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明かされる真実。(ヴィルヘルト視点)

ネマに異なる世界の文字で書かれた本を読んでもらった。

特に重要なことは書かれていなかったのは残念だが、愛し子にはまだ本人たちも知らない事実があるのだろうと感じた。

しかし、収穫があるにはあった。

創造の神を降臨させる方法――。

あの古地図にあった一文が、神を降臨させるものだとしたら……聖主の目的の一つかもしれない。

魔族が創造神や女神と関わりが深いという初代様の言葉が本当であれば、大陸中の遺跡を調べていたことも説明がつく。

聖主は創造神を降臨させて、何をするつもりなのか。

神に何か願ったところで、それが叶う確証はない。それとも、神を殺して自分が成り代わろうとでもいうのか?


とりあえず、創造神降臨に関するものがミルマ国の遺跡にないか、ルシュに行ってもらおう。

風の精霊にルシュへの指示を届けさせる。

今は、精霊を(はじ)く術の解析をさせているので嫌がるかと思ったら、凄く喜んでいたそうだ。

築造流はルシュの古巣でもあるしな。

ミルマ国の王太女アーニシャに、ルシュを派遣することを一筆書いて送り、ルシュには転移魔法陣の使用許可を送った。


ネマに異なる世界のことを聞きたいが、今日はセリューノス陛下に呼ばれている。

それにしても、異なる世界では成人した女性だったとは……。普段のネマからはとても想像できない。

正直、ネマは大人になってもあのままな気がする。それはそれで面白いと思うが。


「殿下、そろそろお時間です」


「あぁ、わかった」


侍従に声をかけられ、俺は転移魔法陣の間へ向かう。

転移魔法陣の間では、ユージンが俺のことを待っていた。


「ヴィルヘルト殿下、なんか元気ですね……」


そう言うユージンは、幾分くたびれている。

俺の公務を父上と母上に振っている余波が、外務の方にもおよんでいるのだろう。


「すべてが片づけば、旅行休暇をやる。それまでやれるな?」


「絶対ですよ!言質取りましたからね!」


先ほどとは打って変わって元気になったユージン。

代々ディルタ家はユージンのように旅好き、と言うか放浪癖がある者が多いのだが、ユージンはその性質が特に強い。

油断すると帰ってこなくなるから、精霊に見張らせているほどだ。


「では、さっさと終わらせましょう!」


ユージンに促されて魔法陣に上がり、輝青宮(きしょうきゅう)へと飛ぶ。

輝青宮側では、ライナス帝国の外務官と護衛と思われる軍人が控えていた。

今回、こちらから護衛は連れていかないと言ったので、陛下が手配してくれたようだ。


「お待ちしておりました。陛下のもとへご案内いたします」


案内された先は、普段セリューノス陛下が謁見に使用している部屋ではなく、ある程度の人数で密談をするときに使われる部屋だった。

この部屋は窓がない代わりに出入り口が三つあり、どれも人目につかない通路に面している上に、一見して出入り口だとわからないよう工夫されている。

出入りする扉を変えたり、時間をずらしたりすれば、まず人に見られることはないと言っていい。

また、部屋全体に防音の魔法がかけられているので、どんなに騒いでも中の音が外に漏れることはない。

二、三人用の部屋もあり、そちらには幼い頃入ったことがある。

陛下の誕生日を祝う宴に出席するために、母上とともに宮殿に訪れていた。

宴の途中、退屈したテオとクレイに誘われて、こっそりと忍び込んだのだ。

テオとクレイの警衛隊から報告が行ったのか、宴を抜け出したことを三人一緒に怒られたな。


密談の部屋に入ると、すでにセリューノス陛下がおられた。

陛下の後ろに控えているのはマロウ殿か?

