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196話「大決戦篇⑦ 八局戦ァ!!」

 インド政府軍を陽動(ようどう)にして、アクトら少数精鋭で『カレー・マハル』へ侵入して『時計塔(ガリータウア)』を破壊工作しようとしたが!?


 黒いパンチパーマで大笑いが絶えない四頭身のチビっぽい!

八武衆(アート・ディコイト)自由人(フリーダム)ディアルフ・ゴーカムニ』

 ド  ンッ!


 なんと、小さい漆黒の凱旋門と共に闘技場があって、そこでディアルフが待っていた!?


「おれを倒さない限り、多重結界空間は突破できねぇぞ~~!!」

「くっ!」


 コンドリオンはダウートにハメられた事を悟って、苦い顔をするしかない。



 スピリアを前に底知れない男と闘技場。


「この多重空間で『時計塔(ガリータウア)』を保護し、我々が守護している」

「貴様は!?」


 黒髪オールバックのイケメン青年! (にご)ったような黒い瞳! 耳にピアス!

 オーラに包まれたアルバムを読んでいる!

八武衆(アート・ディコイト)黒狼師(クロウシ)フシュール・チョウダン』

 ド  ンッ!



 二メートルもの優男とカレンが闘技場に立つ。


「……生憎だったねェ。我々八武衆(アート・ディコイト)を全員倒さない限り『時計塔(ガリータウア)』には永遠にたどり着けないねェ」

「へっ! まとめてぶっ倒してやらーァ!!」


 コートを着ているが筋肉質なのが上からも窺えるァ!

八武衆(アート・ディコイト)澄垓惚(ズガイコツ)ブラァーザ・ネェヤル』

 ド  ンッ!



 クリシュナを前に面の男が待ち構えていた。


「おまえは……」

「さて、つもる話でもしながらダンスるか?」


 円を書いただけの妙な仮面に黒いフードの得体の知れない男!

八武衆(アート・ディコイト)義征弍無(ギセイニナ)フールニィ・ダマチハラ』

 ド  ンッ!


 カイガンは震えながら「なんか知らんキャラと一緒だよ……」と絶句。



 リョーコを前にピンク髪のロングが流れる美女が冷徹な顔を見せた。


「悪いが、貴様らの謀略もここまでだ」


 豊満な胸と尻がデカい! 美人顔なのにキリッと怖そうァ!

 煌びやかな装飾のインド衣服が豪勢だァ!

八武衆(アート・ディコイト)八宝武陣(ハッポウブジン)ウェールザ・ロォズピンク』

 ド  ンッ!



 ジャオウ、オオガの前に血気盛んな青年が不敵な笑みを浮かべていた。

 赤髪ボサボサで自信満々な顔! 両拳からメラメラ炎が漏れている!


「へっ! 二人まとめて相手してやるァ!!」


 オオガがいる事にジャオウは不機嫌だ。


「なんで貴様も一緒だ?」

「おい!! おい!!! なんで男のお前と一緒なんだァァァ!!」

「知るか!」


 冷たく突き放すジャオウに食ってかかるオオガ。


「……って、おまえら何で仲間割れしてんだ?」


 赤いマフラーが炎のように揺らめく!

 ベストとズボンという簡素な衣服で、腹筋が割れているのが見える!

八武衆(アート・ディコイト)紅蓮男(レッドマン)サマァツ・イエヌディ』

 ド  ンッ!



 ナッセとヤマミを前に、タンクトップの男がリングの上で待ち構えていたァ!

 しかも城路(ジョウジ)本家の二人であるタツロウさまとアッキーがセコンドについていたァ!?


「……ふっ! 話は聞いているぞ! 城路(ジョウジ)分家のナッセ!」

「んん? 本家の……人??」

「なんか姿がナッセと似ているわね……」


 中肉中背ながらもスマートに鍛えられた体格! タンクトップ! キリッとした顔で黒髪!

 ナッセとクリシュナを足して二つで割ったような風貌だァ!

八武衆(アート・ディコイト)路裏魂(ロリコン)タツサダ・ジョージ』

 ド  ンッ!



 アクトを前に厳つい顔の大男が立ちはだかる!


