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原付徘徊おじ☆彡  作者: 仲良しおじさん
原付徘徊の章
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原付あるある小話 ~困った事情①~

2026年1月



 50ccの原付を長年乗り回してきた僕が感じた、これ困るんだよね~というあるあるネタを書き連ねたいと思います。

 原付乗りの人は「あるあるw」と共感してくれると思いますが、そうでない方は知られざる実態にびっくりしてしまうかもしれません。




【寒さ】


 原付に限らずバイク全般だと思うんですが、構造上、生身で時速数十キロの向かい風を浴び続けることになるんですよね。

 実は想像以上に凍えます。

 特に僕の場合、長距離放浪の旅では夜通し走ることも少なくありません。

 たとえ真夏でも深夜の峠道とかは冗談かと思うほど気温下がるので要注意です。

 原付乗りには防寒具が必須です。


 重宝するのはウインドブレーカーですね。テラテラした質感の生地で風を弾いてくれるやつ。

 普通の服だと何枚重ね着したところで結局肌まで冷気が達してしまうんですけど、ウインドブレーカーはそこんところ効率的に遮断してくるので良いですよ。

 特に雨ガッパは風だけでなく雨も弾いてくれるため、僕はほぼデフォルトでカッパ羽織ってました。

 ダウンやモコモコ生地のジャケットを着込んだ上に雨ガッパ。これが基本装備です。


 加えて真冬に走るときはさらに装備を固める必要が出てきます。

 特に手足の指先の凍え対策が重要になります。

 僕は足にはゴム製の長靴履いて、かつ足底にホッカイロ敷きます。

 手の方は軍手したさらに上にスキー用のゴツい手袋はめています。


 見た目完全に不審者ですけどね。

 書いてて気付いたんですけど、だから僕ってやたらと職質されるんでしょうね(ナルホド!)


 原付乗りなら皆さんわかってくださると思うんですが、本当に寒さが辛い。一番辛い。

 過去の徘徊の記憶を振り返っても、ひと際鮮烈に記憶に残ってる場面って、寒さに耐え忍んでるシチュエーションが多いんです。


 通りがかりの自販機であったかい缶コーヒー買って、両手の中で転がして暖を取ったり。

 無人の工事現場に置かれた強烈な光度のライトに近寄って、その発光熱で暖を取ったり。

 前方を走る大型トラックの排気ガスに包まれて暖を取ったり。


 真夜中に外灯すら整備されていない林道を2~3時間、凍えながら独りきりで走ってたりすると、やっぱり心細くなるじゃないですか。

 小雨なんかも降ってきちゃったりすると、さすがに深夜徘徊変態人間の僕でも気弱になります。

 そんなとき前方にトラックのバックライトが見えたときは神かと思えますよ。

 噴出される排気ガスに忘れかけていた人間の温もりを感じて目頭熱くなりますよ。

 長距離トラックドライバーの皆さんには幾度となく体温とメンタルを救っていただきました。いつもありがとう。




【雨】


 寒さにも関連するんですが、雨はほんと厄介ですよね~!

 霧雨くらいの感じならまだ幻想的な雰囲気を楽しめたりするんですけど、土砂降りレベルになってくると勘弁してよと思ってしまいます。

 寒いし、湿るし、視界も悪い。シンプルに楽しくない。

 肌着や靴下にまで浸水してくると楽しむどうこうの前に体調壊しますしね。


 長旅の道中では、原付に積載してる着替えや寝袋類が濡れてしまうのも困ります。

 マジ困る。

 でも着るものが全部濡れてどうしようもなくなって、真夜中に24時間営業のコインランドリーに駆け込んで、乾燥機掛けてるあいだ無人の空間でヒマ潰してる時間は最高にエモくて好きです。

 そういう予期せぬトラブルで立ち往生という一幕も旅の醍醐味ではあります。


 話移りますが、僕は原付に乗るときはイヤホンで音楽聞くし、赤信号で止まるたびにスマホいじって現在地やルートの確認するんです(※道路交通法違反)。

 降雨の中だとそうした細やかな操作をするのが格段に煩わしくなるので嫌です。


 あと音楽プレーヤーやスマホを雨ガッパの外ポケットに入れたまま忘れて走ると、普通に水没して壊れます。

 これまでに何台壊したか数え切れません。




【虫】

※虫嫌いな人注意!


