表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
83/84

2023年12月18日──おにぎり欲が高まる

大変お久しぶりです!

 唐突に食べたくなりました。


 基本がパン食の、黑の世界なので!


 材料はあるけど、まだまだ需要が少ないと言うことから!!


 僕は! 唐突に食べたくなったのでありまする!!



「……オニギリってなんだ?」



 すべきことを全部済ませてから……僕は、クラウといっしょに中層の厨房に突撃して、イシャールさんに頼み込みました!!


 そして、僕が食べたいものを言うと当然疑問が返ってきましたとも。



「簡単に言いますと、ウルス米をメインに使う主食です」

「……粥か?」

「いえいえ。煮ると言いますか、炊いたウルス米を塊にして食べるんです」

「……はあ?」



 これだけ説明してもわからないのは当然なので、実際に作るしかない!


 幸いなことに、ウルス米こと白米の備蓄はあったので使わせていただきます!



「お水に浸して、濁った水を捨てて」

「ほう?」



 ガシガシ研いで、また水を入れては捨ててを繰り返し。


 給水は省いて、鍋に入れ、水をヒタヒタにさせたら蓋をして……沸騰とかに気をつけたら、あとは炊き上がるまで待つ! 焦げ付かないように気をつけて……ご飯の炊ける良い匂いがしたら、火を止めて蒸らす。


 そうして……艶々のお米が出来上がったら!!



「ほかほかご飯の完成です!」

「……これが飯?」

「蒼の世界……僕とファルミアがいた国では主食なんですよ」

「……ほぉ」



 食べていいか聞かれたので、ここで最初の目的!


 塩を借りて、きつめの塩むすびを作るのだ!!


 アチアチいいながら握って、出来上がった塩むすびをイシャールさんの手に乗せた。イシャールさんもあつあつ言いながら、けど興味津々で塩むすびを口に入れたら。すぐに『美味い!』と言ってくれました!!



「美味しいですよね?」

「いいな。疲れてたせいか、この塩気にほのかな甘みが嬉しいぜ。こりゃ……まかないにいいな?」

「塩味だけじゃなくて、魚の塩焼きをほぐしていれたり……味はピッツァに並ぶくらい種類豊富ですよ」

「教えてくれ! カティア!!」

「はい!」

「なんか美味しいものの予感!?」

「ラディンさん!?」



 もっと作ろうとしたら、ラディンさんの姿のレストラーゼさんまでご登場となり……そこからは、おにぎりパーティーが出来るくらい、おにぎりをたくさん作ってまかない用に振る舞うことに。


 上層でもエディオスさんが食べたいと豪語したこともあり、皆さんでパーティーにしました。特に、セヴィルさんが塩シャケ風のおにぎりを絶賛してくれたので、僕は時々差し入れに行くのはまた別のお話。

また気まぐれに更新します!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