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027 《潜入決着》

 これまでに機械仕掛けの人形があると言ったように、皇国は現在進行系で【機械化】を進めている。

 それは先述した人形であり、連絡用端末であり、セキュリティなり。

 そして――乗り物であったり。


「――先輩!」

「――確かにあれっぽいな!」


 意識内にてヤツも『ゴッドパワーびんびん来てる』と言っている。

 オレたちは着替えることもなく、片手間のように『辞めます!』と宣言してカジノを飛び出した。

 日は既に回ったが、メインエントランスには何台もの車が停車している。


 しかしレインの盗聴した内容や、ヤツのサーチを鑑みるに、隅に停めてあるあの黒い車が――


「あ、発進しました!」

「ッチ、そりゃ取引が終わったらすぐ出てくわな……!」


 相手からしたらすぐにでも現場から離脱したいだろう。

 ぐだぐだしているはずもない。


「ど、どうします!?」

「…………」

「あ、聖力(カムイ)で身体を強化して、屋根の上をジャンプしていくとか? まさにニンジャの如くです!」

「ニンジャ好きだなおい……」


 以前にもその手の話をした。

 しかし彼女の案は急に思いついたにしては妙案と言えよう。

 強化すればスピードも出るし、建物を飛び越えていくなら人や信号を気にする必要も無い。

 だが――


「それはできないな」

「な、なにかマズかったでしょうか?」

「いや、素晴らしいアイデアではあるんだが……」


 申し訳ないことに、オレの身体が問題なのだ。

 壁に張り付くくらいならともかく、ニンジャの真似事を長時間やれる余力はない。

 近頃無理をしすぎたせいか身体にガタが来ている。

 これから戦闘が起こるならば、なるべく力は温存したい。

 

「なら――」


 辺りを見回す。

 車、車、車と続く中で、脇の方に何台か二輪車(バイク)を見つける。

 本来駐車禁止の場所なのだが、もはやそのルールは守られていないのだろう。

 カジノの客か、ここ近隣に住む者たちが停めているのだ。


「走るぞ!」

「え、あ、はい!」

「ところでレイン、お前バイクって運転できるか!?」

「無理ですけど、それがなにか――」

「じゃあお前は後ろだ!」


 有無を言わさず、レインと共に駆け出す。

 まだアイツが索敵できる範囲に【あの車】がある内に出発しなくてはいけない。

 

「後ろに乗れ」

「こ、これ先輩のものじゃあ……」

「借りるだけだ。壊れなかったら今度返す」

「それ壊したら返さないって意味に聞こえますけど、あとヘルメットは……」

「ンなものはない。お前は聖力(カムイ)があり余ってんだからそれで代用しろ」


 キーはないが、鍵穴に触れ電流を流し込む。

 マシンは最初不穏な音を奏でたが、無事に起動したらしい。


「……なんだか手慣れてますね」

「聖剣学園の生徒たるもの車の盗難方法ぐらい身につけ――」

「ません!」


 レインはオレが日頃から、このような犯罪に手を染めているのではと疑っているらしい。

 まったく酷いやつだ。

 状況によって仕方なく、心を痛ませながら借用することがあるだけで、自利的にパクったことなど一度もない。


「飛ばすぞ。しっかり掴まっとけ」

「交通法は……」

「こうつうほう? なんだそれ? 忍法の1つか?」

「うぅ、もう守る気ゼロということは理解しました……」


 レインは両手をオレの腰に回し、それが為されたと同時にアクセルを踏む。

 さっきはとぼけたが、もちろん交通法は知っている。

 ……しかしルールを守っていては守れないものもあるのだ。


「カッコよく言い訳したってやってることは犯罪ですからね――!」


 レインが見透かしたように諭してくる。

 密着しているので、説教の音量ボリュールも三割増しだ。

 

