表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
38/42

 わけも分からず生きている。

 私は誰だ。ずっと問いている。


 年を重ねても不安は消えない。

 どれだけ満たしても、未来は見えない。


 否定され続けた人格の成れの果て。

 適応するための空っぽの心。


 磨耗に慣れて、流される日々を、無感動にずっと眺めてた。

 俯瞰する己を偽って、どうにか笑う。


 本当の私はどこにいるのか。

 幼い頃に削りきった記憶はもう朧気にしか残っていない。


 誰にでも成り代われる時代の中で、私の手の中にあるものは何だろう。

 言葉も好きじゃない、何も好きじゃない。考えることすら一人で出来ない。

 何もない人形のように、曖昧な表情で踊ってる。


 寄りかかることすら私は出来ない。

 与えるものが何もない。


 生き方なんて誰も教えてなどくれない。

 望めど泣けど、何もない。


 空洞の私は今日も笑う。

 流されど、答えは見えないまま。

 答はどこにもない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