「久しぶりだな! アクト!」

「悪ぃが、構ってられねェなァ! どかせてもらうァ!」

「……それはできん相談だな」


 サムライらしく着物を着ている! 腰に刀と脇差!

 重厚なオーラが立ち込めている!

八武衆(アート・ディコイト)旗雷鬼(ハタラキ)ラジュタ・ルィギズ』

 ド  ンッ!



 既に四首領(ヨンドン)ダウートは、こうなる事も分かっていて厳重なセキュリティシステムを敷いていたぞ!

 八つのミニ漆黒凱旋門こと『宮殿境門(マハル・ドワール)』によって多重の結界空間が敷かれていて、それらを突破しなければ侵入者は永久に出られないし、『時計塔(ガリータウア)』を止める事も叶わない。


 しかも守護についたのがダウートが信頼を置いている『八武衆(アート・ディコイト)』たる八人ァ!

 彼らに勝たなければ突破する事など不可能!



「役者は揃ったようだなァ……!」


 ダウートはどこから情報を得ているのか、ニッと状況を把握。

 立てている如意棒をドン、と足場となっている屋根を突く。すると地鳴りが!?


 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!


 それぞれ八局の戦場となる周囲の立体迷路の風景が沈んでいって、代わりにそれぞれ別の風景に切り替わっていった────っ!

 これは多重空間による結界であると同時に、仮想対戦(バーチャルサバイバル)システムと同様の機能も兼ね備える。

 つまり、仮想戦場を作り出すなどバラエティすら容易なのだ。


「だはははは……、少し趣向を凝らしてやったァ! 仮想戦場で外の様子も分からんようでは(いささ)か物足りなかろう! 故に、現実の天候や時間を同期させてやったァ!」


 ダウートは外の様子が分かるように敢えて、現実空間の事象をリンクさせたのだ。

 つまり現実空間で雨が降れば仮想戦場でも降る。昼から夜になるという変化も反映される。その証拠に、上空のミニ木星がそれぞれの仮想戦場にも見えているのだ。


 コンドリオン対ディアルフでは、インドのブルーシティでのジョドプール!

 メへラーンガル城塞を背景に、街の中心となっているクロックタワーとサダルマーケット! 更には青い壁の地域があったりする!


 スピリア対フシュールでは、砂漠の街、ジャイプールでのアンベール城!

 クリーム色の頑強な城! インド象が周囲で闊歩(かっぽ)


 カレン対ブラァーザでは、首都デリーでのジャーマー・マスジッド!

 旧市街、オールドデリーに(そび)える宮殿! 左右の二つの塔を備えている!


 クリシュナ対フールニィでは、デリーのクトゥブ・ミナール!

 天高く(そび)える約七〇メートルほどの塔は世界一高いミナレットであり、世界遺産なのだ!


 リョーコ対ウェールザでは、アウランガーバード町でのエローラ石窟群!

 列柱が並ぶ、灰色の神殿のような寺院群は南北二キロメートルにも及ぶ世界遺産だ!


 ジャオウとオオガ対サマァツでは、かつてヴィジャヤナガル王国の首都であったハンピ!

 四方に五キロメートルほどの土地に、ヒンドゥー寺院が多数並んでいて、ヤシやバナナの木や巨岩群も目白押し!


 ナッセ対タツサダでは、アーグラでのアーグラ城塞!

 赤い城とも言える広大な遺跡! アマル・シン・ゲート、ジャハーンギール宮殿、ディワニ・アーム、アングリ庭園など見所も多い!


 アクト対ラジュタでは、、インド最大の都市ムンバイでのインド門前!

 まさにインドの凱旋門かと思えるほどの巨大な門だぞ!


 ド ド ンッ!!


(どういう形状かはネットで検索してねw オレも調べたw)

あとがき


 コンドリオン vs ディアルフ

 スピリア vs フシュール

 カレン vs ブラァーザ

 クリシュナ vs フールニィ

 リョーコ vs ウェールザ

 ジャオウ vs オオガはサマァツ

 ナッセ(セコンド:ヤマミ) vs タツサダ(セコンド:タツロウ&アッキー)

 アクト vs ラジュタ

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