薄暗い室内なのに、頭まで外套で隠し佇む姿はかなり不審者だ。


「ヴィルも行ったり来たり大変だろう?こちらの部屋を使ってよいのだぞ?」


母上の部屋がそのまま残っていて、その隣の部屋を俺用にしてくれているが、数回しか使ったことはない。

ここ数日で何往復もしているので、俺の体調を心配してくれているのだろう。


「申し訳ないですが、ここではラースが落ち着かないので」


動物や竜種ほどではないが、聖獣にも縄張り意識があるため、他所者であるラースは肩身が狭くなる。


「そうか。だが、休めるときにはしっかり休むように」


俺がはいと返事をしたところで、出入り口の一つが開いた。

獣王と若い青年が入室する。

ドワーフ族の女性は男性のようだとネマが言っていたが、確かに男性にしか見えないな。


「獣王、よく来てくれた。今日はじっくり話し合おうではないか」


獣王とドワーフは、呼ばれた理由がわかっているようだ。入室したときから表情をこわばらせている。


マロウ殿を除いて、全員が着席する。

陛下が軽く、俺とユージンを紹介した。

獣王は俺、というよりラースに反応を示したが、挨拶などはなく黙ったままだ。


「回りくどいことはなしだ。使節団の者たちが、無礼にも宮殿を荒らした理由を言ってもらおう」


「それは……」


ドワーフは獣王の方を見やるが、獣王は口を結んだまま陛下を睨んでいる。


「……ライナス帝国が開発しているという乗り物の情報を知りたくて、わたしがお願いして探してもらったのです」


あれについては、オスフェ家があえて情報を流している節があるので、このドワーフが知っていてもおかしくない。

しかし、それなら開発に関わっている同じドワーフ族にまず聞くだろう。

それとも、ライナス帝国で保護されているドワーフがいることは知らないのか?


「貴女がドワーフ族なのは知っている。得物流は武器を作るのが得意だと聞いた。そんな集団がなぜ乗り物に興味を持つ?」


「誰がそれを……」


ドワーフ族は先の争乱で姿を隠した種族だから、陛下は詳しいことを知らないと思ったようだ。


野鍛冶(のかじ)流のラグヴィズとは友人でね。彼のご夫人が、貴女が得物流の者であると教えてくれたのだよ」


陛下が名前を出した人物をドワーフは知っていたのか、悔しそうに顔を歪める。


「少しよろしいですか?」


突然、ユージンが発言の許可を求めてきた。陛下は軽く頷いて承諾する。


「ドワーフ族は現在、七つの流派に分かれて生活していますよね?私は、隠れる前からある四つの流のうち、三つの流と交流を持っているのですが、どの流も分派した流と連絡が取れないと言うのです。得物流、農鍛冶流、陶器流、ともに行動しているのでしょう?」


ドワーフ族の築造流とはミルマ国で知り合ったが、ユージンが他の流とも交流があったとは知らなかった。

それと、一応問いかけているが、三つの流が合流しているという確信があるようだ。


「貴女たちはどこかの組織……我々がルノハークと呼んでいる組織か、あるいは創聖教、イクゥ国の上層部の線もありますが、そこから依頼を受けて、大量の武器を作った。ご丁寧に、ライナス帝国鍛冶組合の刻印を偽造して」


国境での戦いで、多くの武器が見つかった件か。

イクゥ国が聖主と繋がっている可能性が高いことを考えると、魔物を追いやっていたルノハークたちの武器もこいつらが作ったものだろう。


「他の流と連絡を絶ったのは、それがドワーフ族の禁忌に当たるからですよね?特に、争乱以前からある流は、人が治める国に与することを嫌っていますし」


争乱の時代が過激化した一因に、ドワーフ族が作った武器が挙げられることがある。

ドワーフ族が作る武器は、耐久性も斬れ味も人が作ったものと比べ物にならないそうだ。

また、その当時は武器に魔法を付与できる職人がいたという。

セリューノス陛下が愛用している大剣もその一つだが、あんな業物がたくさんあったとしたら、戦が長引くのも無理はない。


「わたしから話せることはない」


ドワーフの言い方に何かが引っかかった。

それは俺だけではなかったようで、ユージンも陛下も怪訝そうな顔をしている。


「脅されているのか?相手は、聖主なのか?」


陛下がそう問うも、ドワーフは何も答えない。

しかし、それが答えだと誰もが思っただろう。


「精霊たち、少しの間でいいからこの部屋を遮断(・・)してもいいだろうか?」


陛下がそう告げたとたん、精霊たちが騒ぎ始めた。


――やだー!

――ぼくたちを追い出すなら、明確な理由を述べよ!

――セリューは横暴だ!


次々に不満を口にする精霊に、陛下は苦笑しながらも説得を試みる。


「君たちには、断れない相手がいるだろう?私たちはその相手に知られたくない。ドワーフ族のことだし、彼らの身に何かあればラグヴィズと仲のよいネフェルティマ嬢も悲しむぞ?」


ネマが悲しむと聞いて、精霊たちが(ひる)んだ。


――うぅぅ……。

――ラース様とユーシェ様はいいの!?


