277話「復讐王子③ 二年生登場!?」
二〇一〇年三月一日。
キュリアは万全を期して、人造人間オガッサ、ドラゴーラ、ナーセ、モリオンを率いてアニマンガー学院へ趣いたァ!
ザッザッザッと歩んで、演出の為に烈風がブオオオオと吹き荒ぶ!
学院の出入り口へ差し掛かると!?
「止まれ!」
待ち構えていたかのように十一人の生徒が不敵な笑みで立ちはだかっていた。
キュリアはムッと顔を顰め、左腕を横に伸ばして後続の歩行を制止。
「貴様らは!?」
「ふふっ! 我らはアニマンガー学院二年生だ!」
ナッセたちの先輩にあたる二年生。
本編でも全く登場してなかった上に、小話編でもちょっと話で触れただけで、誰かなんてのは全く分からなかったキャラだぞ。メタァ!
「どうやら用があるのは、ナッセたち一年生クラスのようだな……」
「分かっているならどけ! 怪我したくなかったらな!」
「……そういうワケにはいかんよ」
キュリアが凄むも、全く怯む様子がない二年生。
『明誠ユウ(剣士)』
黒髪で前髪の触覚を二本垂らすイケメン。隊士服を着ている。
長剣のブッキー(最新型の武器)を使いこなす。
彼女持ちだが、いろいろ浮気しまくり。経験人数65。
二年生をやってるだけあって、かなり強い。
威力値:6700
「学院にカチコミかけるなら、僕は容赦しないよ」
『乱華セイコ(戦士)』
肩まで垂らす茶色ロング。強気なツリ目。赤い色調のワンピース。
ハンマーのブッキー(最新型の武器)を振るう女。
二年生の中では一番パワーがある。
威力値:8500
「去年の大侵攻を思い出すわ。本編では全く描写されてなかったけど、あたいらも活躍してたんだよ。緑のザコばっかり相手してたけど」
『桜蓮シュレンザ(格闘僧)』
黒髪マッシュヘアっぽい。目が細い。優男で中華服を着ている。
グローブのブッキー(最新型の武器)で格闘するのが得意。
連続攻撃を叩き込んでダメージを蓄積させる。
威力値:5400
「ホオオオオオ……! 我が拳が唸る!」シュッシュッシュ!
『岐王フレズ(僧侶)』
銀髪ロングでウェーブがかかっている。白いローブ。目を瞑ってる風な顔。
メイスのブッキー(最新型の武器)で回復魔法や補助系魔法を放つ。
ユウの彼女。でも実はバレントに浮気もしている。言わないでね。
威力値:2190
「あら、イケメンが二人……。もったいないざますね」
『亜蓮バレント(魔道士)』
赤髪を逆立たせていて好戦的な男。
杖のブッキー(最新型の武器)で火魔法や炎魔法をバンバン撃つ。
開店時に魔眼ショップへ行くも、移植方法を聞いて勇気が出ず断念した。
伸び悩んでいたから『魔繰眼』が欲しかったんだー!
威力値:5200
「はっはっはー! 焼かれてーヤツはどいつだ!?」
『公慶シガレ(蛮族)』
灰色の髪のツーブロック。筋肉隆々で大柄な男。季節にも関わらず毛皮チョッキとズボン。
熊に変身して戦う。
力自慢でケンカなら絶対負けないと豪語する。しかしナッセたち一年生クラスには全く触れず。
威力値:8000
「力で俺様に勝てる奴なぞいねぇ!! かかってこい!」
『恵永モーレ(召喚士)』
黒髪ロングのクールイケメン。灰色のローブを着ている。
巨大なコンドルやトリケラプスを召喚して戦う。
頭脳明晰で筆記なら満点を弾き出す。実はコミュ障。
威力値:3300
「く、来るかね? 止めておきなさい」
『田宮シーク(弓兵)』
目が隠れるほど緑髪のボサボサショート。巨乳プルンプルン。
弓のブッキー(最新型の武器)で連射技を得意とする。
手先が器用なのでフィギュアを作るのが得意。
威力値:2600
「あの、そういう事やめましょよ。騒ぎは起こしたくありませんし」
『絵巻アオ(騎手)』
かなりのチビ。オカッパの童顔。明るい青年。
大型の犬に乗って戦う。無数の犬を召喚したりもできる。
ペットショップを継ぎたいと思ってる。
威力値:1100
「犬を舐めるなよ! 噛み付くぞー! がおー!」
『街路ミアクラ(錬金術師)』
メガネをかけた地味な女。汚れをかぶっている服。露出度がほぼない。
大人しそうな態度とは裏腹に、実験さえできれば誰でもいい。昔から問題児。
ナッセとヤマミが最高峰の『賢者の秘法』を完成させたのがショックで、今でも沈んでいる。逆恨みはあるが、怖くて手が出せなかった。
自分で自分を責めてしまうネガティブ性格。
威力値:890
「こんな事してる場合じゃないのに……、てかさ実験台になってくれればいいよ。引き受けてくれないでしょうけどね。もし私の事を気にかけてくれるなら実験台になって欲しいわ。いいよ冷たいんでしょ。私の事なんてどうでもいいんでしょう。相手しなくてもいいです。私なんていてもいなくても同じでしょうね。成功してる人タヒね。ブツブツ……」
『望海アレックス(遊撃士)』
強面の青年。季節にかかわらず身軽な服装。小太り。剣や弓やナイフを常備。
消費期限が二週間ぐらい過ぎてても食べれる悪食タイプ。
結婚願望があって婚活しているが実を結んでいない。週三で風俗へ通っている。
三〇代と登録しているが、実は四〇代後半。
威力値:1700
「へっへ。こんな事してねーで、ママのオッパイ吸いに帰りな」
明誠ユウはキュリアたちを見て、ピクッと眉をはねた。
「……まだ人造人間の生き残りがいたか!」
「今ではこのキュリアさまがリーダーとして彼らを統率している」
「オカマサとドラゴリラの仲間か? ヤツらまだ企んでいたか……」
しかしキュリアはフッと笑い飛ばす。
「あいつらは関係ねぇ!! むしろ殴りたいくらいだぁぁあっ!! なんで人造人間の事を考えてやれなかったか、と小一時間くらい問い詰めたくなるわっ!!」
「そうか。スマンな……」
突然キレだしたキュリアに、ユウは汗を垂らす。
色々あったんだなぁと察したらしいぞ。
「ここに来たという事は親善試合の申し込みか! よかろう! ナッセたちの先輩として貴様らに対戦を申し込もう! 受けて立つか?」
歴戦風に二年生はただならぬオーラを醸し出して、キュリアたちへ『仮想対戦』で挑む。
「望む所だ……! みなの者、行くぞ!!」
キュリアはリーダーとしてマントをバサッと靡かせる。
オガッサ、ドラゴーラ、ナーセ、モリオンは既に闘志を燃やしていて「おう!」と一致団結で頷いた。
両チームの間で火花が激しく迸る。
「「対戦よろしくお願いします!!」」←正しいけど台無し感w
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!! (臨場感擬音)