「ところで先輩、これって追跡ですよね? 相手の居場所が分かるんですか?」

「心配するな。ざっくりだが分かっている」


 日を回った、深夜になったのは結果から言って幸いであった。

 なにせ時間帯的に出歩く人はほとんどおらず、信号待ちの車だってそう多くはない。

 安全運転を心がけない以上、危険要素は少ないに越したことはないのだ。


「け、結構スピード出しますね――!」

「そうだな――!」


 風切り音が鼓膜をつんざく。

 それなりに大きい声を出さなくては、レインと会話が成り立たない。


「あ、信号が――」

「信号ってなんだっけ?」

「先輩はもう一生運転しないでください!」


 ヘタな言い訳をして法を破っていく。

 操作しているのは自分なので、同乗者である彼女はそう咎められないだろう(たぶん)。


「――見つけたっ!」


 数百メートル先、黒塗りの四輪車を視界に捉える。

 ざっくりであった反応も、肉眼で認識できたとなると間違いようがない。

 あれが取引の相手が乗る車だ。


「な――」


 驚きの声を上げたのはレインだった。

 彼女の視線の先には追跡対象、そして――紫の弾があった。

 弾と呼ぶのが相応しくないのなら、紫炎(しえん)の塊とでも表現しようか。

 東方の怪異でいう【鬼火】のように、暗い闇夜に幾つも浮遊している。


「あ、あれは一体――」

「いよいよ本性出してきたな! 追跡されることに痺れを切らしたらしい!」

「ど、どういうことですか!?」

「ありゃ【魔法】だよ!」

「魔法!?」

「先公の取引相手、どうやら【魔族】だったようだ――!」


 人間の身体に【聖力(カムイ)】という力が宿るならば。

 魔力の身体には【魔力(マギガ)】という力が宿る。

 それは【魔剣】を起動する上での燃料となり、また応用することで【魔法】としても行使することができる。


「レイン、魔法攻撃が来るぞ!」

「こ、攻撃って、わたしは……」

「お前が【迎撃】するんだ! オレは運転で手が離せない!」

「げ、迎撃!? こんな不安定な車上でだなんて、そんなの――」

「レインならできる! それとも腰の【聖剣】は飾りか!?」

「――っ」

「最短かつ最速のルートで追いつく。それまでオレの命は、レイン――お前に預けるぜ」 

 

 明言はしないけれども、ほんの僅かな時間、本当の意味でレイン・レインブンズという人間を信用すると伝えた。

 これは打算的でも投げやりでもない。

 彼女の技量と度胸があれば、十分可能だとオレは知っているのだ。


「……分かりました。ええ、分かりましたとも! やりますとも! やってやりますよ!」

「ああ、任せたよ」

 

 その役目承ったと頷いた。

 決断と行動の速さは、彼女にとっての専売特許とも呼べる。

 現状で前向きでいられる、かつ戦闘を臨めるなど、なかなか今の1年にはできそうもない。


「こっちも気合い入れないとな――っ!」


 ギアを最速(トップ)に入れ全開走行へと移行する。

 このスピードで転倒すれば無事では済まない、ましてや魔法攻撃を受けてとなれば死は確実だろう。


(さっきまでカジノにずっといた身からすれば、ハイリスクハイリターン上等って感じだな)


 最速になったと同時、ついに空中に灯っていた【魔法】が放たれる。

 炎の塊が軌跡を描きながら迫ってくるのだ。

 無茶な動きをすれば1発や2発は避けられるだろう、しかし全ての回避は不可能だ。

 ならばそれは――彼女が埋めるほかない。


「蒼焔よ!」


 紫の炎と相対するは蒼い焔。

 背後より速射され、迫る魔法を相殺していく。

 砕かれた熱は粒子となって霧散、風に乗って消えていった。


「追撃くるぞ――!」


 だがこのやり取りは、まだ序章にすぎない。

 既に二段三段と敵は構えているのだ。

 最初の倍はあろうかという規模で【魔法】が展開される。


「お任せを――!」


 稀代の天才、彼女の手腕はそう呼ばれるに相応しいものであった。

 超高速下での適切かつ的確な迎撃。

 一撃も被弾することなく、駆動する二輪はグイグイと敵車に接近する。


「レイン! 一発でかいの撃て!」

「了解です!」


 優勢はこちら、レインは好機を逃さず特大の一撃を放つ。

 大砲の如く放たれた蒼焔は見事目標へとヒットした。

 凄まじい轟音、そして爆発が引き起こされる。

 追跡していた車は大破し、火花を散らしながら停止する。


「停止させたってか、もはや半殺しだが……」


 だが――これで死ぬような種ではないだろう。

 近くにバイクを停め、剣を抜き燃えさかる車を見据える。


「先輩、あれ!」


 レインがまず指さしたのは、車の荷室があった部分。

 ひしゃげたトランクからは、煌びやかな【聖剣】たちの姿があった。

 

