273話「クリスマス! ~インテリスリー編」
メガネ紳士ノーヴェンはすごい大金持ちなのでクリスマスの日にハワイへ行ってて、婚約者4人(増えたw)と一緒にエンジョイしておりますぞ!
こやつハーレム楽しんでて裏山! メガネ変態のクセにけしからん!
ドーンドーン花火が上がる夜空。
煌びやかな灯りの都会。広大な海。そんな風景を前に、別荘のプールでノーヴェンは四人の婚約者をはべらして、高級ワインを手にご満悦していた。
「HAHAHAHA! クリスマス最高デース!」
『黒野サキア(暗殺者)』
第一婚約者。16歳。黒装束で包むボンキュボンでナイスバディの美しい黒髪ポニーテール美女忍者。
任務優先のくノ一。早合点する事が多い。
しかし忍者の里でかなり高い階級の一族のお嬢様。
威力値:7600
『コマラ・ティモロウ(狂戦士)』
第二婚約者。45歳。ボインボイン胸を揺らす熟女。ウェーブ金髪ロングでタレ目のおしとやか美女。ピンクな身なり。
ヨーロッパで身分は高いお嬢様。
威力値:650
『麻里奈モレ(剣士)』
第三婚約者。13歳。桃色ベリーショートの丸い目のロリ。実はふたなり。奔放で明るいがキレると怖い。
とある資産家の七女。
威力値:340
『佳奈エリア(格闘僧)』
第四婚約者。32歳。黒髪ロング。ちょっと腹筋割れてる体型。ジト目っぽい。
大人しそうに見えるけど、合理的思考。融通が利かない。
とある資産家の次女。
威力値:16700
プールフロアの隣は寝室フロアだ。
清涼感のある部屋で、凄い大きな高級ベッドは薄布のヴェールがかかっていた。数人並んで寝れそうな大きさ。
……その後、どうなったのかは言うまでもない。ぎしあんw
ミコトはカードショップで決闘大会で盛り上がっていた。
実際はリテムがミコトに憑依合体しているぞ。
なんか虫デッキ使うチビメガネと対戦しているぞ。
ドドドドドドドドドドドドドド!!
「ムシシシシシ! これで終わりっピョー! ターンエンド!」
「それはどうかNA! ドロー! これで【封印魔神ダイクン】【封印魔神の右腕】【封印魔神の左腕】【封印魔神の右足】【封印魔神の左足】が揃ったZE!」
「なに! 今更観光船から捨てれないピョー!」
なんと五枚のカードが浮かんできて、強面な魔神がズズズズズと現れる。
【解放魔神ダイクン】
闇属性・邪神族・レベル10・攻撃力:???? 守備力????
召喚条件:手札の【封印魔神】5種類を除外して、エクストラデッキから特殊召喚!
能力:①このカードは破壊されない。②このカードの攻撃力・守備力は除外ゾーンの【封印魔神】の攻撃力を合計した数値になる。
解説:封印された魔神ダークンの頭、両腕、両足を解放する事で真の力を発揮できるという。大邪神ダークンとの関係は不明ぞ。
「だが、この僕の【完全究極体クイーンビートル】は倒せてもライフは削りきれないピョー!」
「更に罠カードオープン! 【魔神砲溺】」
「何っピョー!?」ドクン!
【魔神砲溺】(罠)
条件:自分の「解放魔神ダイクン」が存在する場合に発動可能!
効果:相手フィールド上のカードを全て破壊し、相手に9999ダメージを与える。
魔神は開脚して激〇葬を放ったぞ!! ドドドドドド!!
「ぐわああああああああああ!!」(LP 0)
「オレの勝ちだZE! この弱虫野郎!」
バ ン!
決闘を楽しんでて何よりw
コマエモンは実家の庭園前で正座して目を瞑っている。
すると父が麩を少し開けて、心配そうな顔を覗かせた。
「せっかくのクリスマスだし、彼女とかいないのかな?」
「……済まぬ! 彼女零式ゆえ!」
瞑想したまま厳かに返す。
「クリスマスケーキも七面鳥も用意しているのだが」
「傷を抉らないでくれでござる」
「傷……?」
父は首を傾げる。
「……告白したのだが、フられて傷心最中にござる」
「悪かった。だが好きな人は世に一人とは限らな」
「百も承知にござる! 9999人に告白したが、拙者撃沈でござる!」
父は「そんな告白したんかい」と呆れたぞ。
「亀甲縛りプレイが好きな故、我と思わん者と拙者は付き合いしたいでござる。と丁寧丁重に性癖カミングアウトしつつ告白したのだが……」
「いやダメだろ」
堅物真面目でそんな告白はドン引きだろ。
「このクリスマスの夜で亀甲縛りプレイしたかったのだが、無念!」
「気持ちは分かるがな……」
父は呆れる。
しかし、実は父もかつては堅物でとっつきにくくて告白もヘタで恋愛は向かなかったのだ。好きな人がいても、しどろもどろで結局告白もせずに終わって、後悔に苛まされていた。
……まぁ、お見合い結婚で解決したがな。(おい)
今の時代、お見合い結婚なんて資産家以外しないから詰んでる。
「だがしかし、来年こそ彼女壱式!」
「せめて告白の仕方変えた方がいいと思うぞ」
「否! 拙者にとって亀甲縛りは信念そのものにござる!」
「……いつまで亀甲縛りに生きるつもりだ?」
コマエモンはフッと笑う。
「無論死ぬまで!」
もはや手遅れか……、と父は諦念していく。ガクゥ!




