前へ目次 次へ 237/255 【じめじめ企画失敗作品】タイトル未定 なんかカーテンの色が憂鬱だと思ったら、外は雨だった。 「……いつも以上にカビ臭くならないでよ」 そう呟いて再び閉めると、キノコの胞子が部屋じゅうに撒き散らかされた。そんな錯覚に包まれながら、何もすることがないのでベッドに潜り込む。湿気で重たいシーツがぬるい。 「寝よう」 まるで水に濡れたような寝具に包まれて、憂鬱な夢を見ながら眠った。 窓を開けたら快晴だ! でも、時間は深夜の2時だった。 ……何をしよう。 また、眠れるかな。