「全て【神造聖剣(デウスファクト)】っぽいな。どうやらオレたちが【神具(レリック)】だと思っていたものは……」

「――ご名答。これらは聖剣学園の生徒から奪った【聖剣】に他なりません」


 焔に飲まれたマシンから、1人の男が出てくる。

 一般人であれば既に焼き殺されている状況、おそらく【魔法】か【魔剣】で防いでいる。


「神と縁を持つアイテム。確かに聖剣なんてその典型的例だよな」

「ええ。純粋な【神具(レリック)】に比べればもちろん格落ちしますが、10本20本と集めれば価値も変わってくるものです」


 出てきた長身の男は、黒いロングコートと黒いハットを纏っていた。

 容姿だけ見ればどこかの貴族にも思えるが――


「まさかこんな街中でカーレースをすることになるとは。見たところあなた方は若いようですし、もしや聖剣学園の生徒さんで?」

「それこそご名答、と言わせてもらおう」

「ふふふ。意外と足がつくのが早かった。もうひと月ほど掛かるという見立てだったのですが」


 愉快そうに笑う魔族の男。


「お前は、もしくはお前たちは、【聖剣】を集めて何をするつもりだ?」

「なにをする? 既に言ったでしょう? 神具たりえない聖剣も束ねれば価値を生むと、代用品になりえる――と。まぁ一介の学生は、そもそも【神】など信じないでしょうけれどね」

「神……」

「安直に言えば【テロ】というやつですか。楽しい儀式をこの国でしようかなと考えていたところです」


 神降ろしはほとんど成功しない。

 しかも失敗すれば実害すら伴う。

 もしかしたら彼らにとって【儀式】の結果はどうでもいいのかもしれない。

 望むのはもたらされる破壊だけ。


「よくそこまでペラペラと教えてくれるな」

「ええ。基本お喋りは好きなので。それにあなたたち程度――後ろの少女はそこそこ聖力(カムイ)があるようですが、殺すのは簡単です」


 魔力の圧が増す。

 コイツはさっきまで運転をしながら魔法を行使していた、なら戦闘に専念できるこの状況はどうだ。


「あなたは……人造聖剣ですか。しかも粗悪品。はぁ、回収できるのは女性の方だけですかね。ですがこの蒼焔――少々興味深い」


 男はいつのまにか【魔剣】を手にしていた。

 それはレインと同様で炎の性質を持つのだろう、紫炎を生み出しどうしてか背後の蒼焔に接触させる。

 同属系統だからこそ気づけるものもある、と言って。


「……ふむ、どうやら少女の方は殺さない方がいいやもしれません。というかこれは……」


 あれだけ饒舌に語っていたのに、一転ブツブツと小言を紡ぐ。

 お互い動けないまま時間が流れていく。


(……想定していた以上、上級魔族か? これはレインじゃあ勝負にならない。今の状態のオレだって同じだ)


 さっきの爆発で死んでくれれば万々歳だったんだが。

 しかしここまで力を温存してきて良かった。

 一撃あれば――勝負を決められる。

 

「――考察はここまでとしますか、まずはこの場を脱することが最優先でしょう」

 

