床に倒れ込み、転がりまわる。俺はそこへ止めをさす。


 ゴォォオッ!!


 炎が上がり、一瞬にして男は火だるまになった。


 「ぎゃぁぁぁあ!」


 あっけなく火だるま状態から黒焦げになっていく男。名はユルスティンだったか。俺はそれをじっと見ている。


 「き、貴様は…い、一体、何者な…ん…だ…!」


 ユルスティンは、断末魔のような声を出したあと、体が崩れていった。黒い玉が現れ、俺の中に吸い込まれる。強烈な孤独感に襲われる。気持ち悪い。



 これで、こいつは浄化された。



 裸の女性は悲鳴をなんとか押し殺して、耐えていた。俺は彼女に近づき、安心するように説明する。


 「もう、大丈夫だ。でも、俺のやったことは内緒にしてもらえると助かるよ。」


 そう言って彼女に毛布をかぶせ、やさしく抱きかかえた。安心したのか彼女は意識を失った。

 彼女を抱き上げ、建物を出る。目の前に海賊たちが現れるが、≪土壌変化≫で足首を地面にめり込ませ、身動きが取れないようにする。

 ギャーギャー海賊たちが騒いでいるが、それを無視して元来た道を戻って行った。




 “神とは違い無限の精神を持たない普通の魂が神の代行を行うのですから、必ず心が壊れます。普通に命を全うすることよりも難しい生命になるのですよ。”



俺は、前世の神が言っていた言葉を思い出していた。

 『心が壊れる』の意味はいろいろあると感じていた。

 1つは“黒い玉の持ち主は悪人だけでではない”こと。昨日そうだったが、そういう人の命を奪うときほどきつい、というのは身を以て体感した。

 2つ目は黒い玉を持った人の心の闇の部分が、命を奪う度に全身を駆け巡ること。気持ち悪いことこの上ない。

 3つ目は今回の戦闘のように俺自身が圧倒的になってしまったこと。


 これまでは、戦闘系のスキルを持っていなかったから、持ってるスキルを駆使して何とか戦ってきた。竜王から戦闘系のスキルを得てからは、無敵状態でどんな異能を相手にしても負ける気がしない。この先、更にスキルを得た場合、俺は何と戦うことになるのだろう。

 俺はこの世界での存在意義がわからなくなってしまった。



 エイミーの元に戻り、助けた女性をエイミーに託した後、俺は、バナーシとフェンダーのいるところに向かった。


 バナーシが対峙した場所は、一番戦闘の激しい場所になっていた。岸から海賊たちが矢を放っては、バナーシの部隊が盾で防ぎつつ、舟を着けて上陸していく。小島上で拠点を確保した後はフェンダーの部隊が上陸して、海賊たちを急襲していく。これを繰り返して占領域を拡大させていた。

 既にバナーシの全身は返り血で血まみれである。変わってフェンダーのほうは綺麗なままである。これは戦い方の差だろう。見ていたが、バナーシはかなり泥臭い戦い方で、汚れようが打たれようが返り血を浴びようがお構いなしに戦っている。一方フェンダーは圧倒的な力でもって敵を一定距離から寄せ付けず、言わば“王者の戦い”という感じだ。



 でも、二人とも羨ましいなぁ…。


 見ててかっこいいし…。



 フェンダーの槍が轟音と共に海賊の頭を次々とかち割っていく。パン!という音と共に中身が飛び散り、周りにいる海賊に降りかかる。恐怖と戦慄と悲観と入り混じり、その場から逃げ出していく。


 本当に強い男は戦わずして、敵を蹴散らすことができるんだー。

 俺は、襲いかかる敵を何とか払いのけ、隙があれば突き刺すしかできていない。やばくなったら火吹いたらいいし。なんなら最初から火吹いたらいいし。

 俺とフェンダーは技量そのもの差も当然あるのだが、それ以前に強さの格が違っていた。

 フェンダーは挑んでみたくなる相手。俺は挑みたくない相手。

 必然的にフェンダーの前に立ちはだかるのは、強い奴らばかりになる。そしてとうとう親玉がフェンダーと対峙した。


 「あいつは…たしかポルーク。」


 人間爆弾を引き連れ港にやってきた男だ。あいつも槍を使っていたな。槍対槍の対決だ。ゆっくり見物させてもらおう。


 フェンダーとポルークの槍使い同士の対決は、周りの戦闘を一時停止させるものになった。それほど緊迫し、激烈を極め、注目を浴び、状況が膠着していた。

 薙ぎ払い、突き、弾き、振り下ろす。その度にお互いの槍がぶつかり、辺りに大きな音を響かせていた。既に二人の戦いに周りは魅せられており、俺も無言で見入っていた。

 フェンダーの打ち下ろした槍はポルークの黒槍に弾かれ、ポルーク繰り出した突きはフェンダーの赤槍に止められる。このままずっと続くのではないかと思われるほど、互いの技量は拮抗していた。


