表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
137/410

137話「闘札回廊編 ~三大邪神降臨!」

【漆黒のピラミッド】

 フィールド魔法カード

 能力:「邪神(ジャゴッド)」キャラとモンスターはぐ────んと強くなる。

 解説:30万年も前に地下へ封印されていた。黒いピラミッドで闇を醸し出している。奴隷や捕虜99999人を生け贄に建築した。最下層ではとある(ダイ)邪神(ジャゴッド)ダークンが封印されているぞ。


 ついにオレたちは漆黒のピラミッド前へ来ていた。

 ノーヴェン、ミコト、コマエモン、ナッセ四人で威風堂々とドン立ち!

 臨場感を醸し出す疾風が吹き抜けていく!


 ドドドドドドドドドドドドドドドド!!




 その頃、漆黒のピラミッド内部にて怪しげな男たちが会議をしていた。

 長テーブルに等間隔で並べたロウソクの火。いずれの男も黒マントを羽織っていて顔が半分フードで覆われ、口元も影で見えづらい。

 不気味な雰囲気を醸し出す邪神(ジャゴッド)決闘(デュエル)創作士(クリエイター)たちの集い……。ズズズ……!


「クク……! 三〇万年も経っていると、中々に厄介なヤツが出てきよる」

「俺は(シロ)だ! 拳が熱いぜ!」

「ヤバイっすね。古代決闘(コッダディユエ)四天骸(フォーコムロ)(ひま)つぶしにブラックラクダに乗ってザコ狩りを楽しんでたら、よりにもよってヤベーヤツに当たったんですもん。一発よ? 一発で全滅よ?」

「本来なら、この【漆黒のピラミッド】で各階層の門番をやってただろ? どーすんの?」

「……迂闊(うかつ)に外出を許可したのがアダとなったか」


 なんとナッセが一発でぶっ飛ばした黒マントどもは古代決闘(コッダディユエ)四天骸(フォーコムロ)っていう大物だったんだぞ。


古代決闘(コッダディユエ)四天骸(フォーコムロ)

 闇属性・邪神(ジャゴッド)族・レベル8・決闘力:86000

 能力:四人としても扱う。漆黒のピラミッドの各階層を通る際に門番として守る。

 解説:フード付き黒マントで顔も窺えない男たち。三〇万年前ではかなりの実力を誇っており、封印せざるを得ないほどだ。かつて大勢の決闘(デュエル)創作士(クリエイター)を99999人も葬り去ってきた残虐な男たちで恐怖されてきた。つい久しぶりの外出でザコ狩りしてたら、ミイラ取りがミイラになってしまった。

(前話であっけなくやられた為、雑にまとめられた)



「三〇万年もずっとヒキコってたから、外の様子分からんよな」

「かくいう我々もミイラになってズッ寝してたですもん」

「もう少し様子見てからが良かったじゃん!」

「何を言うか! もうケンカ売ってしまったし、今更だ!」

「会話がなげーんだよ!」

(シロ)は静かにしてて!」

「のど渇いた~」


 男たちは後頭部に汗をかく。

 四天王を一発で倒した男をなんとかせねば、事は始まらない。


「止むを得ん! 下っ端とウソついて三大邪神(ジャゴッド)をけしかけよう!」

「そ、それでは!! 大邪神(ダイジャゴッド)を!?」

「あわよくばビビって退いてくれるかもしれん!」

「でもこそこそするのって好きじゃね────んだよな────俺って!」

「いいから(シロ)は黙れ!」

「それでも退かなかったら?」

「復活させるしか手立てはあるまい……、時間稼ぎせねばな!」


「それでは()()小学生のミカちゃんの出番だ! 見た目で騙されること請け合い!」

「三〇万年前に小学生とかないが気にしないでおこうか!」

「うむ」


 ククク……、含み笑いが薄暗い広間に響いた。


「ス──・・」

(シロ)! 指立てて何がしたいんだっ!?」





 足元を砂煙が吹き荒ぶ最中、ノーヴェンとミコトを先頭にオレとコマエモンが追従。

 いつ襲撃が来ないとも限らない。

 ようやく巨大な扉の前までくる。巨人が出入りできそうな圧巻の大きさだ。


「うひゃあ~でっけぇなぞ」



 すると、凄まじい殺気を感知しオレは「危ない!」と叫ぶ!

 巨大な拳が降ってくる!! 瞬時に散開ッ!


 ドゴオオオオオン!!


 砂の飛沫を高々と噴き上げて烈風が巻き起こった!

 オレたちは砂上を滑りながら飛沫を巻き上げていく。そして見上げた。


 なんと漆黒の魔神のようなものが筋肉隆々のような形状で見下ろしている!


邪神(ジャゴッド)巨兵(ギガヘジョ)シャドキョウフ】

 闇属性・邪神(ジャゴッド)族・レベル12・決闘力:120000

 能力:自分フィールドに【豆腐(ドゥフ)】10個が存在する限り、相手モンスターの決闘力は半減される。

 解説:三〇万年前で世界をも恐怖させた破壊の邪神(ジャゴッド)。降臨されれば、踏みしめる度に大地を割り、巨腕振るうだけで嵐を巻き起こす。抗う愚者は粉微塵に打ち砕かれよう。


 ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!


