表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
212/410

212話「大決戦篇㉓ 噴火ァ!」

 大地を揺るがすほどジャオウとオオガは本気モードで凄まじいエーテルを噴き上げていくァ!!

 圧倒される巨大な威圧が二つ!!

 それでもサマァツはニッと不敵に笑う!


「来いよ!!」


 その瞬間、大地が大きく爆ぜた!!

 マッハを超えてジャオウとオオガがサマァツへ肉迫し、一撃を叩き込む!

 サマァツも「爆裂(ばくれつ)一撃(ストライク)!!」と全力の一撃で応戦!


 ドグアアアァァァンッ!!


 爆発球が膨らみ、周囲に旋風を放ち、砕けた破片が吹き流れていく!


「ぐ……がはっ!」


 サマァツは二人の一撃に押し負け、ぶっ飛ばされて幾重の壁をドンドンドンぶち破って飛んでいく!

 それでも容赦なくジャオウとオオガは瞬時に間合いを詰めて飛びかかる!

 サマァツは見開いて「!!!」と危機感!


「邪凶滅殺拳! 獄炎・黒龍(こくりゅう)金蛟剪(きんこうせん)ッ!!!」


 ジャオウは左右に広げた両手から巨大な黒炎龍が「ギャオオオオン!!」と放たれ、サマァツを包囲するように周り、二つの龍の頭が衝突し合った時に不可視の超斬撃が炸裂!! 大地に一直線の亀裂が刻まれて、破片を巻き上げていった!


「ぐあっ……!!」


 血飛沫が舞い、サマァツは吐血!

 更にオオガは両手の穴から水の激流を勢いよく噴出ァ!!


「くたばれ────ッ!! ウォーター爆嵐ッ!!」


 怒涛の大津波がサマァツをドドドドドドドドッと押し流す!!

 膨大な水流の重みでもがきながら流されて、あちこち障害物に体を打ち付けて最後にドゴォォォンと間欠泉に吹き上げられて大ダメージ!!

 魔法によって生み出された大量の水がシュワシュワ水かさを減らしていって、最後にサマァツは横たわっていた。


「フン! 終わりか」

「今度はテメェだからな!」


 オオガは矛先をジャオウに向け始めた。しかし、サマァツは地に手をつけてグググッと立ち上がろうとする。

 ギッと形相を見せて「まだ終わっちゃいねぇぞ!」と不屈をあらわにした。

 ジャオウは素早く飛びかかってサマァツを蹴り飛ばす。

 壁を打ち付けながらもサマァツは立ち上がる。笑みは消えていない。


「へへっ! そうこなくちゃな……!」


 だが、圧倒的不利は根性だけでは覆せない。

 だからこそ全力でもって臨むしかない。


「『万覇羅弐(マハーラドゥイッテ)』!!!」

 ド  ン!


 するとサマァツの体は灼熱に滲み始め、橙に輝いていく!

 逆だった赤髪、肩、手首、腰、足首に火炎がまとわりつき、顔や胸板に赤い紋様が走る!

 周囲に白に近い灼熱の炎が踊っている!

 まるで灼熱の炎の化身と見間違うほどの風貌だァ!!


火炎(かえん)拳爆弾(ナックルボム)……」


 サマァツは両拳に握って、シュッとパンチを放つ!


 ドゴガッ、ドゴガァン!!


 なんと間合い外にいたジャオウとオオガに爆発が炸裂ァ!

 吹っ飛ばされつつも二人は宙返りして体勢を立て直す! そしてサマァツヘ飛びかかる!


「ジャオオオオオオオオッ!!」

「ぬううううううううんッ!!」


 ズガガガッガガガガッガガガッガッガッガッガッガッガガガガガッ!!


 超絶パワーアップしたサマァツとはいえ、本気のジャオウとオオガを相手に劣勢だァ!

 頬を殴られ、胴を蹴られ、張り手でぶっ飛ばされる!

 負けじとジャオウの顔を殴るも、平然と乱打を叩き込まれて「ガッ!」と押される!


「ぬうおおお!! スワン翔嵐ッ!!」


 オオガは足裏から大地を爆ぜるほどの水鉄砲を噴き、強烈な膝蹴りを放ってサマァツを宙に飛ばす!!

 更に高く跳躍して、水鉄砲による加速張り手で突き下ろす!!

 叩き落とされたサマァツは建物の瓦礫へ突っ込んでバガアァァンと破片を飛び散らせた!


「止めだァーッ!! ストライク撃嵐ッ!!!」


 大きな張り手がサマァツの顔面を掴み、肘から水鉄砲を噴出して大地に叩きつけてズガアアァァァンと岩盤を捲れあげて飛沫や粉塵を高々と噴き上げた!!

 更に爆心地から放射状の亀裂が全域に広がっていって粉塵が次々と噴き上がっていく!



 煙幕が晴れ、再び横たわるサマァツ……! ピクリともしない!


「口ほどにもない!」


 オオガは唾を吐き捨てた。その唾でドゴォオンと大地を割った。

 ジャオウは『宮殿境門(マハル・ドワール)』を見やる。


「コイツを砕いて結界を解くんだったな」

「待て……よ…………!」


 な、な、なんと! サマァツは立ち上がってきたァ! ギロッと形相を見せる!

 (らち)()かないとジャオウは掌を向けた!! バッ!


「闇に消し飛ぶがいいッ!! 邪凶滅殺拳! 獄炎・百頭黒龍翔破────ッ!!」


 なんと百匹もの黒炎龍が一斉に解き放たれて大地を裂きながらサマァツヘ殺到ァ!!

 更にオオガも体格をドンと膨らませて!


「河童奥義!! アルティメットウォーター爆嵐ッ!!」


 前全身の噴出口から水流を束ねて、極太の水鉄砲を撃ったァ!!

 二つの莫大な奔流が周囲を吹き飛ばしながらサマァツ一人へと呑み込まんとするァ!!!

 そんなどうしようもないピンチにも負けぬと、サマァツは己の根性を燃やす!!


「うおおおおおあッ!! 紅蓮奥義!! 灼熱爆裂(しゃくねつばくれつ)殴嵐撃(ブロウストーム)ッッ!!!」


 全身全霊とサマァツは旋風のような凄まじい乱打を繰り返し、爆発球の嵐があちこちで連鎖していって全てを吹き飛ばしていくァ!!

 そのままの勢いでジャオウとオオガをも打ちのめしていく!!


 ドゴガァァァァアンッ!!


 大噴火が土砂を高々と噴き上げたァ!!

 シュウウ、と煙幕が流れていく最中サマァツは右拳を高く掲げて仁王立ち!

 そしてボロボロになったジャオウとオオガが逆に横たわっていたぞ……。


「へへっ! おまえらヤベーほど強かったぞ! また()ろうな!」

 ド   ン!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