 男は【魔剣】を構え――た時には、もう消えていた。


「っ!」


 オレの【聖剣】と敵の【魔剣】が接触、火花と共に鋭い音を鳴らす。

 魔族の男は一瞬にして距離を詰めてきた。


「ほう! よく反応しました……が!」


 目前にて紫炎が鳴り、凝縮された熱量が圧力となって剣戟を押す。

 この男が言ったとおりオレの使う【聖剣】は大したものではない、一撃を弾いただけで砕け散ってしまった。

 やはり微弱にしか力を使えない今、マトモにやり合うのは――


「蒼焔よ!」


 すぐ後ろにいたレインが寸でのタイミングで焔を放つ。

 剣先より枝分かれした蒼い焔は、触手のようにうねり男を退けた。


「先輩!」

「……問題ない。剣が折れただけだ」


 魔族の男はどうしてか追撃を仕掛けることなく距離を取って、レインの力を興味深そうに観察している。

 なぜそんなことを――と、考えている余裕はない。

 今は現状に活路を見いだすべく動かなくてはいけない。


「どうせ応援など間に合いません。少年、その少女の身柄を明け渡すというのなら、あなたの命を助けてもいい」

「なに……?」


 告げられたのは1度きりのチャンスだった。


「お喋りしておいてなんだが、一応この場から早く離れたいのでね。なに妥協策としてどうかなと。だいぶこちらが譲歩しているのだけれども」

「どうしてコイツにそこまでこだわる?」

「いやなに、やけに面白い焔を使うのでね。少しばかり研究をしてみたくなったのさ。ならば傷はできるだけつけたくない」


 要領を得ない会話だった。

 だがオレはそれを否定すべきだとはすぐ理解した。

 しかし戦力差は今なお大きく開いている。

 レインも察しているだろう。

 このままではジリ貧、いずれ押し切られてしまうと。


「レイン、お前はに――」

「逃げません!」


 時間稼ぎはオレがする、と言うつもりだったんだが。

 以心伝心とでも呼ぼうか。

 レインはオレの言葉より先に言葉を否定した。


「わたしたちは――タッグです」


 それが一時のものであったとしても、仮初めのものだったとしても。


「わたしが命がけで時間稼ぎするならともかく、グレイ先輩を置いて逃げるなどという選択肢は最初から存在しません」


 カッコイイ口上だった。

 でもお前がしんがりを務めるのはいいのかよ。

 オレはそんなの認めないぞ。

 ……となると、2人で仲良くこの場に残るしかないわけだ。


「先輩が死ぬ時は、後輩も死ぬ時ってか?」

「いいえ。先輩が死ぬ時は、後輩が死ねぬ時です。この命を賭してあなたを助けましょう」


 それに――と。


「仕事の前に『死ぬな』とわたしに言いましたよね? なら先輩も守ってください」

「オレは時間稼ぎで、死ぬつもりなんて無いん――」

「でもそれ死亡フラグっぽいじゃないですか!!」


 死亡フラグって……リストみたいな事を言うな。

 だが、そうだな、置いてけないよな。

 オレだってお前を見捨てるなんて――もう、できないんだから。


「羨ましいねぇ。仲が良いようで」

「……色々あったが今じゃ自慢の後輩さ」

「そうか。なら申し訳ないんだが――」


 男も【魔剣】の出力を上げる。

 向こうも遊んでいる暇はない、次の一撃で決めるつもりなのだろう。

 

「――っ!」


 レインも殺気を感知し【聖剣】を構える。

 オレの聖剣が折れているから、わたしがやるしかないとでも思っているのかもしれない。

 そうだな。

 このまま勝負に入ればオレたちは負けるだろう。死んでしまうだろう。

 ならば――例え見せることになっても。例え限界だったとしても。


「――呆れた」


 どこか聞き慣れたあの口癖が聞こえた。

 その言葉を発したのは――オレだ。

 無表情な少女でなく、グレイ・ロズウェルという男が発したのだ。


「――呆れたぜ」


 オレは……いいや、オレという誰かが言葉を洩らす。

 そして笑う。こんな状況にはそぐわない凄惨な笑みを浮かべている。


「もうこの剣は要らないな」

「せ、先輩!?」

「レイン・レイブンズ、前に出るなよ――」


 折れた【聖剣】を宙に放る。堂々と捨てる。

 当然ながらオレは丸腰だ。空手となって【魔剣】と相対する。


「気でも狂ったかね――ッ!」


 相手が剣を捨てたのだ、この好機を逃すわけがない。

 男は魔力を迸らせながら駿馬の如く飛び出した。


「全能を殺す唯一の(つるぎ)


 かつて、天国と地獄に君臨する女神がいたそうだ。

 彼女は得物として【十字剣】を使ったとされる。

 全長1メートル級の両刃に、異様に長い鍔は剣身と交差しているようにも思え、鞘はなく常に抜き身で携えられていた。

 かの【神剣】もたらす現象は――あらゆる剣の【滅殺】である。


「なにっ!?」


 オレの手から、とてつもない規模の【電流】があふれ出る。

 網の目のようにプラズマが迸り、男へと向かっていく。

 それを【魔剣】で防ごうと判断したのが誤りである。

 なぜなら、これに触れただけで剣はミクロ単位にまで【分解】されてしまうのだから。


聖力(カムイ)は一切感じない、この事象は――」


 彼に驚く暇などもうなかった。

 この手に光が集約、輝きは【十字】として形成され――放たれる。

 かつてレインはオレの【一振り】を神がかり的と言ったそうだが、ならば今こうして見せる【一振り】はまさに神そのもの(、、、、、)と、呼べるのではないだろうか?


「アンタは天国と地獄、どちらに行くんだろうな」


 技名など存在しない。

 強いて呼ぶならば、オレが起こしたのは【奇跡】である。

 魔族の男は、塵となって消えゆく。

 肉片一つ、血の一滴すら残さず消えてゆくのだ。


「そう――か――そこにいた――のか――」

 

 風に流され、意識ももうないであろうに。

 男は断末魔の叫びなど上げず、淡々と自解を述べていた。


「クロ――ス――ヘ――ルヘ――」


 彼は最期の最期まで喋り続けた。


「――少女――よ、その――男に――騙される――な」


 もはや最後は譫言(うわごと)で――もう、意識を失いかけのオレには聞こえなかった。

 真の意味で魔族の遺言(ひとりごと)を聞き遂げたのはレインだけかもしれない。

 倒れる。倒れ倒れ込む。

 内心この窮地を脱した安堵もあったが、それよりもオレは――この後の展開に不安を抱いて瞼を閉じた。



 大変遅れました。すいません。

 次回から最終節へ、少し着地点の修正・構成に手間取っています。

 2日に1回ぐらいの更新になるかもしれません。

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