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答え
探し物は見つからない。
私は浮かぶ。
電子の海に。
小さく狭い閉鎖の檻に。
汚れ、冷めた、小さな箱。
映し出される人の悪意。
妬み、恨み、蔑み、嘲笑う。
私も笑う。顔を隠して。
仮面を被って、指が笑う。
傷つくことを痛いほど知っていて、
それでもなお、繋がり続ける。
叩く側に回って、
被害者ヅラして、
孤独に叫び、喚く、嘆く。
「満たされない」って。
「物足りねぇ」って。
浅く、薄暗い世界で僕らは足掻く。
冷たい虚構に居場所を探す。
「何も変わらないのにね」
「救いなんてねぇのにさ」
僕らはどこにいるんだろう。
ずっとずっと彷徨ってる。
『答え』を探し続けてる。
Q: 口より指が喋る人、だーれだ? (予想以上に救いのない詩になった……)