追い出されまいと、ラースやユーシェに(すが)る精霊たち。


『坊がよしとするなら、我は構わん』


ラースは俺に責任を押しつける。おかげで精霊たちは俺へと標的を変えた。

ユーシェも、陛下が望むならと承諾したようだ。


「では、今すぐ精霊たちは退避しろ。マロウが弾く(・・)ぞ」


マロウ殿が何か魔法のようなものを放ったと思ったら、壁や天井、床に見覚えのある文様が浮かび上がった。

そして、あれだけ騒がしかった精霊たちの姿が残らず消える。


「これで精霊もいなくなった。聖主にも他の聖獣の契約者にも、ここでの会話を知る(すべ)はない。ただし、長くは持たない」


ここにいる者以外には、けっして知られることはなく、また必要であれば精霊たちが戻り次第、名に誓うことを約束した。

そこまでやって、ようやくドワーフが口を開いた。


「……助けてください!陶器流の子供たちを人質にされているんです!!」


ドワーフが語ったのは、胸糞が悪くなる内容だった。

陶器流はその名の通り、陶器を作るドワーフの集まりだ。

彼らは良質で陶器に適した土を求めて、大陸各地を転々とし、ラーシア大陸の西部、イクゥ国と小国家群の境に流れつく。

そのときにはもう、その地域一帯は天災に見舞われていたが、一部で土の性質が変化していたらしい。

その変質した土で焼いたところ、思っていた以上に美しい色合いに仕上がったそうだ。

そこで、しばらく定住することにしたのだが、ある日、突然子供たちの姿が消えた。

それも昼間に、親や近隣の大人たちが見ている前で、子供たちが土の中に引きずり込まれていったと。

その後すぐに、混乱しているドワーフたちの前に、怪しい人物が数人現れ、子供たちの身柄を預かっている。返して欲しくば言うことを聞くように脅迫してきた。

子供たちを人質に取られた陶器流のドワーフたちは、言われるがまま他の流に自分たちのところへ来て欲しいと手紙を送った。

このとき、争乱以前よりある流ではなく、同じ分派した流のみに送ったのは、人が関わっている以上、見捨てられると思っていたからだそうだ。

得物流と農鍛冶流は、ドワーフ族の決まりを破る内容に、陶器流に何かあったのだと察したと言う。

状況を確認するため、両流から少人数の人員で陶器流がいる場所へ向かった。

しかし、そこにいたのは柄の悪い冒険者の格好をした男たちで、彼らは檻を見せつけてきた。

その檻の中に、陶器流の子供が数人、手足に枷をつけられて入っていた。

ドワーフ族は他種族と交わっても、生まれてくる子にドワーフ族の性質は引き継がれない。

だから、種族を守るためにも、子供を大切にする。

相手側はそれを知っていたのだろう。

子供を人質にされているのを見せられた得物流と農鍛冶流のドワーフたちは、無抵抗で捕えられた。

数日後、各流を説得するように一人ずつ解放され、逃げ帰った者に話を聞いた両流は、言う通りにすることにした。


「得物流と農鍛冶流の子供たちも人質に取られ、奴らの言うことを聞かないと、見せしめとして子供が殺されました」


だから言われるがまま、武器や偽造の刻印を作ったと。


「子供たちはどこに囚われている?」


「わかりません」


救出するにしても、大元を抑えないことにはドワーフ族に被害が出る。

陛下はどうするおつもりなのだろうか?


「助けるとしたら、ラグヴィズに話すがよいのか?」


「それは……はい。他の流の長からも責められると思いますが、決まりを破ったのはわたしたちなので。だから、せめて子供たちだけでも!」


人質の子供たちと使節団の狼藉を不問にすることを交換条件にしても、手札としては弱い。


「いくつか方法はあるが……」


陛下が言い悩むということは、少々乱暴な方法なのかもしれない。

もし、子供たちにも被害が出るような方法だとしたら……俺は即断できるだろうか?少しの被害で大勢が助かるのだからと言い訳がましく思いながら、あとで悔やまないか?


「どうしてこいつらを助けようとする!わたしの番は誰も助けてくれないのに!!わたしの番を返せっ!!」


獣王が陛下に掴みかからんと身を乗り出した。

俺が動く前に、マロウ殿が間に割って入る。


「……それは本当にお前の番か?」


「そうだ!わたしの番だ!お前たちがわたしから奪ったじゃないか!!」


今、マロウ殿が普通にしゃべらなかったか?


「お前の番は、本当に人であったか?」


「人?カーリデュベルは人だが、わたしの番であることには間違いない!」


マロウ殿が普通にしゃべれていることに驚きなのだが……。

それにしても、マロウ殿はなぜこんな問いかけをする?