 ノーヴェンたちも口を開けて絶句する!

 到底敵わないとさえ思えるほどの威圧感と殺気! 睨まれるだけで竦む!

 しかし、渦巻く暗雲に稲光が迸ったと思ったら、漆黒の長い身の龍が降りてきた!!



邪神(ジャゴッド)天龍(ヘヴィロヴ)クラヤスクミ】

 闇属性・邪神(ジャゴッド)族・レベル12・決闘力:?????

 能力:お互いの手札・フィールドのカードの数だけ決闘力に30000プラスする。

 解説:三〇万年前で世界をも恐怖させた破壊の邪神(ジャゴッド)。天空を統べる闇の支配者。大邪神(ダイジャゴッド)の怨嗟が如しの轟雷で地上を穿ち、生きとし生ける者を屠らん。


「グオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」


 巨大な龍の顔が口を開けると牙が剥き出しで、咆哮は全てを震撼させる!

 全身を威圧に貫かれるような凄まじい威圧感!

 更の更に大地を割って、深淵の暗黒より漆黒の巨大なクジャクが這い出してきた!



邪神(ジャゴッド)翼鳥(ウチョム)アンコワーイ】

 闇属性・邪神(ジャゴッド)族・レベル12・決闘力:100000

 能力:敵全てに攻撃できる。このカードの決闘力は、フィールドで一番決闘力が高いモンスターの決闘力をプラスした数値になる。ライフを払えば敵全滅。

 解説:三〇万年前で世界をも恐怖させた破壊の邪神(ジャゴッド)。地上を席巻する煌びやかな孔雀王。披露された尾っぽで激怒の業火をばら撒いて、いかなる者をも跡形もなく焼き尽くさん。


「ケシャケシャケシャケシャァ────────!!」


 尾っぽを扇のように広げて灼熱に発光!

 両翼を羽ばたかせるだけで、烈風が吹き荒ぶ!


「きひひ! ビビってるっしょ~!」


 なんと漆黒のピラミッドの出入り口扉の上で黒マントを羽織るチビがメスガキ風に笑っているぞ!

 背後に二人の男が不敵な笑みを覗かせている。

 おそらく三体の邪神(ジャゴッド)を召喚したのだろう。先ほどのブラックラクダの男なぞ下っ端って事か。


 バサッと黒マントを脱ぎ去って宙に放り捨てる。

 なんと小学生くらいの少女が胸を張って「お初にお目にかかります!」とメスガキ風に自信満々と笑んでいたぞ。

 黒髪オカッパで褐色肌で目尻に墨。チューブトップでヘソ出し。

 これまた可愛い!


「ロリだ────────!!!!」


 思わず性癖(せいへき)総動員して叫んでしまったぞ! オカッパでロリにチューブトップに褐色だろ! たまらないぞ!!

 それにヤマミいないからね!(重要)


「ばっちロリのミカちゃんだぞ────!! 我は暗黒大神……」「待った!」


 なんか背後の男に止められた? ボソボソ!

 とは言え、自分からロリだと認めるのに違和感がするぞ……。

 むしろ喜んで「ロリだー」って、()()()()()は絶対言わねぇ。見た目で判断しない方がいいな。男の娘って可能性もあるから要警戒!


 ボソ内容

「暗黒大神官ミカゴレオ様! 下っ端のフリだって作戦でしょ!」

「おい! 本名言うな! この三大邪神(ジャゴッド)使役してんの暗黒大神官の俺……アタシっしょ!」

「下っ端でこんなに強いんだぞ~って脅かさないと、こっちヤベーんすよ!」

「そうそう! バレたら砂上の楼閣でしょ」

「納得いかん……! ロリだけど大神官ってのがいいんだがな」

「そこを何とか!」

「我々組織の存続に関わるっすよ!」


 納得いかなさそうなミカちゃんは「ぬう……」と(野太い声で)唸ってるようだ。


「我々は侵入者を排除する役目を担う門番っしょ! この邪神(ジャゴッド)さえ、て、低級なのだ~! 中にはもっともっとすんごい邪神(ジャゴッド)(ひし)めくっしょ!! も、もうダメでちゅよ!!」


 なんか投げやりっぽいなぁ。

 オレはビッグ太陽の剣(サンライトセイバー)を具現化して、更にボウッとフォースを噴き上げて足元に花畑を広げていって妖精王になったぞ。

 ブオッと周囲に煙幕が吹き荒れたぞ。


「いいぞ? やろうか!」


 ミカちゃんはわざとらしく飛び上がって驚く!


「え??? ええ~~っ?? アイツ変身できんの~!?」

「話違わないっすか!?」

「おい! どうすんだよ! なんか三倍くらい強くなったぞ? ヤベーよ!」


 なんか揉めてるようだけど、まぁいい。

 こんな下っ端に手こずっても仕方ねぇ。ここは……!


「インテリスリー、先へ行ってくれ! コイツらはオレが食い止める!」


 オレは右腕を伸ばして拳から親指を立てた。ビッ!

 インテリスリーはコクッと頷く。ミコトは「奥で待っているZE! 城路(ジョウジ)君!」と言ってきたぞ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