139話「闘札回廊編 ~崩壊の秒読み!」
漆黒のピラミッド内部の迷路を縦横無尽と走り抜けて、上の階へ目指していた。
ノーヴェン、ミコト、コマエモンは周囲の28個の【豆腐】を追従させて走っていたぞ。ミコトは「ドロー! 【豆腐】を更に2個出すZE!」と古代決闘をやりながら探検だ。
向かう先に光溢れる入口が見えていて、人影が写っていた。
「拳が熱いぜっ!」
なんとハチマキを額に巻いていて黒いコートを着た少年だった!
しかもその足元には開かれた雑誌が!?
「……あの雑誌は! まさかっ!?」
【古代の爆爆】
闇属性・邪神族・レベル1・決闘力:2500
能力:女忍者などのエロいキャラで子どもの性癖を育てる事ができる。
解説:三〇万年前に出版された雑誌。最初は夢いっぱいでエロもあって子どもの楽しみになっていた。しかし途中からクソ編集長が強引に方針を変えて、人気作家を軒並み打ち切りにして身内のバカを作家にしたりなど愚策を取って衰退させてしまった。現在では廃刊になっている。
「俺は黒須 白だ! 好き勝手やってくれたな! 悪党どもはぶっとばす!」
なんか力んだと思ったら、バチバチッと稲光が迸ってきて巻いているハチマキの両端が浮いていく!
そして黒髪が逆立ってきて目付きが険しくなったぞ!
「我────、怒りん坊!!」
ミコトは「どきNA!!」と吠え、同時に【豆腐】を30個生け贄に捧げて、本物の竜神モンスターを召喚したぞ!
【天竜神ヘヴンズ・オブ・カラミティ(古代決闘ver)】
神属性・竜神族・レベル12・決闘力100000
召喚条件:30個の【豆腐】をこのカードのソウルに入れて召喚可能。
能力:このカードが破壊される場合、代わりに自分はソウルの【豆腐】を10個食べなければならない。
このカードの決闘力は自分の手札の数だけ倍になり、レベルに手札の数だけプラスされる。
解説:九大竜神が一神。天空を統べる竜神。神々の裁きとして天空の雷で悪しき者を討ち滅ぼす。
ドドドドドドドドドドドドドドドド!!
「天竜神ヘヴンズ・オブ・カラミティで攻撃DA! ゴッドDEフォース!!!」
大きな口から稲妻迸る巨大な光線が放射され、黒須 白は「ぎはああああっ!!」と呑み込まれた。
そのまま光線は壁をぶち破って、たまたまいた【邪神巨兵シャドキョウフ】に直撃してボガーンと爆発だぞ!
グラリと体勢が崩れていく!
「今だッ!! 流星進撃────ッ!!」
オレは太陽の剣で渾身の一〇撃を見舞って、シャドキョウフの体を穿ちまくった!!
滅多打ちであちこち部位を粉砕していく!
「ウギャ────────!!」
たまらず、その巨躯はシュウウと煙となって風に流れていった。
二人の黒マントは「剣で邪神を……倒した……!?」と唖然。
ミカちゃんはあんぐり口を開けて絶句。
「よっしゃ! 残り邪神は二体ッ!!」
外壁の穴からミコトは親指を立ててきた。浮遊中のオレも親指を立てた。グッ!
最上階まであと少し、ミコトはデッカい天竜神を追従させて通路を走っていく。しかし長い龍の身のせいで、迷宮は狭いらしくバゴンバゴン掠って破砕していく。
狭い出入り口をミコトが通れば、天竜神も頭から突っ込んでバゴーンと大きな穴を開けていく。
例えるなら、三倍くらい大きくした列車が強引に通っているようなものだ。
バキバキバキバキーン!
「……上層だからマシなのですガ、下手すればピラミッド崩れかねまセーン!」
「引っ込める事はできぬか?」
「既に古代決闘そのものが行われている途中で、ルール上、自分から召喚モンスターを破壊するのも回収するのもできまセーン」
「いささか不安しかないのだが?」
一緒に走っているのだが、天竜神があちこちぶつかって破砕するたびに、グラグラっとするのが大きくなっていくよーな…………?