陛下の方を見やると、黙って見ているようにと目配せされた。


「本当に?お前の番は、お前と同じ髪色をしていなかったか?」


「違う!カリィーは瑞々しい若草のような髪で、わたしとは違う!」


カリィね。あいつには似合わない愛称だな。


「お前の番は、お前と同じ翼を持っていなかったか?」


「持っていない!お前も獣人ならわかるだろう!わたしの番はカーリデュベルなんだ!」


獣王は、苦しそうに胸を押さえる。

しかし、マロウ殿は気にすることなく、同じようなことを何度も問いかけ続けた。


「本当に、心の底から求める番はカーリデュベルか?」


「心の底?」


何を言っているのかわからないといった反応をする獣王に、マロウ殿は彼女の胸元を指差す。


「心、魂といったものだ。頭ではなく、体の内側から湧き上がる衝動。鵬族の番は創造主が定めたもの。人ごときが変えられるものではない。お前の魂が求める番は誰だ?」


「わたしの魂……番……あ、あぁぁぁぁっ!!」


獣王が頭を押さえて(うずくま)る。


「マロウ、獣王を少し休ませようと思うがどうだい?」


マロウ殿が頷いたので、俺が席を立ち、獣王を支えて長椅子に横たわらさせる。

獣王は痛みがあるのか、子供のように頭を抱えて丸くなった。


「精霊たちに聞きたいこともあるから、術も一度解こうか」


マロウ殿が弾く術を解くと、精霊たちが物凄い勢いで飛び込んでくる。

陛下は精霊たちにまとわりつかれながら、ドワーフに言葉を発しないよう伝えた。


――内緒話終わった?


「まだだよ。獣王の具合がよくなったら再開する」


――えぇぇぇー!また追い出されるの?

――あれきらーい!

――獣王、どこか痛いの?


獣王が、精霊を見ることができなくてよかったと思うくらい騒がしい。見えていたら、休むどころではなかっただろう。


「水の精霊、獣王に水を飲ませてあげてくれ」


――いいよー!どれくらい?

――なんでお前が応えるんだよ!お前は風だろ!


じゃれ合いながらもちゃんと獣王の口に水を入れてくれたようで、獣王が嚥下したのを確認できた。


「……マロウ殿はどこに?」


気づいたら、マロウ殿の姿がなかった。

陛下は苦笑だけで何も言わず、精霊たちがここだよと群がる。

部屋の隅も隅の方で、膝を抱えて小さくなっていた。その姿が面白いのか、精霊たちがちょっかいを出す。


「久しぶりに声を出して疲れたのだろう」


普段のマロウ殿の声は、囁き声よりもさらに小さい。


「はっきりとしゃべっていたので驚きました」


「洗脳を解くときは、ああやって綻びを作ってからでないと残ることもあるそうだ」


それで何度も問いかけていたのか。

何度もしつこく問われると、次第に自分の方が誤っているのかなと思うようになってくるらしい。

そうやって気持ちが揺らいだところで、マロウ殿が洗脳を解いたと。


「ミルマ国には洗脳を解く魔道具があると聞きましたが、それでは駄目だったのですか?」


「あれは、洗脳の魔力を無理やり引き剥がすものだと聞いたことがある。獣王のように深く洗脳されている者には効かなかっただろうね」


それからしばらくは、精霊やドワーフがいる状態で話せる話題がなく、獣王の回復をただ待つだけの時間が過ぎた。

獣王が目を覚まし、ゆっくりと起き上がった。

まだ完全には回復していないのか、目の焦点が定まっていない。


「まだ休んでいた方がいい」


俺がそう言うと、獣王は首を横に振る。


「では、何か飲むか?とは言っても、水くらいしかないが……」


一応、茶器の用意はあるが、俺が淹れられる茶と言えば、野営のときに鍋で煮出す香草茶くらいだ。


「それなら私が淹れよう」


「陛下がですか!?」


陛下は茶器が置いてある場所へ向かうと、本当に手慣れた様子でお茶を淹れ始めた。


「ヴィルもお茶の淹れ方を覚えるといい。意外と気分転換になる」


陛下は普段から、自分のお茶を自分で用意しているようだ。

確かに、たまにいちいち誰かを呼ぶのが(わずら)わしいときがあるが。

獣王にお茶を飲ませたところで、陛下が再開を切り出す。


「では、続きを始めようか」


今度は文句も言わずに一目散に逃げていく精霊たち。弾く術が本当に嫌いらしい。

マロウ殿によって再び弾く術が展開され、陛下は獣王の番について改めて問う。


「君の番は誰かな?」


「わたしの番は……ハオランだ。わたしと同じ鵬族の……なぜハオランを忘れていた……」


獣王は深く後悔しているように見えた。


「わたしの唯一なのに……。この世界でたった二人だけなのに……」


獣王が言うには、番とは生まれたときから一緒に暮らしていたらしい。

イクゥ国にある獣王の宮殿で、獣人に囲まれて過ごしていた。


「記憶が曖昧だが、九歳か十歳くらいまではハオランとともにいた。いつからか離れている時間が増えて、カーリデュベルを紹介されたときになぜか自分の番だと思ったのだ。ハオランがどうなったのかわからない。ただ、死んでいないのは確かだ!」


たとえ洗脳のかかりが悪くても、本当の番を人質にすれば獣王は言うことを聞くしかなかっただろう。


「獣王よ。君が職人街の酒場で会っていた者は何者だ?」


「あの方は……」


獣王から発せられた名前は、ある意味予想外の人物だった――。


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