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なぜかこの連載が代表作になっていた
白いイタチが戯れてくる
私の足に乗って、ふざけてくる
かわいい……
かわいいなぁ……
そんなことを思いながら、寝転びながら、なろうを開いた
あれっ?
『失敗作品集』が私の代表作になってる……
白いイタチが何かしたのだろうか
彼はその鼻と肉球でスマホを操作できる
これが私の代表作だったら恥ずかしい
そんな恥ずかしいものをよくもこれだけ書いたものだ
それでもよかったねと少しだけ思う
私名義の作品の中で最底辺のキミが
一瞬だけでも代表作になれたんだね
よかったね
じゃ、外すよ?




