17話
明日は更新できるか不安なので期待しないでいて下さい。更新されてたらラッキー程度でお願いします。
side栞里
んーー!久しぶりに来たーーーー!!
コンビニもあるし、大きなショッピングモールは少し遠いけどそれでも十分近い!!
それにこの高層マンションとか見ると帰って来たーー!って感じがして良き!!!
ここに来るのも3年ぶりかぁ.............。沙那ってば私のこと覚えてるかな?
...................さすがに覚えてるよね?可愛い可愛い紗耶香とくっつけさした立役者が私なんだから覚えてるはず。
そもそも連絡自体は2年前までとってたし、忙しくなるから連絡取れないかもって聞いて私からも連絡とってないことも問題だったけど今日会えるから良いよね!
あー楽しみ!!どこ連れまわしてやろうかな?とりあえず買い物は確定。それからゲーセンもいいし、ボウリングでも可!カラオケならもっと可!!
逸る気持ちを抑えられなくなりつつ急いで沙那と紗耶香の愛の巣に行く。
沙那の妹さんもいるらしいからいっぱい愛でなきゃ!!存在は知ってたけど直接会ったことがないから楽しみ!!あっ!でも写真では見たことがあるけどね!!
ロビーで部屋番号を入力して紗耶香にゲート開けてもらって、いよいよ侵入開始じゃ!!
エレベーターに乗って、降りて、部屋までダッシュ!
ピンポーン♪
まだかな。まだかな。早く出てこないかな?
「久しぶり栞里。元気して、キャッ!?」
「久しぶり紗耶香!!!会いたかったよ――!」
扉が開くと前に見た時よりも若干大人になった紗耶香がいた。それでもあの頃のまんまの紗耶香がいて嬉しくて抱き着く!!
「もう..............栞里おかえり」
「ただいま紗耶香!!」
ギュッと抱き着いたままでいて、帰って来たーって感じがなおさら。
「栞里ちょっと離して?」
「はーい」
「紹介したい子がいるんだ。陽凪ちゃんこっちにおいで?」
陽凪?....................思い出した!!沙那の妹だ!!!
「えっと、初めまして。沙那ねぇの妹の陽凪です」
んーーー!可愛い!!あんなのの妹と思えないくらい可愛い!!!
いっつも不愛想で笑顔を見せなくて、そのくせ笑った顔が可愛かったあいつとは大違いで普通にしてても可愛い!!
「初めまして!!聞いてたとは思うけど沙那と紗耶香をくっつけた張本人の冬野栞里です!よろしくね陽凪ちゃん!!」
「あ、はい。お願いします」
んー?なんか距離が遠いな?私なにかしたっけ?
「はいそこ、首傾げない。あんたの見た目と中身のギャップがすごすぎて陽凪ちゃん困ってるんだから猫かぶりなさい」
「いーっだ!身内しかいないのに猫はかぶりませーん!!」
「はぁ...............陽凪ちゃんこれはこういう存在だから、その、ね?諦めてちょうだい」
「ちょっとそこ!私をdisらない!」
まぁ慣れてるからいいけどね。
そういえば沙那が出てこないな?いっつもなら苦笑しながら見てるのにいない。なんで?
「ねね沙那はどこにいるの?仕事?」
「えっと、沙那ねぇは、その、「陽凪ちゃん私が言うからちょっとストップ」..........分かりました」
ん?雲行きが怪しいぞ?何かあったの?
「とりあえずこっちに来て。話はそれから」
そう言って私はとある部屋に連れてかれた。妙に生活感があるのはたぶん紗耶香がここで寝てるからかな?
ベッドが若干大きくてシングルに見えないから多分ここで色々シテたんでしょうね。
「ここは沙那の部屋よ。そしてここの部屋の持ち主は今ここにいる」
なるほどここは沙那のへ.....................冗談でしょ?
こんなの嘘に決まってる。きっと私は悪い夢を見てるだけ。私が目を覚ませばこんなもの消えてなくなる。
「嘘じゃないよ。沙那は2年まえに亡くなった。交通事故でね」
全部夢だ。今日のことは全部夢。こんなの受け入れられない。受け入れらるはずなんてない。
「ごめんね栞里」
「...............ごめんちょっと無理だわ。信じられない。沙那が死ぬはずなんてない」
「..................................ごめん」
あふれ出る感情を抑えられる自信がない。
「ちょっと今から騒ぐけど許してほしいな。ううん許せ」
「....................分かった。ドアだけ閉めとくね」
「...........................沙那さ、お前なんで死んでんの?この前さ『今の私は幸せだよ?大好きな紗耶香と可愛い可愛い妹の陽凪と暮らせて幸せ』って言ってたのは嘘だったん?なんでこんなことになってる?ふざけてるん?なら怒るよ?」
「あのさ!なんでお前は死んでるんだよ!!幸せだったんだろ!?かけがいのない家族だったんだろ!?愛してくれる家族だったんだろ!?だったら最後まで一緒にいろよ!!何が交通事故だよ!何が死だよ!!お前はさ幸せだったんだろ!?だったらしがみつけよ!!何が何でも離さないくらいの覚悟でしがみつけよ!!手を離すなよ!!!お前が!...........お前が生きるのを諦めたからこうなったんだろ!!謝れよ!!紗耶香と陽凪ちゃんに謝れよ!!!残してごめんって!一緒に生きれなくてごめんってさ!!あんたはさまた陽凪ちゃんを残してったんだよ!!しかも今回はたった独りなんだよ!!!妹が可愛いならお前は生き残るべきだったんだよ!!なのに、なのに!......................なんで死んだんだよ。私も悲しいじゃないか。親友が死んで、葬式にも行けなくて、こうやって会いにくるのも時間がかかった。それに今こうやってお前に八つ当たりしてる。ほんと何してるんだろうね」
「栞里...............」
「ごめん紗耶香。ちょっと沙那と2人きりにしてくれない?まだまだ言いたいこと山ほどあるから」
「分かった.............。ごめんね栞里」
「紗耶香が気にすることじゃないよ。私に連絡が来なかったのだって考えてのことだろうし大丈夫。私は怒ってない」
「.................ごめんなさい栞里」
ほんとは紗耶香にも謝るべきだとけど今は許して。
.....................でもお前はまだ付き合えよ。
私の言いたいこと、お前だけに言いたかったことまだたくさんあったから。だからどれだけ私に八つ当たりされても文句は言うなよ?
それぐらいのことをしたんだから我慢しろよな。
..........もう。その仕方ないなって顔しないでよ。あんたがまだ生きてるって思っちゃうでしょ?
それじゃ最後まで付き合ってよ大切な親友さん?




