表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
救済しようなどと思っていない小説エタり時保健室  作者: 風待月
エタらないためのブレイクスルー
13/18

なんとなく:時間をかけて、書き直しを恐れない

【なんとなくでエタった場合】


 小説を書いていてエタっても、明確な原因がわからない。

 『なんとなく』で筆が止まってしまった。


 そんな場合も多々あります。

 といより、多くの人は、このパターンが一番多いと思います。

 理由がわからないけど筆が止まった。

 ここから先はそんな場合を考えてみたいと思います。



 自分の文章に不満がある。

 もっと思ったように書きたいのに、書けない。

 熱意がなくなったのとは違うが、なぜか筆が進まない。

 これまで書き綴った文章を見ると、なにか違和感がある。


 わだかまりのような小さな感情が積み重なり、やがて筆が止まる結果になることがあります。



 そんな時にはまずひとつ。

 気分転換です。筆を置きましょう。

 小説を書くには、その時間も大事ですが、『書かない時間』も大事です。


 不思議なものでアイディアを出そうと思って、パソコンの前や会議室で頭を悩ませても、良案が出てくることは、ほとんどありません。

 散歩をしている時、風呂に入っている時、トイレに行ってる時、布団の中などなど、全く関係のない行動をしている最中の方が、悩んでいたのがウソのようにアイディアが出てきます。本当かどうか知りませんが、発想が生まれるのは三上――鞍上(馬の上/移動中)・厠上 (トイレ)・枕上(寝る時)とも言うとか。


 そして、今回の議題で特に問題なのは、眠気を通り越した徹夜明けのテンションなどでは、ものすごくどうでもいいアイディアが、世紀の大発見のように感じる時があります。


 締め切りなんてないのならば、執筆から離れる時間を作らないとダメです。

 怒涛のようにアイディアが浮かび、筆が走ってる状態ならば、勢いに任せて書けばいいですが、止まった時には絶対に置いて、自分の文章を冷静に見直すことです。

 これ、ネット小説だとやらない人が多いです。見直したとしても一回更新分だけで、物語全体を見直す人は少数派です。


 見直しをしないというのは、手抜きです。

 だからエタの原因になっても不思議ありません。


 巨大な建造物を作ろうと思えば、相応に時間がかかるのです。

 とにかく短期間で作ろうとすれば、どうしても手抜き工事になり、どこかで歪みが生まれます。

 それが無視できる範囲ならばいいですが、倒壊の原因にもなる可能性もあります。



 そして、ここでもうひとつ。

 書いた文章を書き直すのを嫌がる作者さんは、かなり多いです。

 そして、これがエタる原因になることも少なくありません。

 前項【読者の意見:プライドを持ち、プライドを持ち過ぎない】で挙げた、作品に対するプライドとは少し違い、作品に高いプライドを持っている作者さんも、持っていない作者さんも、どちらにも当てはまります。


 高いプライドを持っている人の場合は、言わずとも理解して頂けるでしょう。

 だから説明は省きます。


 そうでない、右も左もわからずに作品を書いた作者さんの場合でも、読者さんの感想で問題点を指摘されても、『とりあえず自分のやり方で』という考えで進もうとする人が少なくありません。

 すると自分の書いた文章に違和感を感じつつ、直さないまま次に進めようするので、モヤモヤしたものがわだかまって、そのうち筆が止まります。

 人の評価が気になり、自分の書いた文章が面白いと思えなくなるのです。


 現状が最良とは限らないわけです。

 書き直したことで、もっといい作品になる可能性も、充分にあるのです。

 だから見直して、書き直してください。

 それがエタ防止にもつながります。


 これまで挙げた『エタる理由』に当てはまって尚、我が道を突き進もうとする作者さんは、それでいいと思います。

 作者さんが趣味で書いている小説のやり方を、自分が止める義務も権利もありませんし、そもそも作者さんに注意したところで、考え方をすぐに変えるとも思えませんので。


 ただ、言っておくとするならば。

 そこは泥沼です。ハマれば身動きできなくなります。あなたは既に足を踏み入れています。

 頑張れば突っ切って、向こう岸まで行けるかもしれません。そしてあなたは、そのつもりなのでしょう。

 しかし普通は戻って、迂回路を探しますよね?


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