113話「全国大会 ~超激戦だぞ!⑨」
一回戦なのにジャキガン学院と一進一退の激戦を繰り広げ、共にボロボロの満身創痍となった。
で、拮抗してたので向こうさんはスゲー奥義出してきたぞ!
「ジャキガン学院最大奥義!! アルティメット・フォーメーションΩッ!!!」
マジンガ、ジャオウ、ソージ、ウミノが束ねた極太光線を放ってきたぞッ!!
それに対し────!
「ギャラクシィ・シャイン・ス──パ──ノヴァ────ッッ!!」
こっちも三大奥義が一つ『賢者の秘法』によってオレ、ヤマミ、カレン、チササ、マイシの力を束ねて銀河の剣から刀剣波を放ち、必殺技合戦だー!!
ドッッ!!
互いの光線が衝突しスパークし続けている爆心地から、岩盤が深々と捲れ上がって吹き飛んでいく!
撃ち合っててスパークしている部分から爆ぜてきた稲光が四方八方と飛び散って、あちこち地形を崩していく!
凄まじい余波で地響きと烈風が絶えない!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……ッ!!!
「ぐぐぅおおおおおッ!!」
「おおおおおああああああッ!!!」
撃ち合いの衝突部分がジャキガン学院へとジリジリと押していく!
盛り返そうとマジンガが「踏ん張れ!! 全ての力を出しきれ!!」と檄を飛ばす! だが僅かに迫るスピードが遅くなったぐらいだ!
ウミノが「ラブホ行くんだから────ッ!!」と吠え出し、ソージも「もちろんですねーッ!!」と死力を尽くした!
なんと押していたはずが止められた!? 性欲恐るべしっ!
すると負けじとばかりに!
「ならーァ! この試合に勝ったら、ナッセとラブホだ────ァ!!」
カレンがそんな事を言い出し、ガクッと今度はこっちが押され始めた!
「なんでじゃ────ァァァ!!?」とオレへ振り向いて怒る!
ごめん、ちょっと萎えたぞ……。
さすがに三メートル強の筋肉質大女はタイプじゃない。
じりじりと撃ち合いの衝突部分がこっちへ迫って来る!! ヤバッ!!
「ニットカーディガン着ながらでいいわよ……」
「よし来た────────ッ!!」
ヤマミのひと押しで気力爆発!! 勢いを増して撃ち合いの衝突部分をジャキガン学院へと押し返す!!
オレの脳裏にはニットカーディガン着た色っぽいヤマミでいっぱいだ!!
あんな事やこんな事を────ッ!!
味方なのに焦ったカレンは「アタシはー……」と言い出すが、ヤマミが「やあああああああああああ!!!」と大声を張り出して封じ込めたぞ! ナイスゥ!!
後ろでチササとマイシが少し呆れてた。
ジャキガン学院の方でも、なんとか押し返さないと切羽詰まり!
「竜宮乙姫のまま競泳水着でヤりましょう!」
「これは絶対勝たねばならないですね────────ッ!!」
興奮したソージが気力爆発!! 押し返して拮抗状態へ持ち込んだ!!
マジンガは「はっはっは! これもまた良し!」と笑い、ジャオウは「えー」と若干引いていた!
光線のぶつかり合いは激化して、超高熱プラズマ範囲が徐々に膨れ上がっていく!
もし限界を迎えたら、尋常じゃない超爆発が起きそうだぞ!!
「「うおおおおおおおおおおおおお────ッ!!!」」
それでもお互いは意地とプライドと性欲を懸けて闘志を燃やす!
ニットカーディガンのヤマミぃぃぃぃ!!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴォ…………!!!
ピッと音が鳴って、全てが停止…………!?
誰もが唖然!! まさか時間切れとは────!!
《ここでタイムアッ────プッ!! ゲ────ムセット!!》
ほぼ互角のまま、試合終了……。
暗転して、オレたちは通常空間へと帰還して試合場へ降り立った。歓声沸く観戦客に包まれたまま一息をついた。
審判がこちらへ赤旗をバッと振りおろし!
《この一回戦を勝ったのはアニマンガー学院だぁ────っ!!!》
祝福してくれるかのように歓声の大音響が会場に響きまくっていく!