「扉に攻撃だZE!! ゴッドDEフォース!!」
頑強な巨大な扉に向かって天竜神は雷の光線を吐いてズゴーと貫通させた!
これまた外壁まで打ち破って、たまたまいた【邪神天龍クラヤスクミ】に直撃してドゴーン!
「今だっ!! 流星進撃────ッ!!」
オレは太陽の剣で渾身の一〇撃を見舞って、クラヤスクミの体を穿ちまくった!!
滅多打ちであちこち部位を粉砕していく!
「ギョヘ────────!!」
たまらず、その長身はシュウウと風に流れるように崩れて煙となっていった。
二人の黒マントは「邪神を……二体も倒した……!?」と唖然。
ミカちゃんはあんぐり口を開けて絶句。
「よっしゃ! 残り邪神は一体ッ!!」
外壁の穴からミコトは親指を立ててきた。まだ浮遊中のオレも親指を立てた。グッ!
ミコトはデッカい天竜神を追従させて通路を走っていく。すると立ちはだかる黒マントがいた。
「おのれ! 曲者め!!」
「ここは通させはせん!」
「古代決闘!!」
しかしミコトは走りながら「どきNA!! サンダーDEボール!!」と出力を抑えた雷球を連射して、黒マントを次々撃破していく。
「ぐえー!」「ぐわー!」「うぎゃー!」
そして余波や流れ弾があちこち破壊しまくっていった。連射してる分タチが悪い。
メシメシメシメシメシ……ッ!
「なんか床がベコベコに緩んでいる気がしているのでござるが……?」
「エエ、デリシャスな匂いがしますネー……」
さすがにノーヴェンもコマエモンも青ざめている。
「扉に攻撃だZE!! ゴッドDEフォース!!」
「ちょっと待つでごz……」
頑強な巨大な扉に向かって天竜神は雷の光線を吐いてズゴーと貫通させた!
これまた外壁まで打ち破って、たまたまいた【邪神翼鳥アンコワーイ】に直撃してズガーン!
「今だっ!! 流星進撃────ッ!!」
オレは太陽の剣で渾身の一〇撃を見舞って、アンコワーイの体を穿ちまくった!!
滅多打ちであちこち部位を粉砕していく!
「グワ────────!!」
たまらず、その巨体はシュウウと風に流れるように崩れて煙となっていった。
二人の黒マントは「邪神が……全滅……めつ……めつ……!?」と唖然。
ミカちゃんはあんぐり口を開けて絶句。
「よっしゃ! 邪神は全て撃破したぞッ!!」
外壁の穴からミコトは親指を立ててきた。まだまだ浮遊中のオレも親指を立てた。グッ!
なんか全部同じ倒し方してっけど、気にしないでおこうか。
中でバカでかい天竜神が暴れてたせいで、耐えかねた漆黒のピラミッドはあちこち粉塵を吹き上げながら徐々にひしゃげていくぞ……。
ズズズズズズ…………!
「ありゃあ……」
まだまだまだ浮遊中のオレは呆気に取られたぞ。
本日のカードの紹介!!(この回だけw)
【闘賻】
魔法カード・永続
能力:以下の効果を選択して発動できる。
●モンスターを生け贄に捧げる代わりとして、豆腐一口サイズを1個として、自分は任意の数だけこの場で食する。
●魔法・罠・対抗カードを発動する際に払うコストの代わりとして、豆腐一口サイズを1個としてLPなら10点分、カードなら1枚分として、自分は任意の数だけこの場で食する。
解説:古代より神に捧げられる最高の供物として豆腐が使用されていた。羊よりも何よりも神々に喜ばれたらしい。また悪魔召喚の儀式に捧げるものとして使用されていたらしい。
(マジに考察しないでねw 完全にネタですw)




