表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
37/74

37話

今日は時間通り!!

 さてさて美咲との話も終わったし...........ってそういえばいつまで入院するんだろ?2、3日だったらいいな。入院費だってかかるんだし短い方が良いに決まってる。


「美咲ー私っていつ退院するか知ってるー?」


「目が覚めて2、3日様子見て何ともなさそうだったらすぐ退院できるって母さんが言ってたような言ってなかったような?」


「なるほどー...........そういえば紗耶香さんには連絡してるの?もし連絡してたら私は2回くらい清心的に死ぬことになるんだけど........。」


「そりゃもちろん伝えてるに決まってるだろ?」


 うえぇ、もう私死確定じゃん。..........どうやって生き延びようかな?


「も、もしかして紗耶香さんもう来てる、とかないよね?」


「多分まだじゃね?それにもし今来たとしても1時間は絶対に病室に入れないしな」


「ん?なんで?」


「当ててみ。ヒントは陽凪・自殺・保護者」


「...............オーケーよく分かった。つまり紗耶香さんも保護者云々かんぬんでおばさんに説教され中?」


「そ。陽凪のせいでな。陽凪が紗耶香さんにも言わずに1人で突っ走った結果だよ」


「......................ごめんなさい紗耶香さん」


 ほんと申し訳ないです。怒られなくてもいい人が怒られるなんて.........。


「あ、あと陽凪これから当分あんたは私の家預かりになるからよろしく」


「は!?それどういうこと!?」


「どうもこうも母さんは陽凪を自分の監視下においてこれ以上陽凪が変なことをしないように教育したいからなんじゃないか?ちなみに私も大賛成」


「いやもうしないってば」


「そう言って2回目をやらかしたのはどこの誰かな~?」


「ぐぐぐ、そ、そうだ!おじさん!おじさんはどうするの!?こう言ったら失礼だけどおじさん見ると私不機嫌になって攻撃するよ!?」


「そこも大丈夫。陽凪が退院したと同時にお金と着替えとかを持たせて市内のホテルに放り込むって母さん言ってた」


「うわぁ、私がいうのもちょっとあれだけどおじさんの扱い.........」


「そういうもんだから気にすんな」


 一応男とはいえお世話になってるおばさんの旦那さんで美咲のお父さんだから悪くは思ってないし、会うたびに睨んだり無視したりする私を気にかけてくれて、話しかけてくれたりもするからそこらの男よりかはまだマシに思ってるけど、男ってだけで条件反射のごとく手とか口で攻撃しちゃうからほんと申し訳ないです。


「..........美咲。おじさんにごめんなさいって伝えてくれない?」


「お?男嫌いで有名な陽凪が男に謝るなんて珍しいな」


「嫌いでも謝るくらいはするよ。そこまで腐った人間じゃないしね」


「へーへー、分かりました」


 いや何その信じてない顔。すくなくともおじさんには感謝してるんだよ?こんな触れたら爆発して触れなくてもトゲトゲしてる私を怒るどころか心配してくれてるんだから感謝するのは当たり前でしょ?.............自分から「ありがとう」って言いたいけど絶対「こっち見んな」に変換されるから無理なんだよね。


「そういえば話結構戻るけど、私の身体に異常が見られなかったら退院って言ってたけどなんかあるの?」


「いいや特にはないらしい。まぁただの様子見だよ。...............あっと忘れてた。陽凪、左手首見てみ?」


 左手首......あぁリスカしたところか。で?これが何かある?


「その傷もう消えないってよ」


「..........................マジか」


 それは想定外だわ。


 まぁ今さら傷の1つ2つが増えたところで特に気にすることは........。


「それに関してうちの母さんがめっちゃ怒ってたから追加で説教らしいぞ?自殺しようとしたこと、他人を頼らなかったこと、心配かけたこと、そして女だから身体に傷をつけちゃいけない、などなど説教案件多数だな。おめでとう陽凪。確実に今回の説教が1番怖いぞ」


 あったわ。むしろ私の生命の危機に関係することなんだが?


「ドンマイ陽凪」


 やめれその満面の笑顔。自分は関係ないからって薄情すぎるだろ。あることないこと言って巻き込んでやろうか?


「................まだ母さんの方はかかりそうだから、陽凪何か飲むか?」


「んーーー、甘いもので」


「おけ。じゃあ買ってくるわ」


「お金は、って財布どこやったっけ?」


「いらねーよこんぐらい」


「ありがと」


「じゃあおとなしく寝とけよ?」


「私は子供か!」


「1人が寂しいやつは十分子供だよ。それともあれか?寂しいから私についてきたいか?手つないでやろうか?」


「いるかそんなもん!!早く行ってこい!!!」


「へーへー分かりましたおこちゃまな陽凪さん」


「だ、れ、が!おこちゃまか!!」


 くそぉ、からかうだけからかって行きやがった........。絶対ゆるさん。帰ってきたら報復の時間じゃ!!



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