「「「どわああああああああああああああああああああああっ!!!」」」
「そ……そんな! ラブホへ行けないのか……ねー!」
「あ……ああっ!」
愕然して膝を落としていくソージとウミノ。それにジャオウは呆れる。
「勝手にラブホでも何にでも行け! 負けたらダメとか誰も言ってないぞ」
するとカイガンは血眼で「そもそも負けたのってテメーが私をぶっ飛ばしたせいだろーがッ!」とジャオウに食ってかかる。
それに対して「フン! どうせ結果は変わらん!」とそっぽを向く。
そういや童貞云々でキレたジャオウが光線ぶっぱしてたっけな。
「つーか私まだ能力使ってないのあるんだぞっ! 食らった全ての技を一度だけ再現して放てる『写鏡眼』とか、回数制限を全てリセットできる『難怒眼』とかさー!」
「そもそもMPに余裕があればの話だ。バカめ」
「ぐっ!!」
……判定勝ちらしかった。
どうも時間切れで生き残ったメンバーの数で、勝ちがこっちに転がってたみてーだ。
「フハハハハハハハハハ!!! これは愉快愉快!!」
なんとマジンガは満足そうに大笑い。
突然近付いて来て、オレの手を掴むと上下に揺すって握手握手してきた。
「やはり強い!! さすがは世界大戦の功労者!! この試合、悔いのない戦いができてワシは満足しておるぞ!!」
「ど、どうも……。今回は判定勝ちだったけども」
「こっちも毒を盛ってたからイーブンだ。まぁ気にするな。戦況としてはうぬらが優勢だったから時間制限などなくても我々は負けておっただろうな」
清々しいくらい良い人だな。
「今回は我々の負けに終わったが、今度また闘いたいものだなっ!!」
「うん……」
「フハハハハハハッ!!」
なんか満足げで大笑いし続けていたぞ。
あとソージとウミノがイチャイチャしてハートの嵐を飛ばしている。前以上に熱愛激しくなってねぇ?
あ、また長────い濃厚なキスし始めたぞ。ちゅぱぺろx100億!
……やっぱ場所考えて欲しい。
「さぁ! 帰ったら反省会だ!! フハハッ!!」
やはりマジンガは豪快な男だなぁ……。
みんな堂々としていてサッパリした漢らしい創作士だ。揃って後腐れもなく去ろうとする。
なんかカイガンが喚いている事以外は…………。
「またな!」
オレもスッキリした顔でヤマミと一緒にロビーへ繋がる通路へ帰っていった。マイシもそれに続く。
「納得いかなーァ……!」
不貞腐れたカレンが頬を膨らましているのを、チササが「しょうがねぇだ。諦めてけれ」となだめる。
後に回復したリョーコたちと和気藹々で勝利を喜び合った。
──────こうしてオレたちの優勝で秋季大会は終わった。(唐突)
経緯と結果は次話にて!
いろいろ紹介!
『ジャキガン学院』
夏季秋季ともに全国大会を連覇している強豪校。
クセの強い創作士が多く、それぞれで切磋琢磨と得意な方面を鍛えていく教育方針。
それによる厳しい修練と適切な食事で超スピードのレベルアップを可能にした。
ようやく今回の秋季大会で黒星を付けられた。
『紫香楽マジンガ(暗黒破壊者)』
まるで魔王のような出で立ち。ボサボサで長めの黒髪、好戦的そうな鋭い眼光、三メートル強の大柄な体格。
連覇している王者として相応の風格を持つ。
怖い見た目の割にサッパリしていて面倒見の良いキャプテン。
好戦的な反面、敵味方関係なく心情などを察して気配りもできる器用なお方。
実は彼女がいる。重要!
