表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
24/74

24話

「ああぁぁぁぁぁぁぁ!筋肉痛が酷いーーーーー!!」


 ふふふ、たしかにそうだね?歩くのも辛そうにしてるね。


「紗耶香さん、何見てるんですか?その巨乳もぎますよ?」


 だってよちよち歩いてるのが可愛いんだもん。そーっと足が地面に着く度にしかめ面してるのが面白いんだも。


「こらこら、恨めしそうな顔してそんな物騒なこと言わないの」


 なんで貧にゅ...........体型がスレンダーな子達はこれに憧れるのかな?大きくても重くて邪魔なだけだし、可愛い服とかあまり見つからなくて困るんだよ?


「で、昨日のバスケはどうだったの?」


「楽しかった!!部内でいろんなチーム作ってくれて、それVS元星蘭スタメンでやってボロボロに負けたこともあったけど楽しかった!!」


 パァって表情を明るくして色々語ってくれる。まるで小さい子が母親に自慢する時のような嬉しそうな顔でいっぱい語ってくれる。


 3年生チームにはぼろ負けしてさすが県大会常連校のスタメン!って言ってたり、2年生チームには当時の星蘭のことを覚えてくれてる人がいたり、1年生チームには美咲ちゃんに憧れて入学したって子がいたりって色々教えてくれた。


 その時の陽凪ちゃんの表情はもう晴れやかなもので楽しくて楽しくてしょうがないってオーラがすっごいしてる。


 ...........................やっぱりバスケ辞めたの後悔してるのかな?


 こればっかりは陽凪ちゃんの心しだいだから私からは何も言えない。でも、もしまたバスケやるなら私は応援する。さーちゃんの分までね。


「紗耶香さん聞いてる!?せっかく私が話してるのにーーーー!」


「ごめんごめん。で、どうしたの?」


「これから夏休みの間だけバスケ部にお邪魔する予定なんだけど良い?」


「え?.................も、もちろんいいけど、えっといきなりどうしたの?」


「やっぱりバスケは楽しいって思ってね!!」


「だったら3年生までやったら?」


「んー、それは無理、かな?」


「どうして?」


「高校の試合ってあの体育館なんだよね。あそこに行くとどうしても沙那ねぇを、お母さんを思い出しそうで怖いから、ね?」


 そっか。高校のバスケの試合って試合会場自体はその時々によって変わるけど結構高い確率であそこに行くもんね。


「だから学校でやるだけにする。これから私こんな感じで筋肉痛に悩まされる日々を送るけど大丈夫?家のことほとんどできなくなると思うよ?」


「そんなこと心配しないの。陽凪ちゃんがやりたいようにやっていいんだからね」


「分かった!ありがとう紗耶香さん!!!」


 ギューって抱き着いてくる。


 ..........................え?ひ、陽凪ちゃんから?夢、じゃないよね?


 こっそり自分の太腿をつねってみるけど痛かったからこれは現実!!


 何この子!?今まで自分からこんなことしなかったのになんで今日はするの!?.............はっ!これが俗にいうデレ期ってやつ!?さーちゃんは時と場所を選べば抱きしめたり、抱き着いたりは普通にしてたからやっぱりこれがデレ期!?


「じゃあちょっと身体のケアしてきまーす」


 あっ...............行っちゃった。


 でもいっか。こんなこと滅多にないからこれで満足しないとね。


 いつかは陽凪ちゃんがいつでもデレれるように調きょ..............教えなくちゃね?


 そのための下準備をしなくちゃ。とりあえず構ってオーラを出されても放置することから始めようかな?自分から求められるようにしなきゃね。


 でも、そんなことよりも!今日も仕事頑張ってきてよかった!!


 これはいつも仕事頑張って、変態課長につきまとわれてる私へのご褒美ですよね!!


 神様陽凪様ありがとうございます!!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