 だが…。


 「フェンダーの勝ちだな…。」


 俺はフェンダーの勝利を確信した。

 技量は拮抗、覇気は一歩も譲らず、残るは体力勝負になるが、それはフェンダーの方が勝っていた。つまり時間が経つほどにポルークの威力は衰えていく。既にその兆候は現れており、フェンダーが槍を振るう数が増えていた。



 そして決着の時が来た。



 フェンダーの突きが4連続で行われ、かろうじてそれをポルークは防いだが体勢を崩す。その隙を見逃すフェンダーではなく、赤い槍を振り上げ、渾身の力で振り下ろした。ポルークは気力を振り絞り、その一撃を受け止めようと槍を上にかざす。

 だが、槍は上から降ってこなかった。誰もがフェンダーの構えを見て振り下ろされると思っていた。俺もそう見ていた。だが赤い槍はポルークの正面から一直線に突き出され、ポルークの厚い胸板を貫いた。


 「グォ…オォ……ゥオオ!」


 弱々しい咆哮を最後に槍を構えたまま、後ろに倒れ込んだ。突き刺さった赤い槍が天に向かってそびえるように立つ。

 その槍に手を掛け、引き抜き、ポルークに向かって一礼するフェンダー。



 「…ぅるぁあああああ!」



 そしてフェンダーは勝利の雄叫びを上げた。



 猛雄の雄叫びは討伐隊の勇気を呼び覚まし、海賊たちの心をへし折った。



 ……かっこいい。



 俺はいつの間にか拳を握りしめていた。戦いをみて興奮していた。周りでは、拳を高々と掲げ同じように雄叫びを上げている奴もいる。

 これだ、これこそ真の強者(つわもの)だ。



 俺も周りにつられて、まるで自分が勝ったかのように雄叫びを上げた。







 小島内の海賊は既に武器を捨てて降伏しており、俺たちの完全勝利となって、戦闘は終了した。

 西岸から攻めていたラッド殿も無事上陸を果たし、フェンダーと合流した。簡易的に会議場を設営し会議を始める。俺は呼ばれてないので、警備をするふりをして、話を聞くことにした。

 目的は海賊団の討伐だが、その中の必須事項として、第一級犯罪者の討伐があり、その状況確認となった。

 この海賊団のなかで確認されている第一級犯罪者は5人。

 黒槍使いのポルーク、双刀のダーダ、看破のユルスティン、斧使いのオーマ、闇使いキュクロスだそうだ。このうち、ユルスティンは俺が黒焦げにした。斧使いはフェンダーの突き殺された。ダーダはバナーシが双刀対決を制した。ポルークはあの通り。残りは闇使い。…闇使いってなんだ?どこにいる?

 なんか、危なっかしい能力の持ち主だろう。まあ聞きたいことは聞けたから、隊長のところへ戻るか…。



 俺はエイミーがいる攪乱部隊の拠点に戻っていた。念のために≪気配察知≫で周りの様子を確認しながら、拠点に向かう。

 しばらく歩いて、≪気配察知≫で赤い点が6つ見えた。どうやら拠点は無事のようだ。


 …?6つ?


 マグナール

 エイミー

 斥候1

 斥候2

 奴隷女性


 この5人のはず…。なのに点は6つ。しかも激しく動いている。



 何かヤバい気がする!



 俺は≪気脈使い≫を使って拠点へと急いだ。


大規模な戦闘シーンは結局省くことにしました。

この物語の主人公はあくまでもエルバードです。

そのため、主人公の視点で見える範囲の描写にとどめて、今回はスケールを大きくしないようにしました。

そのうち、主人公が中心となった大規模戦闘があるかもしれません。その時は大人数VS大人数の描写をやってみたいと思います。


次回は2匹目の神獣登場です。


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