 特に6月のあたりですかね、蚊柱(かばしら)というんですか、無数の小さな羽虫が大群で空中にたむろしてる姿をよく見ませんか。

 あれって本当にいやらしくて、ちょうど原付にまたがった時の顔の高さくらいに沸いてるんですよ。

 これまで幾度となく突っ込みました。


 フルフェイスのヘルメットなら弾くので問題無いんでしょうけど、僕は景色を楽しむために敢えてサンバイザー取り外して走ってるのでモロに当たります。


 虫たちが鼻や口の中に入ってくるのは百歩譲ってまだ良いんですけど(良くないが)、

 眼の中に入ってくるのだけは本当にやめて。

 普通に運転を誤る危険性あるし、視力へのダメージもやばいと思います。


 あと個人的に一番きついのは、蛾みたいなちょっと大きめの奴がですね、頭とヘルメットの隙間に突っ込んできて、勢いのまま中に入ってきちゃうときです。

 ヘルメットって、被ると後頭部や耳の後ろのあたりにちょっとした空間ができるんですけど、そのスペースで大暴れするんですよ。

 バタバタバターって。

 想像を絶する気色悪さ。

 拷問かと思いますよ。




【お尻痛い】


 場合によっては1日10時間くらい走ったりするんですが、そうするとお尻超痛くなります。

 こまめに休憩したり、走りながら微妙に姿勢を変えてみたりしても、やっぱり痛い。

 おまけにできものなんかもできちゃうともう最悪です。

 ちなみにお尻のできものについては、絆創膏を貼ることでかなり痛みを軽減できると知りました。

 僕は放浪の旅に出るときには必ず何枚か絆創膏持っていくようにしてます。


 他にお尻痛い対策として重要なのはクッション周りを充実させることですね。

 サイクリング用品の中にお尻にクッションを仕込んだパンツというのがあって、これは第一線の装備品として長らく愛用しています。


 あとは原付自体のオプションパーツとして、座席の上から取り付ける追加クッションみたいなパーツが売られてはいるんですが、需要が少ないせいかかなり高額です。

 なので僕は自動車の座席用のクッションを買って、それを原付の座席の上に置き、さらにシートカバーを被せて固定するという荒業で凌ぎました。

 素人の浅はかな考えだったのでかなり不格好なんですけど、見かねたバイク屋の方が無償で修正してくれたりして、機能上は満足のクッション性を手にしました。


 そんな微改造原付で放浪に出て、旅先でふらりと新規のバイク屋に立ち寄ったりすると、やっぱり驚かれるんですよ。

 これどうしたの? って。

 説明するとすごい笑われるし喜ばれますね。




【自動車専用道路】


 法律上、125cc以下の原付や小型バイクって高速道路に乗れないんですよ。

 自動車専用道路も不可。

 でもバイパスは不可のところもあれば通行可のところもある(わかりづらい!)

 しかもそれが、一本繋がってる道路なのに区間ごとで可と不可が入り乱れたりすることもあったりして、超難解。

 放浪旅で通りがかった初見の街とかだと普通にわけわかりません。


 という言い訳を重ねたあとで懺悔したいことがあるんですが、かつて都内を走ってるとき首都高に侵入しかけたことがあったんですね(死)。

 料金所の手前ですでに過ったルートに入り込んだことには気付いてたんですけど、そこまで進んじゃってる時点で構造的にUターンはできないんです。手遅れなんです。


 だからもう開き直って、平静を装いながら一般ゲートに進んで「おいくらですか?」って係員の人に聞きました。

 ナチュラルに止められました。


 深夜だったんですが、そのあとパトカー呼ばれて(泣)、ほどなくしてお巡りさん2人組が到着しました。

 怒られるかと思ったんですけど、逆に大笑いをされて、

「すごいねきみ」って言われました。


 逆走させるわけにもいかないので、仕方なくこの先ひと区間だけ原付で高速を走り、直近の出口から降りることになりました。

 一般人の僕がそのまま運転するのはちょっとまずいということで、片方のお巡りさんが原付に乗って、残りの方と僕がパトカーでそれに追従するという段取りになりました。

 パトカー乗ったのなんてあれが最初で最後でしたよ。

 というか最後であることを願っていますね。




【次回に続きます】


 こんな話がまだまだ無数にあるんですね。




~つづく~




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