暗黒化身(家系能力。褐色肌白髪に染まって強くなる)
三日月の幾千刃(実は聖剣。幾千もの三日月の刃を操作する)
サウザンド・エターナルプラズマ(三日月の刃の嵐で敵を粉微塵に斬り裂く)
サウザンドバンドリング・クレセント(幾千もの三日月を集合させた大剣)
サウザンドバリオン・ダイナミックZERO(最終奥義。ただ単純に幾千もの三日月を集合させただけではなく、超振動する事でエネルギーを相乗効果によって増幅させて威力を倍増させる)
威力値:177000(暗黒化身354000)
『塔屋ソージ(剣士)』
小柄な優男。黒髪マッシュ。お坊ちゃんみたいな風貌。二つ名は“闇紋深淵剣”。
手の甲の黒ドクロの『刻印』によって具現化する漆黒の剣が得物。
語尾に「ねー」が多く、驚きの声にすらつく。
実は爬虫類フェチ。密かにトカゲや蛇を愛でて飼っている。
阿修羅の魔獣王。腕を任意の数まで増やせる。
公然キス魔。(人目はばからずキスしまくる)
○腕式(阿修羅の時のみ。腕の数を表す)
残影剣(漆黒剣から、斬撃となる残像を無数出す)
残影扇風剣(周囲に残像斬撃を撒き散らす。人間の場合はキリモミ回転だが、阿修羅の場合は腕だけ移動させれる)
残影五月雨剣(突く事で残像刺突として無数放てる)
残影短冊剣(十字に振る事で縦と横に等間隔で無数の斬撃を交錯させて放つ)
威力値:100500(阿修羅301500)
『朝霧ウミノ(格闘僧)』
銀髪ロング。暖色の橙色と黄色の制服で、長めのスカート。あと貧乳。普段クールな性格だが意外に性欲がある。
チームで唯一の体術オンリー。
変身してなくても銃弾など効かないほど頑丈。
竜宮乙姫の魔獣王。
変身すると爬虫類みたいになるのがコンプレックスだったが、彼氏が爬虫類フェチだったと分かると喜んでエッチできるようになったらしいぞ。
公然キス魔。(人目はばからずキスしまくる)
寿限無(自身を複数に分身させる。本体はどれでもあってどれでもない)
宝貝玉匣(物質世界に存在する対象の経年劣化の概念を封印または開封する)
威力値:100500(竜宮乙姫301500)
『刻劉ジャオウ(暗黒破壊者)』
逆立った黒髪。陰険そうな目付き。あちこちの肌に妙な紋様がある。漆黒の戦闘服。
クールぶってスカしている。
カッコつけているが年齢=彼女いない歴。童貞。気にしている。
邪凶滅殺拳(本家代々伝わる流派。黒炎龍以外にも技が色々ある模様)
全身邪気眼モード(全身に目が無数浮かんで魔力を増幅させる。視覚としては不明)
獄炎・二十頭黒龍装威(二十匹の黒炎龍を身に吸収して、魔力を爆発的に高める起爆剤となるのよ!)
獄炎・黒龍牙(黒炎龍を具現化して放つ。操作して攻撃できる)
獄炎・黒双龍牙(黒炎龍を二匹放つ)
獄炎・九頭黒龍牙(黒炎龍を九匹放つ)
獄炎・百頭黒龍翔破(黒炎龍を百匹放つ)
獄炎・黒龍金蛟剪(二匹の黒炎龍が左右から対象を囲むようにして頭がぶつかり合うと、不可視の斬撃が間で炸裂する)
獄炎・黒龍滅殺砲(握りかけの両手を上下に重ねて黒炎龍の頭を具現化して、光線を撃つ)
威力値:134000(全身邪気眼モード&二十頭黒龍装威402000)
『光眼カイガン(遊撃士)』
大柄な体躯の坊主。数珠を手に合掌して両目を閉ざしている。童貞。
よく嫉妬しているので、よくソージとウミノみたいなリア充を目の敵にしている。
全身に特殊な目を持つ家系能力。
転生眼(額の三つ目。瞳の黒い瞳孔から放射状に十つの突起が伸びる。その数だけ死んでも万全な状態で復活できる)
煌穿眼(両手の掌から光線を繰り出す。攻撃用)
刻縛眼(みぞおちの目。一日一発。放った輪状レーザーに当たった物体の時を十秒だけ止める。消耗が多い)
写鏡眼(両目。自身に食らった技を一度だけ再現して撃てる。なお消耗も再現する模様)
難怒眼(一日三回発動可能。スキルの回数制限をリセットして再使用できるようになる)
泡浮眼(足裏の目。泡の塊を生み出して浮遊できる。泡で爆破する事も可能)
百目眼(全身に目が浮かぶ。魔力を倍増させる)
威力値:87000(百々眼261000)
なお海潮ウオマサと海部トラクジラは退学させられたので紹介から除外。
あと監督は作中では空気なので同じく。




